2004-03-01(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 「9月にパパになる予定です」
9月ということは妻の中の人と同じぐらいだ。はんばあぐさんに親近感を(勝手に)覚える。今の時期はまだ色いろ不安定だから心配が多い。「きちんと勉強しる!!」と指導を受ける日々である。
本日も朝から1件トラブル発生。病院側のコメントでは明日の通院でフォローしてもらえるそうだけれど。
■2 第76回アカデミー賞
11部門ノミネート中、11部門受賞で『ベン・ハー』および世界の頂点に立つためにジージャンを脱いだ『タイタニック』に並んだのか。ピーター・ジャクソンはこれで名実共にジージャンを着たまま世界の頂点へ立つことになった。
■3
『Honkin' on Bobo』
Aerosmithのニュー・アルバム——だけど(色いろゴタクは付いていようが)要はカバーアルバムだ。もうダメぽ? 輸入盤は本日時点で1,561円である。対して国内盤は完全限定盤とやらが2,800円、通常盤が2,400円。目だったボーナストラックは無し(「Jaded」なんて付けられても困るだけだよぅ)。完全限定盤はオマケとかパッケージが凝っているとのこと。溜息。
リンク先のアマゾンのレビューに、
前作「ジャスト・プッシュ・プレイ」も悪くないが、ポップに流れ過ぎてキレもコクも欠いたように思う。
とある。けだし尤も。なので、私も今回のジャック・ダグラス帰還に期待したい。キレとかコクも良いけれど、「濃さ」を是非。
……おっと。なにやらソニーのサイトで全曲ちょっとずつ聴ける模様。
追記
上記を改めて読むと、書き走りすぎているなあ、と思う。「Stop Messin' Around」まで入っているのは、嬉しい反面「え、アルバムに入れちゃうの?」という思いもあって複雑。ここ2年ぐらいか?ベスト盤ばっかり出されちゃってゲンナリしていたところで、「新作」がこれなのか——と。
2004-03-02(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 予定日
概算見積第1弾。9/16、とのこと。エコー写真もだいぶスターチャイルドっぽくなってきた。いつの間にか明日から12週目だ。同時に、4ヶ月目、とも。どういう計算なのだろうか。酔っ払っているので数え方が理解できない。
■2 
X40用英語キーボード
型番91P8319と云うらしい。腹を括って日本語キーボードに馴れることにしていたつもりだった——のだが、このキー並びを見てしまうとやっぱりダメ。スペースバーの長さや、キーボード右半分のピッチが気になって気になって我慢できない。
「ThinkPad X31 英語キーボード換装メモ」で「いまいち宜しくないので少々不安」と書かれていた業者を私も不安にかられながら利用。無事、5営業日程度で到着。メールでの応対も丁寧だった。
換装については、IBMに「ThinkPad/ThinkCentre/NetVista - 部品の取り付け、取り外し (索引)」というページが用意されていて、キーボードや、先日の日記でも話題に出たハードディスクの取り外し方法が載っている。便利な世の中になったものだ。換装作業はスムーズに、数分で完了。ドライバの更新も問題なし。ただ、極めて個人的な問題がひとつだけ。
CtrlとCapsLock, ESCと全角/半角が入れ替わってるなあ
……まったく記憶にないのだが、どうやら私はレジストリレベルでCtrlとCapsLock、ESCと全角/半角キーを入れ替えるようにしたらしい。日本語キーボードで暮らす腹を決めたときだろうか。AltIMEとか起動してなくても入れ替わっている。もはや戻し方がわからない。
Ctrl/CapsLockが入れ替わる分には無問題なのだが、悩ましいのはこれまでの全角/半角キーがあったところに現在鎮座まします逆クォート/チルダ(オーバーライン?)キー。全角/半角キーと比べればタイプするキーだしなあ……でもキートップのプリント通りにするとESCが遠いしなあ……。MetaをESC以外のキーに割り当てればよいのかもしれないが——どうしよう。
とりあえず、ESCと逆クォート/チルダ(オーバーライン?)を入れ替えて使うことにしてみた。時どき押し間違えるが、入れ替えたままのほうがまだマシかな。
英語キーボードのほうがクリック感が深い(?)ような気がする(気のせい?)
