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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2004-03-25(Thu) [長年日記]

■1 bliki_jaのライセンスについて

CCをつけると不自由になるような気がするのは何でだろう。CCがなかったときはあんなに無邪気だったのに。

「自由は無料ではない(Freedom is not free)」ということなのだろう、たぶん。

以下は「bliki_jaにおけるWikiの著作権」についての勝手な思い込み。:

bliki_jaの意義はまずもって「Fowlerのウェブロを日本語で愉しめる」である。だがしかし、 それと並ぶ——あるいはそれ以上の意義がある:「Wikiを利用したコラボレーション翻訳コンテンツ」だ。 コラボレーションの結果であるbliki_jaでの翻訳が、コラボレーションと親和性の高い(とされる)CCPLで ライセンスされる。いいな、と思う。

「大人*1」 にはCCPLに同意してもらったうえで協力してもらえばよいのではないのかと。同意してこそ大人だ。 なんなら更新画面にdisclaimerを出すとか(これはちょっとイヤかな。大人っぽくない)。

翻訳成果物の頒布については、Wikiをホスティングして精力的に更新を続けているkdさんの意向が尊重されて然るべきだと思う。 この考えは甘いのだろうか。でも、同意しかねるけれどblikiの翻訳をしたい、というのであれば他ライセンスで頒布する 翻訳コンテンツを用意すればいい。bliki_jaがblikiの独占排他翻訳権を有しているわけではない(はず)。言うだけ番長はもうたくさん。

*1 ややこしいので「たいじん」とでも呼ぼうか。あるいは「ターレン」?

■2 ruby-tidy

拡張ライブラリなのか? 使い方がわからない……。

TIDY = '/usr/bin/tidy'
xhtml = `#{TIDY} -asxhtml #{input_file} 2> /dev/null`
xml = REXML::Document.new(xhtml)

これでお茶を濁してみた。ま、いいか。

■3 とにかくたくさん

と「かくたにさん」は似ている。

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(2004-03-26(Fri) 01:34)

すんまそん<元祖


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