2003-03-06(Thu) [Edit]
■1 『Bowling for Columbine』
またも電撃でTSUBONOさんが東京に来ていたので(2003/03/02のエントリ)、ちと公式サイトを見てみたところ、DVDが出るらしい。特典は:
- オーディオ・コメンタリー(!!)
- 削除されたシーン
楽しみである。日本で発売されるのはまだ先だろうなあ。
うーむ。昨日は映画もDVDも一緒にしちゃえと書いたが、やっぱり個人的にはDVDと映画とカテゴリは別だなあ。TV放映とレンタルと劇場とをどうするかはまだ悩ましいが、そんなに利用しないしね。……って最近は映画も観てないが。
■2 台南担仔麺@水道橋
先日挑戦しようとしたら定休日だったので、再び。日替ランチAは鶏肉と野菜のオイスターソース炒め。炒飯もしくは白飯はおかわり自由、水餃子食べ放題(早い者勝ち)、スープ、担仔麺(プレーン)が付いて、700円+税。満腹。
2004-03-06(Sat) [Edit]
■1 『スクール・オブ・ロック』@パナソニックセンター
夏冬の祭でもないのに有明。試写状の代わりにケータイに表示したQRコードを使ったり、座っている椅子の座布団(新品)がお土産だったり、というちょっと変わった試写会。上映前には施設案内のPV(5分ぐらい)が流れたり。
さて本編。誰に向けてつくっているのかが今ひとつハッキリしない——ジャック・ブラック(1969年生まれ)と同世代向けなのか、あるいはバンドメンバーである小学生たち(1990年代前半生まれ。好きなアーティストは? クリスティーナ・アギレラ!!)向けなのか。いずれの世代ではないが、幾ばくかロックの洗礼を受けてはいる私はポジション取りが微妙。
お話はあたかもクライマックスありきでそこから逆算して話を組み立てられているかのように、なにもかもが一直線に何ら挫折することなくクライマックスへ収束していく。ジャック・ブラックはキーポン・ロッキンなボンクラの偽教員ではある。これはいい。が、問題はもう一方の主役達、彼のバンドのメンバーとなる小学生たちだ。
彼らは小学生ゆえか屈託もないのだが、同様に葛藤も抑圧も蹉跌もない。だってエリートなんだもん。実際には、葛藤はなくもないのだが、そこはあくまでサラリと。ちんたら描いてたらクライマックスに間に合わないしな。すべてはクライマックスのために!!
デブだろうが華僑だろうが家庭の躾が厳しかろうが——金持ちで英才教育を受けた超高偏差値私立に通うご子息ご令嬢達である。祝福されるべき存在である。それでもロックなのか、と思わなくもないのだが、クライマックスはすべての起点なだけに見応え十分。おお、アンガス・ヤングと化したジャック・ブラックの勇姿よ!!
ジャック・ブラックはアンガス・ヤングと化さなくても見ているだけで面白いと思うし、頑張って演奏するものの、劇中では披露されきれてない小学生バンドの面々のテクニックは、長回しワンカット撮り(?)のエンドクレジットで堪能可能と、映画は最後の1秒まで楽しめる。でもなあ……。
ちなみに、映画がメッセージとして伝えんとするところは『映画秘宝』2004年1月号のp.45にてウェイン町山が例によって見事にまとめているのでそちらを参照。Stick to the man!! ——って、これを読んでサントラを聴いたら、あるいは映画は観なくても良いかも……。
日本のチラシよりサントラのジャケのがいいな、と思ったのでリンクはそちら。ゴールデンウィーク公開、の予定。
■2 「百聞は一見にしかず:シンポジウム『クリエイティブ・コモンズ』」
あれ。当選したみたい。メールが来た。
○ たらこせる [担仔麺で炒飯って油飯とは違うのか?]
○ かくたに [フツーの炒飯でした。あれは油飯じゃないと思います。牛肉すじ肉かけ飯となんてのもありました。]
○ TSUBONO(A.K.A.酔呆庵) [や、どぉも。今回の上京はめおと旅でございまして。単独行の際にはまた、お付き合い願えれば幸いです。 「窟」関係の寄り合..]
○ かくたに [恵比寿の開拓っぷりなど、不相変、小粋な夫婦っすね。また機会がありましたらよろしく。]