微妙な違いかもしれない。気のせいかもしれない。けれど、英語キーボードのほうがThinkPadらしいクリック感のように思うのだが、どうか。
HDDの換装も簡単そうだな
上述の取り外しマニュアルを見ると、HDDの換装はとても簡単そうだ。この場合の問題は、現在のHDDに入っているデータとかをどうするか、だな。イマドキはここらへんの移行も楽チンになっているのだろうか。だとしても奥は深いんだろうなあ……。
2004-03-03(Wed) [長年日記] [Edit]
■1 Windows XPでのキーマップ
「ほんぶちょ日記」経由でキーマップのレジストリの読み方を知る。「CtrlとCapsLockを入れ替えるにはレジストリをこう変更すればよい」みたいな記述はいくつか見つけていた——が、そこで挙げられているものと私のレジストリは全然違うので途方に暮れていたところ。救われる思い。備忘のためにここにも記録しておくことにする。
対象となるレジストリの位置と内容(現状)
先述のページの解説に従って身に覚えのない自分のマシンのレジストリを解読。キーコードの一覧も参考にした。
設定対象のレジストリは HKEY_LOCAL_MACHINE -> SYSTEM -> CurrentControlSet -> Control -> Keyboard Layout -> Scancode Map と。ここでバイナリの値を直接イジるらしい。現在の私の設定値:
0000 00 00 00 00 00 00 00 00 0008 06 00 00 00 29 00 01 00 0010 3A 00 1D 00 01 00 29 00 0018 1D 00 3A 00 39 00 79 00 0020 00 00 00 00
最初の8バイトはヘッダだそうな。次の4バイト(?)は、(ターミネータを含む)エントリ数。私の場合は6なので、5箇所に変更を加えたようだ。エントリ数の後には、キーマップ変更エントリがそれぞれ続く。これは1エントリあたり4バイトで表現するようだ。「機能->キー割当」という関係をそれぞれ2バイトで記述する*1ので、1組あたり4バイト。これに従えば上記バイナリはすなわち:
- 0029(全角/半角)機能を0001(ESC)キーに
- 003A(CapsLock)機能を001D(左Ctrl)キーに
- 0001(ESC)機能を0029(全角/半角)キーに
- 001D(左Ctrl)機能を003A(CapsLock)キーに
- 0039(Space)機能を0079(変換)キーに
- ターミネータ(0000 0000)
きっちりレジストリレベルで変更をしていた……。どうやら5番目のキーマップ変更は私なりの「スペースバーを返せ運動」のつもりのようだ。確かに変換をスペースキーと間違ってタイプしまくっていた記憶はある。しかし、この割付を行った記憶はさっぱり甦らない。
左CtrlキーにESC機能を割り当ててみる
以下のように変更:
0000 00 00 00 00 00 00 00 00 0008 03 00 00 00 01 00 1D 00 0010 1D 00 3A 00 00 00 00 00
- 0001(ESC)機能を001D(左Ctrl)キーに
- 001D(左Ctrl)機能を003A(CapsLock)キーに
CapsLock機能が無くなっちゃったけど、使ったことないし構わないだろう。で、肝心のESC機能は左Ctrlキーに割り当ててみたが……ビミョウ。馴染めなかったらまた考えよう。
追記
これを書いている間に入れ替え人氏からもツッコミ。どうにかキーマップは自らの制御下に置く事が出来るようになりました。
*1 Windowsのバイナリはリトルエンディアンなので、キーマップの記述は下から積んでいく模様。
2004-03-04(Thu) 今でなくいつ闘うのか [長年日記] [Edit]
■1 a Ryuhei Kitamura Film よりも……
話題としては少し遅れたが『ゴジラ FINAL WARS』。なによりもゴジラが「スター」であるゴジラシリーズで、監督名がタイトルの上に書いてあるのは珍しい。ファイナルだの最終作だのは、今回が初めてではない。狼少年。
肝心の内容だがYOMIURI ONLINEによれば:
過去の人気怪獣を10頭以上、登場させるなど
と。『怪獣総進撃』か……。最後だからかね? 怪獣は良いとして、SY-3は出るのだろうか。それはどうでもいい。それよりも、同記事に掲載されている富山省吾プロデューサーの談話。これが呆れちゃう:
(ゴジラ映画はここ2作、観客数が減少傾向にあるのは)様々なキャラクターが登場するアニメやゲームが人気を集める中、ゴジラ映画が怪獣特撮ものの魅力を出し切れないでいるのが理由ではないか。
プロデューサーの言葉とは思えないな(sigh)。そこで:
むしろ、『惑星大怪獣ネガドン』に期待したい
HIHO BBS経由で知る。自主制作のフルCG怪獣映画。特報が新海誠作品関連コンテンツもあるMANGAZOOでホスティングされているのも納得のデキ。特報を観ずとも(とはいえ観たほうがいい!!!)、ポスター(フルサイズを見よ!)とそのアオリからこの作品の熱い思いが伝わってくるではないか:
- 昭和百年(2025年)、火星より極悪怪獣襲来!迎え撃つは日本科学の結晶、超巨大ロボ!
- 今でなくいつ闘うのか
2004年秋完成予定だそう。画面サイズもシネスコ。北村ゴジラとの対決が楽しみだ。失われた怪獣魂は、きっとここにある。今でなくいつ闘うのか。
2004-03-05(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 お好み焼き
激しく粉モノが食べたくなる。妻からは「チヂミでどうよ?」と提案されたのだが、に無理言って、近所のもんじゃ/お好み焼きの店へ突撃——予想以上のダメっぷりに愕然とする。チヂミとかパジョンにしといたほうがよかった……。二度と行かないぞー。
お好み焼きしか注文してないのにもんじゃ用のヘラを持ってくるんだもんなー。これは私に、お好み焼きを極小サイズに刻むかあるいは箸で食えというのか、箸で。
また、東京ではお好み焼きを自分で焼かされる。店の人には頼まないと焼いてもらえない。今日の店は店の人がどうも信用できない雰囲気だったので頼む気はなかったけれど。卓にマヨネーズもなかった。別途有料だったのだろうか。面倒で訊く気も起こらなかったが。
多少マトモなお好み焼きを食べようと思ったら今のところは109シネマズ木場の入っている、イトーヨーカドーの鶴橋風月に行くしかないのだろうか(風月なので、とん平も食べられる)。風月が暫定ランキング1位という自分の引出の貧弱さもまた情けなし。
東京中を探せばもっと美味い店はあるのだろう。だが私はお好み焼きは気軽においしく食べたい。錦糸町あたりで美味いお好み焼きを食べられたら最高なのだが。どなたかご存知ありませんか、そんな店。
■2 数え方:インデックスは0から始まる。
カウントは0週0日からで、1ヶ月は4週間か。酔っ払っていたとはいえ、オフ・バイ・ワン・エラーとは……_|‾|○
2004-03-06(Sat) [長年日記] [Edit]
■1
『スクール・オブ・ロック』@パナソニックセンター
夏冬の祭でもないのに有明。試写状の代わりにケータイに表示したQRコードを使ったり、座っている椅子の座布団(新品)がお土産だったり、というちょっと変わった試写会。上映前には施設案内のPV(5分ぐらい)が流れたり。
さて本編。誰に向けてつくっているのかが今ひとつハッキリしない——ジャック・ブラック(1969年生まれ)と同世代向けなのか、あるいはバンドメンバーである小学生たち(1990年代前半生まれ。好きなアーティストは? クリスティーナ・アギレラ!!)向けなのか。いずれの世代ではないが、幾ばくかロックの洗礼を受けてはいる私はポジション取りが微妙。
お話はあたかもクライマックスありきでそこから逆算して話を組み立てられているかのように、なにもかもが一直線に何ら挫折することなくクライマックスへ収束していく。ジャック・ブラックはキーポン・ロッキンなボンクラの偽教員ではある。これはいい。が、問題はもう一方の主役達、彼のバンドのメンバーとなる小学生たちだ。
彼らは小学生ゆえか屈託もないのだが、同様に葛藤も抑圧も蹉跌もない。だってエリートなんだもん。実際には、葛藤はなくもないのだが、そこはあくまでサラリと。ちんたら描いてたらクライマックスに間に合わないしな。すべてはクライマックスのために!!
