2002-03-03(Sun) [Edit]
■1 移転決定
来客の日曜日。しばの編物の先生であるところの色白眼鏡っ娘に居間で教えを請うている。それを尻目に私はkakutani.comの移転に向けた業者選定と申請。先週Network SolutionsにFAXした、管理者メールアドレス変更願が受理されたことを受けて、やっと動けるようになった。教訓:プロバイダの変更前にはドメイン管理者メールアドレスの確認を忘れないこと。
他、ACCA提供の富士通ルータのファームウェアのアップデートとか、窟用メールサーバの構築。
2003-03-03(Mon) [Edit]
■1 output_rdf.rbにパッチ
凡ミス込みのパッチがだいたい取り込まれている。ChangeLogにクレジットもあって嬉しかったり。
文字列中にダブルクォーテーション(")がたくさん出現する場合は%Q(%q)で区切り文字を変えるのはRubyイディオムなのだが、いつまでたっても身につかない。が、今回で恥かいたから、これからは大丈夫……だと思う。UnitTestを書かないからこういうことになるんだよな。
近頃(というか今さら)death:RSSに興味を持ってきている。今回の作業のおかげでやっとRSSが身近なものになってきた。もうちょっとRSSはhogeってみたいところ。
■2 キムチ君マンセー
角谷家で欠かせない食材、キムチ。本来ならば鶴橋か新大久保(または川口あるいは東大泉)に行って調達すべきなのだけれど毎度毎度そういうわけにもいかず、お取り寄せのみにて暮せるほど我われは優雅ではない。
なので、スーパーなり生協なりで調達するしかないのだけれど、パッケージ売りのキムチは当たり外れが大きい。スーパーのパッケージ売りのものはブランドもよくわかんないし、第一いちいち覚えてられない。けれど、ハズレのキムチ(やたらと唐辛子だけが入っていて、辛いだけのもの)は引きたくない。
そんなとき、ハズレを引かぬためのよすがとなるのが、パッケージにこのキャラクターがプリントされているかどうか。角谷家では敬愛の念をこめて「キムチ君マーク」と呼んでいる。 読者諸兄(って町山でgoogleしてくる人間以外にいるのかナゾだが)も機会があったら試されてみてはいかがか。
先日、生協で注文したキムチもこのマークがついていたので購入してみたら、果たせるかな、おいしい。単に辛いだけでなく、微妙に甘さもあり(ってやっぱり辛いんだけど)、辛さ自体も、喉を通したあとに長く引きずらない。白菜の間にちゃんとツブツブ(なんて云うんだっけ?)が紛れ込んでいる、といったおいしいキムチの条件を果たしているのだった。
2004-03-03(Wed) [Edit]
■1 Windows XPでのキーマップ
「ほんぶちょ日記」経由でキーマップのレジストリの読み方を知る。「CtrlとCapsLockを入れ替えるにはレジストリをこう変更すればよい」みたいな記述はいくつか見つけていた——が、そこで挙げられているものと私のレジストリは全然違うので途方に暮れていたところ。救われる思い。備忘のためにここにも記録しておくことにする。
対象となるレジストリの位置と内容(現状)
先述のページの解説に従って身に覚えのない自分のマシンのレジストリを解読。キーコードの一覧も参考にした。
設定対象のレジストリは HKEY_LOCAL_MACHINE -> SYSTEM -> CurrentControlSet -> Control -> Keyboard Layout -> Scancode Map と。ここでバイナリの値を直接イジるらしい。現在の私の設定値:
0000 00 00 00 00 00 00 00 00 0008 06 00 00 00 29 00 01 00 0010 3A 00 1D 00 01 00 29 00 0018 1D 00 3A 00 39 00 79 00 0020 00 00 00 00
最初の8バイトはヘッダだそうな。次の4バイト(?)は、(ターミネータを含む)エントリ数。私の場合は6なので、5箇所に変更を加えたようだ。エントリ数の後には、キーマップ変更エントリがそれぞれ続く。これは1エントリあたり4バイトで表現するようだ。「機能->キー割当」という関係をそれぞれ2バイトで記述する*1ので、1組あたり4バイト。これに従えば上記バイナリはすなわち:
- 0029(全角/半角)機能を0001(ESC)キーに
- 003A(CapsLock)機能を001D(左Ctrl)キーに
- 0001(ESC)機能を0029(全角/半角)キーに
- 001D(左Ctrl)機能を003A(CapsLock)キーに
- 0039(Space)機能を0079(変換)キーに
- ターミネータ(0000 0000)
きっちりレジストリレベルで変更をしていた……。どうやら5番目のキーマップ変更は私なりの「スペースバーを返せ運動」のつもりのようだ。確かに変換をスペースキーと間違ってタイプしまくっていた記憶はある。しかし、この割付を行った記憶はさっぱり甦らない。
左CtrlキーにESC機能を割り当ててみる
以下のように変更:
0000 00 00 00 00 00 00 00 00 0008 03 00 00 00 01 00 1D 00 0010 1D 00 3A 00 00 00 00 00
- 0001(ESC)機能を001D(左Ctrl)キーに
- 001D(左Ctrl)機能を003A(CapsLock)キーに
CapsLock機能が無くなっちゃったけど、使ったことないし構わないだろう。で、肝心のESC機能は左Ctrlキーに割り当ててみたが……ビミョウ。馴染めなかったらまた考えよう。
追記
これを書いている間に入れ替え人氏からもツッコミ。どうにかキーマップは自らの制御下に置く事が出来るようになりました。
*1 Windowsのバイナリはリトルエンディアンなので、キーマップの記述は下から積んでいく模様。
2005-03-03(Thu) [Edit]
■1 達人プログラマーの本棚:『Agile Web Development with Rails』
大変なことになっているシリーズの最新タイトル『RailsでアジャイルWebアプリ開発』がアナウンスされた。Dave"達人"Thomas御自ら書き下ろし 。200頁ぐらいと手軽なのもいい。
"About This Book"ではAjaxへの言及も忘れていない。言及しているだけっぽいけど(そりゃそうだ)。2005/06/05発売予定。
Web開発の新しいアプローチ
- 洗練されたWebアプリケーションを迅速かつ容易に構築するために、
- インクリメンタルかつイテレーティブな開発スタイルを採用してユーザの望むWebアプリを作成し、
- 定時に家に帰ろう。
「(業務アプリ開発は)もうJavaやのうてええがな」という私の予言が成就する日も遠くない(はず)。
RailsがDebian unstableにやってきた
「生きてま」経由:
$ apt-cache show rails Package: rails Priority: optional Section: web Installed-Size: 3660 Maintainer: Adam Majer <[email protected]> Architecture: all Version: 0.10.0-1 Depends: ruby (>> 1.8), ruby (<< 1.9), rake, libtmail-ruby1.8 (>> 0.10.7), libyaml-ruby (>> 1.8.2), rdoc (>> 1.8.2), libtest-unit-ruby (>> 1.8.2), libdrb-ruby1.8, libsoap-ruby1.8, libxmlrpc-ruby (>> 1.8) Recommends: libwebrick-ruby1.8, irb (>> 1.8) Suggests: libapache-mod-ruby Filename: pool/main/r/rails/rails_0.10.0-1_all.deb ...
を。0.10.0だ。Dependsをみるかぎりではgemsも要らないのかな?
2010-03-03(Wed) [Edit]
■1 竹内郁雄先生最終講義
The Timeless Way of Programming. 無理矢理だけど、行ってよかった。"道はnilを生ず、nilはアトムを生じ、アトムはS式を生じ、S式は万物を生ず"。無為。
初めての人のためのLISP[増補改訂版]
翔泳社
¥ 3,129
私は『ビューティフルコード』の竹内預言と『パターン、Wiki、XP』に触発されて 去年のデブサミ2009で『時を超えたプログラミングの道への道』というトークをしたのだけれども、ほんとまだまだ精進が足りないなあ。楽しむ。地を這うような仕事をすら楽しい、と思えるか。
ビューティフルコード (THEORY/IN/PRACTICE)
オライリージャパン
¥ 3,990
パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
技術評論社
¥ 2,394
それから『ガベージコレクションのアルゴリズムと実装』がついに発売の運びとのこと。おつかれさまでした。
最終講義の帰り道に
自分の2008年11月のtweetを思いだしたのだった。
- 「すなわち、MatzがLispからlambdaを盗んで人類に与えた後、ゼウスは人類が神々より強くなるのを恐れ、人類に災厄をもたらそうと謀った。そのためDHHにActiveSupportを作らせ、Rubyistに贈り物として与えた。」
- 「MatzはRubyistに警告したが、Rubyistは聞かずActiveSupportを妻とした。のちにActiveSupportはゼウスから与えられたオープンクラス(ruby2rubyとする説もある)を開け、その中にあったメタプログラミングを解き放ったという。
文化英雄としてのMatzという話は、このあと、"The Ruby revolution is over","The Ruby Revolution, take IIへと続きます。
○ no6v [The Ruby revolution is overの方は↓でしょうか。 http://merbist.com/2..]