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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2004-03-15(Mon) [長年日記]

■1 Agile Project Management: Creating Innovative Products (Agile Software Development Series)(Jim Highsmith) 『Agile Project Management : Creating Innovative Products』

Jim Highsmithの新刊。Amazon.comの記述によれば2004/03/29発売予定。格調高いと評判のハイスミス先生の英文も、312ページならどうにかなるかなあ。翻訳情報求む。

Back Cover Copyのアオリをテキトウに訳してみるテスト:

さてここにお届けしますは、業界の第一人者による、あなたが次のプロジェクトでAPMを利用するために必要な知識とリソースの集大成。 我らがJim Highsmithが提示いたします——なぜアジャイル・プロジェクト管理(APM)がすべてのマネージャの道具箱に加えられるべきなのか? プロジェクトマネージャがアジャイルなアプローチに対して抱く疑問を徹底解決。解説は体系的。APMフレームワークの5つのフェイズでご紹介いたします。そして、すべてのプロジェクト関係者に役立つ明確で実証済みのツールをご覧に入れます。本書に含まれる内容は:

  • アジャイル・プロジェクト管理(APM)の6つの原則
  • 創発する新しいプロダクト開発技術(emerging new product development technologies ??)をいかに利用するか
  • 顧客を、彼らが従事するところのプロジェクトの中心に据える
  • 適応型チームを編成し、プロジェクトの「生態系(エコシステム)」の変化に素早く対応する
  • どういったプロジェクトが APM の恩恵を受けられるか——あるいは受けられない
  • APM の5つのフェーズ: Envision(ビジョンを描く)、Speculate(よく考える)、Explore(探検する)、Adapt(適応する)、Close(終了する)
  • APM のプラクティス。プロダクト・ビジョンボックスとプロジェクト・データシートもあるよ
  • アジャイル環境であなたの PMI*1スキルをレバレッジする
  • 大規模 APM で大きなプロジェクトやチームもどんとこい
  • あらゆるプロジェクトマネージャ、チームリーダー、そしてチームメンバーにオススメ
Tags: 新刊

*1 Project Management Institute

■2 妻は引き続き風邪

まだ仕事にいける程は回復してないようで、大事をとって休み。産婦人科医曰く、漢方なら大丈夫とのことだが、彼女は断固薬を飲むことは拒否している模様。2004/03/12の記述に対して、tshimodaとはんばあぐさんから暖かいお言葉をいただきました。ありがとうございます。「見知らぬ人から『お大事に』とはなかなか言われないよ!」と妻も喜んでおります。


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