デブだろうが華僑だろうが家庭の躾が厳しかろうが——金持ちで英才教育を受けた超高偏差値私立に通うご子息ご令嬢達である。祝福されるべき存在である。それでもロックなのか、と思わなくもないのだが、クライマックスはすべての起点なだけに見応え十分。おお、アンガス・ヤングと化したジャック・ブラックの勇姿よ!!
ジャック・ブラックはアンガス・ヤングと化さなくても見ているだけで面白いと思うし、頑張って演奏するものの、劇中では披露されきれてない小学生バンドの面々のテクニックは、長回しワンカット撮り(?)のエンドクレジットで堪能可能と、映画は最後の1秒まで楽しめる。でもなあ……。
ちなみに、映画がメッセージとして伝えんとするところは『映画秘宝』2004年1月号のp.45にてウェイン町山が例によって見事にまとめているのでそちらを参照。Stick to the man!! ——って、これを読んでサントラを聴いたら、あるいは映画は観なくても良いかも……。
日本のチラシよりサントラのジャケのがいいな、と思ったのでリンクはそちら。ゴールデンウィーク公開、の予定。
■2 「百聞は一見にしかず:シンポジウム『クリエイティブ・コモンズ』」
あれ。当選したみたい。メールが来た。
2004-03-07(Sun) [長年日記] [Edit]
■1
『スモール・ソルジャーズ』
観るとはなしに観る。公開時以来だが、良い映画であることを再確認。いずれDVDを買っておきたい。なんでまた……と思っていたら『ルーニー・テューンズ: バック・イン・アクション』がもうすぐ公開なのか。観たいなあ。ブレンダン・フレイザーはすっかり人ならぬものとの共演俳優だな。
追記
DVDのジャケはちょっとミスリーディングなわけだが、そこがまた良いね。結果的にジョー・ダンテ節になっている。
■2
『あの頃ペニー・レインと』
ロケンロールつながり、というわけでもないのだが。1973年。既にロックは死んでいた。 原題『Almost Famous』に対して邦題をこうもってきた担当者はイイ仕事をしたな、と思う。
静謐な雰囲気があって悪くない。サントラもあまりロケンロールではない。けれど、私には長く感じられた123分。キャメロン・クロウ君には興味ないしな。ケイト・ハドソンの奇跡とも呼ぶべきおでこと、孤高のフィリップ・シーモア・ホフマン(出番少ない)を眺めて過ごすのみ。と書きつつも、デラックス・ダブル・フィーチャーズなるDVDの特典映像は観てみたかったな、と複雑な気持ち。
それにしても、である。ケイト・ハドソンがすごい。後光すら感じられた。これが全盛期(だよね?)の理力というものか。クイーン・オブ・不思議ちゃん。
2004-03-08(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 更新スタイルの実験
3月に入ってから、少しスタイルを変えてみようと実験中。日付よりも記述を優先するスタイルを試している。
このスタイルでは、日記を更新する日時と、更新対象となる日付がズレたとしても、あくまで更新対象日に思ったこと/やったことを記述する。 たとえば、この文章を書いているのは3/11の木曜日(日記を更新する日時)であり、更新対象日は3/8、といったぐあい。
それぞれの日付の更新は、howmに保存している日付ごとのメモファイルの記述をベースにしている。
で。3/8分のファイルが無い。ファイルが無いのでこの日に何があったのか思い出せない。なぜ3/8分の日付毎ファイルが作成されなかったのかも思い出せない。たった3日前のことなのに。
あるいは電網時間では3日も前のこと、であって記述するには古すぎる、ということなのかもしれない。いずれにせよ、やはり私がこうした律儀なスタイルで更新することは無理のようだ。心がけても、押し通すことはせず、これまで通りだらだら続けるのが一番、ということだな。
2004-03-09(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 Subversion 1.0
ぐずぐずとapt-get updateを先延ばしにしていたのだが、ゆえあって遅ればせながらSubversionを1.0にした。 ついでにかわいくない陸亀SVNも1.0に。
関連リンク
既に色んなところで取り上げられているけれど、僭越ながら私からも未見のCVS管理者/ユーザは目を通しておくことをオススメします:
- 「なんでCVSじゃいけないの?/なんでCVSなんか踏襲するの?」
- 「CVSユーザのためのSubversionガイド」
- 「Subversion 批判に対する反論」
- 「Subversionによるバージョン管理(日本語訳)」
CruiseControlってSubversionに対応してるんだ……。そして、MavenにはCruiseControlプラグインもあるのか。
damagecontrolはそこらへんは今どーなってるんだろう。
2004-03-10(Wed) セクションの帰社日。そして呑み会 [長年日記] [Edit]
■1
「オブジェクト指向では現実世界をモデル化する」って最初に言い出した奴は誰だ!
を経由して、Bobおぢさんのウェブロ。 『DDD』も久しく積読のまま。でも今は『PofEAA』の制覇が先だよな……。
ちなみに『DDD』はForeword by Fowlerなので、ファウラーならば読まずともコレクターズ・アイテムとして一冊もっておきたいですね。
番組の途中ですがニュースです:
ファウラー来日、だそう。4月に20日間、日本に滞在か。今年の桜は早いらしいので、間に合うかなあ。新宿御苑はblikiで募集している「日本庭園」に入るのか微妙だな。
Fowlerタンは食通(living on the culinary edge)らしいが、うどんは好きかなあ。
2004-03-11(Thu) [長年日記] [Edit]
■1 2004年のさくらバザー@インド大使館は3/28開催予定
10:00〜15:00、なくなり次第終了、とのこと。
ソース:
- 「Cheaps 国際交流情報」
- 「かえるのBBS エスパラ&Frog's Blog」(791)
■2 アジャイル 求人
そうやって検索してしまう気持、心の底から同意できる。魂が共感する。 誰だかわからないけれど、願わくばあなたにとって善き就職先の見つからんことを。
2004-03-12(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 妻が風邪を引く
薬などは飲めないので辛そうである。なので、前にいた会社の後輩から声をかけられていた呑み会を結局キャンセル。そもそも今日は仕事的に参加については雲行きが怪しかったのだが、こういった事は声をかけてもらえるうちが華。参加したかったし、しておくべきだった。だが仕方あるまい。またの機会を楽しみにしよう。
さくらバザーの日程について、インド大使館に電話しないのはズルい、と詰られた。
■2 Another HTML-lint
ただのにっきが100点だったので、何年ぶりかに自分のところも試してみたら、50点に届かず。すぐに直せる範囲で修正したのだが、それでも79点。プラグインの吐くHTMLで良くない部分もありそうな感じ。
W3CのValidatorでは一応Valid。
2004-03-13(Sat) [長年日記] [Edit]
■1 「Indian Movies Club PARTY!! Vol.1」@科学技術館サイエンスホール
「Biwi No.1 & The Hero DVD国内発売記念試写」である。3,800円で『Biwi No.1』か『The Hero』の日本語字幕付DVDがオマケでついてくる——ってどっちがオマケなのかよくわからないが、そういうイベント*1。上映の合間に松岡環女史のトークとか生演奏の催しもあり。
今回は、こうしたイベント開催に対する支持表明ということで参加してみた。会場ではインド方面っぽい方がたはあまり見かけなかったように思うが、クリケットの印パ戦とぶつかったからだとか。へぇ。
『ラジュー出世する』 (プロジェクタ上映/ビデオ)
懐かしい。それにしても松岡サンは素晴らしく良い仕事をしたものだ、と思う。字幕も好きだが、邦題が良い。どんな話かかいつまんで申し上げるならば、ラジューが出世する話。全く過不足が無い。インド版『君も出世ができる』とも呼べるか。
主役のお二人もさることながら、私にとってはつくづくもこの映画はジャイことナーナー・パーテカルと彼の太鼓に尽きるのだった。いまだに日本語版のDVDはリリースされて無いようだが、NPO法人インドセンターは何やってんだろう。
『Biwi No.1』 (プロジェクタ上映/DVD)
♪みーり びーうぃー なんばるわん♪ これまた懐かしい。あったなあ、偽ミッキー*2。 タイトルの「Biwi」は「妻」の意味だそうで。モデルと不倫の恋に落ちた旦那を妻が取り戻そうとする話。ただそれだけ、なのだが当然147分だ。
字幕無しで観ていると、カリシュマ・カプールの所業の数かずが「え、なにそれ?!」って感じだったのだが、日本語字幕がついた状態で観ても、やっぱり「え、なにそれ?!」だった。
個人的にはコメディにサルマン・カーンはどうかと思う(時どき出すカン高い、「ウヒッ」みたいな声がキモイ)。その点、アニル・カプールは素晴らしい。個人的にあの下ぶくれたヒゲヅラが好きなのか、単にたくさん観ているからなのか、画面に映るだけでホッとする。「今夜は俺に歌わせろ」だったっけか……並みいる無駄に豪華な俳優陣(マジに豪華な人もカメオで登場!!)のなか、結局作品の最もおいしいところをさらっていくのも、アニル・カプールなのだった。びーうぃー なんばるわーん!!
ところで、インド映画では夫婦祭(カルワチョート)のネタをよく見かける(ネタとして使いやすいからだろうか)が、見るたび面白い風習だなあ、と思う。今でもインドの奥様方は旦那の長寿を祈って一日断食をするのだろうか。
『The HERO』 (未見:プロジェクタ上映/DVD)
DVDのプロジェクタ上映だし、座布団を忘れたのでケツは痛いし、何よりも妻の具合が心配。お土産DVDは本作を選択したので、帰宅。家路の飯田橋で高はしの中華そばを喰らう。
松岡女史のお話では、製作費約5億ルピーで、興行成績は2〜3億ルピーと、底抜け超大作の予感。DVDの到着が楽しみである。
次回以降に期待すること
DVD発売記念の2作品はともかくも、『ラジュー』はフィルムで上映して欲しかった。今後も、旧作であればなおのこと、フィルムで上映してもらいたい。公共施設のホールの硬い椅子に座ってプロジェクタ上映のDVDを休憩時間無しに観るんだったら自宅で観たほうが快適だ。まあ、自宅だとインド方面の方がたと一緒に観る、という楽しい体験はできないわけだが、それでも、ねえ。
2004-03-14(Sun) [長年日記] [Edit]
■1 『アマゾン無宿 世紀の大魔王』@中野武蔵野ホール
買収したパチンコ店の都合で(?)、閉館が先に延びたらしい中野武蔵野ホールにて。私はあと何回来れるだろうか。
本編中ではタイトル表示以外にはアマゾンも大魔王も出てこない、 看板に偽りありの作品だが、それを補って余りある面白さだよ、セニョール。エクスプロイテーション(使い方あってますか?)。映画の内容については、裏モノ日記の2003年8月31日(日)のエントリを参照されたい。
観客の一部に箸が転げても笑いそうなイキオイの自由丘武蔵野館によくいたタイプの客が混入していたようだが、観てよかった。 『ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども』も観たいのだが、こちらは平日なので行けないな……。
タイトルの「無宿」って60年代の流行語だったのだろうか? 寺山修司もよく「ほげほげ無宿」と書いていた。親指無宿とか競馬無宿とか。
青葉でつけ麺を食べて帰ろうと思ったら、行列がすごかったので、山頭火でお茶を濁して帰宅。まだ妻は具合が悪そうである。
■2 JRuby 0.7.0
Ruby 1.8.xに対応すべく動きだした模様。期待期待。
2004-03-15(Mon) [長年日記] [Edit]
■1
『Agile Project Management : Creating Innovative Products』
Jim Highsmithの新刊。Amazon.comの記述によれば2004/03/29発売予定。格調高いと評判のハイスミス先生の英文も、312ページならどうにかなるかなあ。翻訳情報求む。
Back Cover Copyのアオリをテキトウに訳してみるテスト:
さてここにお届けしますは、業界の第一人者による、あなたが次のプロジェクトでAPMを利用するために必要な知識とリソースの集大成。 我らがJim Highsmithが提示いたします——なぜアジャイル・プロジェクト管理(APM)がすべてのマネージャの道具箱に加えられるべきなのか? プロジェクトマネージャがアジャイルなアプローチに対して抱く疑問を徹底解決。解説は体系的。APMフレームワークの5つのフェイズでご紹介いたします。そして、すべてのプロジェクト関係者に役立つ明確で実証済みのツールをご覧に入れます。本書に含まれる内容は:
- アジャイル・プロジェクト管理(APM)の6つの原則
- 創発する新しいプロダクト開発技術(emerging new product development technologies ??)をいかに利用するか
- 顧客を、彼らが従事するところのプロジェクトの中心に据える
- 適応型チームを編成し、プロジェクトの「生態系(エコシステム)」の変化に素早く対応する
- どういったプロジェクトが APM の恩恵を受けられるか——あるいは受けられないか
- APM の5つのフェーズ: Envision(ビジョンを描く)、Speculate(よく考える)、Explore(探検する)、Adapt(適応する)、Close(終了する)
- APM のプラクティス。プロダクト・ビジョンボックスとプロジェクト・データシートもあるよ
- アジャイル環境であなたの PMI*1スキルをレバレッジする
- 大規模 APM で大きなプロジェクトやチームもどんとこい
- あらゆるプロジェクトマネージャ、チームリーダー、そしてチームメンバーにオススメ
*1 Project Management Institute
■2 妻は引き続き風邪
まだ仕事にいける程は回復してないようで、大事をとって休み。産婦人科医曰く、漢方なら大丈夫とのことだが、彼女は断固薬を飲むことは拒否している模様。2004/03/12の記述に対して、tshimodaとはんばあぐさんから暖かいお言葉をいただきました。ありがとうございます。「見知らぬ人から『お大事に』とはなかなか言われないよ!」と妻も喜んでおります。
2004-03-16(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 オレはそれを「Dependency Injection」と呼ぶね
ソフトウェア・エンジニアリング界のみうらじゅん、Fowlerタンの記事を無謀にも翻訳:
kdさんが「訳すことにしますた」と書いた時点で、8割方終わっていたので、レビューをお願いした。URL通知も他の記事の翻訳に相乗りさせてもらった。かたじけない。早くも原文からリンクが張られているな。みんな仕事が速いなあ。
もちろん、誤訳の指摘などは大歓迎です。たくさんありそう……。
■2
『別冊映画秘宝 実録殺人映画ロードマップ』
監修・柳下毅一郎。
『エレファント』の公開日もいよいよ2004/03/27に決定か。
『アイデン&ティティ』(ティティ!!)は結局は大当たり、だったのかな?
■3
『創発—蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク』
スティーブン・ジョンソン著、山形浩生訳。殺人ムック目当てで書店に寄ったら平積みだったので捕獲。
ハイスミスの『適応型ソフトウェア開発』以来、アジャイルソフトウェア開発==複雑適応系は定説なので楽しみである。
まだ「序」しか読んでないが、21世紀はすでに複雑適応系を解明するところから創り出す段階にあるそうな。ほぅ。
本書には毎度おなじみの「訳者あとがき」が見当たらないようだ。寂しい。
■4 Understanding Layouts in SWT 日本語訳
「yet another 自分用メモ」の中の人による。素晴らしい。 先日、以前はあった日本語訳が無くなっていることに気づき、泣きながら読んだのだが、もう泣かなくて済む。
ところで「yet another SWT RSSViewer」の新しい置き場所は見つけられたのでしょうか。ダウンロードできるようになる日を楽しみにしています。
2004-03-18(Thu) [長年日記] [Edit]
■1 Dependency Injection 要約: 「キスを卒業したら……」
うえやんの日記でのまとめ。記事本体は長くて読んでらんない、という多忙な方は、翻訳記事冒頭の概要(とできれば「まとめ」も)を読んで、さらに「キスを卒業したら……」を読めば、本文は読んだも同然。記事の概要とまとめでは言及されていないが、見逃せない重要なポイントがフォローされている。
ちなみに「キス」とは PicoContainer 開発チームによる IoC Dependency Injection 説明資料の groovy なメタファ。
この資料はma2さんによる日本語訳(pdf, ppt)が存在する。こちらも IoC Dependency Injection についての簡にして要を得た説明で、オススメ。
この「GirlはBoyにキスしたい」ネタは『Web+DB Press Vol.19』で縣さん("No, the respect is mine.")が「軽量IoCコンテナでスマートにいこう! PicoContainer 」で、IoC Dependency Injection コンテナとして PicoContainer を紹介するにあたっても参照されている。
■2
『毎日かあさん カニ母編』
「さいばらりえこの毎日かあさん」の単行本。遠からず親になる予定の者としてはマストだよね、普通。というわけで妻に買わせる。
■3 アツイのにどっちも追えてない
サーバの引越(自宅引取り)を考えているので、そのときに——と思っているのだが、いつになるやら……。
2004-03-19(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 UMLフォーラム2004 コンファレンス(有料):C-1
タイトルがすごい。一句詠んでいる*1:
UML、MDAとSOA
最初は川柳だと思ったのだが、kdさん曰く、MDAとSOAは「季語」だと。なるほど。「2004年」の季語だな。buzz word haiku。
*1 講師は日本人じゃないけど
■2
はじめての独り夜すみた
独りで夜すみたは初めてではないか。あまりゆっくりもできなかったので食べたのは昼メニューと変わらないのだが。ビール(小)、おでん(大根、平天)、かしわざる++*1、揚げ玉ぶっかけ(温)。
二玉に挑戦は久びさだったのでお腹が苦しい。
*1 画像の右方に緑色の天ぷらがっ!!あと、見づらいけど筍天も混入している。
■3 「マネージャのためのDDDガイドツアー」
マネージャが『ドメイン駆動設計:ソフトウェアの核心にある複雑性に突撃!』(DDD)を概観するためのガイド・ツアーが書籍のWikiにあるのを今頃発見。最大4時間25分以内で攻略可能!!……ってネイティブの話だよなあ。1回目はこのルートで読むことにしよう。
ここで言うマネージャってのはプログラマ進化の最終形態としてのマネージャかなあ。damn!
2004-03-20(Sat) [長年日記] [Edit]
■1
『かっこいい! カメ』
本邦カメ飼育界のチャンピオン、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)の案内で、内容も水棲種が中心なのは仕方ないか。リクガメはオマケ扱いなのがちょっと寂しい。ヘルマンリクガメは特筆すべき特徴もないのでギリシャリクガメにまとめられちゃって出番なし。
姉妹品は『かわいいウサギ』の模様。
■2 「ICCシンポジウム:クリエイティブ・コモンズ」
予約成功メールも来ていたので『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』を見学しにオペラシティまで行ってみた。内容は「dSb::digi-squad*blog」のエントリが素晴らしくまとまっている。のでそちらを参照。
天候やら心身の具合やらで、自分の心構えもいまひとつだったからか、行ってきました、動く山形・レッシグ・Joiを見ました。おっとmhattaさんだよ、以上の思いもなく。
ひとつだけ挙げるならば、思ったよりも成果はまだ出てないなあ、という印象。「中長期的には(CCの考え方が)勝つだろう」とJoiだかが発言していたが、知的財産爆撃で焼け野原になる前にCCは世界を救えるのだろうか。
質疑応答でのmhattaさんの苛立ち(にみえた)はそこらへんとも関係しているのではないかな、と思った。他、質疑応答は全般的にちぐはぐな印象。
デジタルコモンズは、CCPLの管理システムのいち実装という程度に受け流したほうがよさそうな。いかにも研究所の実証実験デモシステムでござい、といった風体だったし。
新宿で寄り道してルミネ地下のSunday Brunchでケーキをお土産に買って帰る。値段だけあって美味い。元気がでた。
2004-03-21(Sun) [長年日記] [Edit]
■1
『イナフ』
Jlo(ジェイロー!)によるドメスティック・バイオレンス・クラブマガ・サスペンス。クラブマガは嘘です。出てきません。Jloなのにクラブマガでも無く、サンフランシスコで黒人に習うのにジークンドーでも無い。残念。
物語のエモーションの起伏はハリウッド映画というよりはボリウッド映画に近いと思ったのだが、どうか。
■2 妻に「ウェブログって何?」と訊かれる
この日の話じゃないけど。「今までのウェブ日記と何が違うのか。ウェブ日記みたいなので金儲けできるのか。仕事でウェブ日記のホスティングとはおめでてーな」と(要旨)。ヤー、我が家にもウェブロ論争がやってきた。
「ISP、ポータル各社が物凄い勢いでBLOGに参入している件について」
これを読めばバッチリだ。
2004-03-22(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 Bloglinesに引越し
やっぱりどうも SharpReader とはソリが合わないので、引越を決意。SharpReader から OPML をエクスポート -> Bloglines にインポート。
フォルダのネストが巧く取り込まれなかったが、移行完了。SharpReader の吐く OPML が悪いのか、Bloglines のインポートが悪いのか。まあ、どっちでもいいや。subscription じたいは無傷だったし。
UI は悪くないし、未読管理もできる。思っていたよりも快適。
■2 Sleipnir の URL 取り込みスクリプトに howm エントリ形式を用意
どんどん localhost に引きこもっていきますな。出力はこんな感じ:
= <ページタイトル> <URL> [timestamp]
'='とタイムスタンプはC-c , c で挿入されるので、スクリプトには不要。
とにかくどんどん溜めていって、おもむろに C-c , g でhowmメモをgrep。ああ便利。
VBScript って、改行の出力は '& vbCrLf' なのねー。
2004-03-23(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 クリエイティブ・コモンズとGPL/LGPL
GPL/LGPLにもRDFメタデータが用意されていたとは知らなんだ。
残念ながら、現時点では日本語訳はされていない模様。勿体ない。
私には今のところノウアスフィアの共有地にお返しできるようなものは何にもないのだけれど、bliki_jaでの日本語翻訳文書をCCPL(Creative Commons Public Lisence)にした|というのは興味深い。問題がないのなら(日和見ですな)、マネしたい。
2004-03-24(Wed) [長年日記] [Edit]
■1 コード=カタで目指せ達人プログラマ [1]
「カタ其の一: スーパーマーケットでの価格設定」をお届けします。
つくづくカタの練習が足りないのは自分じしんだなあ、と思う。昨日はHTMLをパースして書式を変換する、というだけなのにネストした要素の取り回しにハマっていたり。修行が足りなさすぎ、である。
おまけ情報
オブジェクト倶楽部のサイトに/favion.icoが設定されました。
2004-03-25(Thu) [長年日記] [Edit]
■1 bliki_jaのライセンスについて
CCをつけると不自由になるような気がするのは何でだろう。CCがなかったときはあんなに無邪気だったのに。
「自由は無料ではない(Freedom is not free)」ということなのだろう、たぶん。
以下は「bliki_jaにおけるWikiの著作権」についての勝手な思い込み。:
bliki_jaの意義はまずもって「Fowlerのウェブロを日本語で愉しめる」である。だがしかし、 それと並ぶ——あるいはそれ以上の意義がある:「Wikiを利用したコラボレーション翻訳コンテンツ」だ。 コラボレーションの結果であるbliki_jaでの翻訳が、コラボレーションと親和性の高い(とされる)CCPLで ライセンスされる。いいな、と思う。
「大人*1」 にはCCPLに同意してもらったうえで協力してもらえばよいのではないのかと。同意してこそ大人だ。 なんなら更新画面にdisclaimerを出すとか(これはちょっとイヤかな。大人っぽくない)。
翻訳成果物の頒布については、Wikiをホスティングして精力的に更新を続けているkdさんの意向が尊重されて然るべきだと思う。 この考えは甘いのだろうか。でも、同意しかねるけれどblikiの翻訳をしたい、というのであれば他ライセンスで頒布する 翻訳コンテンツを用意すればいい。bliki_jaがblikiの独占排他翻訳権を有しているわけではない(はず)。言うだけ番長はもうたくさん。
*1 ややこしいので「たいじん」とでも呼ぼうか。あるいは「ターレン」?
■2 ruby-tidy
拡張ライブラリなのか? 使い方がわからない……。
TIDY = '/usr/bin/tidy'
xhtml = `#{TIDY} -asxhtml #{input_file} 2> /dev/null`
xml = REXML::Document.new(xhtml)
これでお茶を濁してみた。ま、いいか。
■3 とにかくたくさん
と「かくたにさん」は似ている。
2004-03-26(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 『Lightweight Language Magazine』
雑誌コードも書いてあるからAmazonでは買えないのかな。今年も開催する予定、というのは嬉しい((8/7、8/8の2日間開催!!)。参加者アンケートの結果が、1位がPerlで2位がRubyというのが面白い。
■2 「プログラミングと体力」
「バカが征く」経由。「体力」の足りなさを痛感している今日この頃。日々の時間の使い方と集中力の問題もあるな。
2004-03-27(Sat) [長年日記] [Edit]
■1
『Apple M9460J/A iPod 15G(2004) Mac & PC』
買っちゃった。ケースは後回しにしようと思ったんだけど、やっぱりケースが要るなあ。裏面が指紋でギトギトだ。
徒歩にて音楽を持ち歩くという体験は10年ぶりぐらいか。日常の演出。『キル・ビル Vol.1』のサントラでいつもの家路は殺伐とし、マーヴィン・ゲイで果てしなき通勤経路もメロウになる。BGMを脳髄に直接叩き込むことで風景が一変するこの感覚。すっかり忘れていた。甦る思春期の身体記憶。それも良し悪し。
2004-03-28(Sun) [長年日記] [Edit]
■1
さくらバザー@インド大使館
千鳥が淵周辺は、満開一歩手前といった感じ。満開は週明けぐらいではなかろうか。ではあるが、人出がすさまじい。 九段下の駅からどうにか大使館にたどりついたが、バザー会場も前庭をメインに展開しているので、人だかりでもう何が何やら。 来年は作戦を考えないとキビシイな(っていくつもりかよ)。以下、戦利品:
- チキンカレー(with ライス)
- BATAYA VADAなるじゃがいもの揚物。「インド風コロッケ」と解説されていた。
- ガジャル・ハルワ(GAJAR HALWA)。にんじんでつくったお菓子。不思議な甘さ。
- 謎の食べ物。名称失念。スナックっぽいもの。ベビースターみたいな麺を混ぜているので歯応えが面白い。生タマネギが効いていた。妻は「コシャリに似ているね」と言っていた。
- チキンカレー(with ナン)
- タンドリーチキン
- チャイ


■2 PofEAA読書会(2)
読書会
やはり2時間は短い。あと自己紹介が長すぎたかも。1人あたりの持ち時間を決めて、時間が来たら打ち切り、というのが良いのかも。5〜10分程度だといいな、と思う。
発表方法も悩ましいですね。洋書だから余計に難しい。自分が担当だったらどうしていいかわかんないもん。ただ、呑み会での皆さんのはっちゃけっぷりを見るに、参加者同志の丁々発止に重きを置けると、もっと面白くなりそうな予感がする。
資料については、takaiさんのものは章全体を見通せて、すごくわかりやすかった。いわゆるレジュメ、になるのかな。項目見出し+本文中の引用というスタイルが嬉しかった。kdさんのものでは、PofEAA本文との対応がとってあって参照しやすかった。また、関連URLの内容が調べてあったのが嬉しかった(自分はズボラしていたので)。
読書会では本文は適宜参照で、参加者に対しては取り上げる章ぐらいにはあらかじめ目を通しておいてね、と要請してもいいのかも(強制する必要はないと思うが)。 日本語の書籍ならその場で全部読み上げる、というのも全然悪く無いと思うんだけど、洋書だと(人によっては)キビシイかも。少なくとも、私が発表する身になったと考えると、キビシイ。
呑み会
本編よりも時間は長かったり。個人的にはもっと早々に退席するつもりだったのだが、なんか途中で妙な電波を受信し始めてしまったようで(酔っ払ってなかったもんな)、気が付いたら調子に乗ってベラベラしゃべっていた。ヘタレはあまり大きな声で喋るべきではないのだ。反省。予定より遅くなって、妻にも迷惑をかけてしまった。
ceptさんとは初対面だったのだが惚れちゃうなあ。D・D・D!! D・D・D!! それと、個人的にdotさんってすごくキュートだな、と思ったことは内緒です。
次回以降も期待age
上ではグダグダ文句みたいなことを書いているけれど、意識の高い人たちの集まりに混ぜてもらうのは、士気高揚という面でも嬉しい。次回はいよいよO/Rマッピング。これまでは読み飛ばしていた章なので、これを機会にちゃんと読んでおこう。
その他雑感
自己紹介のコーナーで、「Web Presentation」の章に期待している人が複数名。私には意外だったが、自分の認識のほうがおかしいのかもしれないな。クライアント側って課題満載だもんな。
2004-03-29(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 Seasar勉強会のお知らせ@4/10
4/10(土) 14:00〜、か。行けるかな。
追記
申し込み先: http://www.starlogic.jp/pukiwiki/?Seasar%A4%CE%A4%AB%A4%E9%A4%B5%A4%EF%A4%AE
■2
eaaCatalog2hiki
PoEAAのオンライン版パターンカタログをHikiスタイルっぽく変換して、PofEAAのHikiを爆撃するスクリプトを書いた。一種のDoSクライアントだな。 ともあれ、これでカタログの雛形は全部揃ったので、パターンカタログは日本語化しちゃってください。ヤッヂマイナー!!
ちなみに、『Rubyアプリケーションプログラミング』の書影を貼り付けているのは、 tidyを外部コマンドとして利用して、標準入出力経由でデータをやりとりするのに参考にしたので。 UNIXプログラミングの基礎がなっちゃいない私には大変参考になった。
ちなみにスクリプトでのデータの流れは html -(tidy)-> xhtml -> REXML -> Hikiフォーマット -> HTTP POSTで爆撃。REXMLは今回はじめて触ったのだけれど、取り回しが楽でイイね。
2004-03-30(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 MDAと鷗(かもめ)鳥
「ご覧!」かれは叫びました。「鷗だ! ずいぶん陸の奥まで飛んできたな。かれらはわたしの驚きで、わたしの心を騒がす種なのだ。わたしはペラルギアに来るでは、生涯で一度もかれらに出会ったことがなかった。ペラルギアで、船を相手の戦いに赴こうとする時わたしは空中で鳴く声を聞いた。その時わたしははたと立ち止まって中つ国の戦いを忘れた。悲しげに鳴くその声がわたしに海のことを語りかけたのだもの。海! ああ! わたしはまだこの目で海を見たことがない。しかしわが種族の者ならばだれの心にも奥底深く海への憧れがひそんでいる。これをかきたけることは危険なのだ。あなあわれ、鷗鳥よ! 橅(ぶな)の木の下でも、楡の木の下でも、わたしは二度と心の平穏を味わうことはないだろう」
——『指輪物語/王の帰還(上)』
2004-03-31(Wed) [長年日記] [Edit]
■1 客先常駐終了
終わりに来てバタバタしてしまったのが残念だが、ともあれ。明日からは自社に復帰(のはず)。家路のBGMは『王の帰還』。俺たちにとっては「王」と言ったらエレスサールではなくセオデンなわけだが以下略。このサントラ、ミナス・ティリスの曲だけはほんと素晴らしい。
明日からはSI現場復帰か。ブランクが久しいけれど、大丈夫かしら。
■2 中野武蔵野ホール、2004/05/07をもって閉館
ついに確定か……。
■4
『マトリックス レボリューションズ 特別版〈2枚組〉』到着
発売日より早かったような。サントラがイイんだよな「世界の終わり」が来そうでドキドキする——と妻に言ったら、アホかと一蹴。
一児の父となろうとする者の自覚には欠けてるよな。たぶんiPodが悪いんだよ。精神状態がつい思春期モードになっちゃうから。
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










○ kdmsnr [あと、裸足。]
○ はんばあぐ [だいたい同じですね。私も親近感おぼえて読んでました。いろいろ心配ですからね。同級生になるので、よろしくです。]