2004-02-01(Sun) [長年日記] [Edit]
■1 『王の帰還』先売チケット@109シネマズ木場
ちょっと寝坊して木場まで並びに行くと、行列が階段まで伸びている。結局、1時間30分ほど立ちっぱなしで並んで、18:45の回のG列を確保。
『:Revolutions』の先売でもそうだったが、映画サービスデイの土日に大型作品の先売をする神経が理解できない。1月中(1/31)に売ることは、戸田ナズグルを擁するアングマールの魔王ヘラルドから禁止されていたのか? サービスデイで対応窓口を一つしか用意できないなら、整理券配るとかできないのか。列の誘導も疑問。当日券の販売と間違えて並んびそうになっている人も少なからずいた。逆の人*1はいなかっただろうか。
109シネマズはWebサイトはリニューアルしたものの、チケットをネットで押さえることもできないみたいだし。錦糸町精工舎跡の再開発が完了すれば行くことはまず無くなるだろうが、グランドオープン予定が2006年5月とあってはまだしばらくは足を運ぶこともあるだろう。不本意だが。
*1 当日券の列を先売の列と間違えた人
2004-02-03(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 X40でクイック起動が保存されない現象との第一種接近遭遇者は他にもいる模様
クイック起動 お名前:Carlo 2004/02/02(月) 16:46 私も困ってます。。。 ある時、windows update + ThinkPad の utility update + VPN 関連ソフト導入、 とかやったら同じ症状が。。。(なので原因が良く分からなくなってしまった!) 解決策知ってる方がいたら教えてください。。。
私の環境でVPNは使っていないので、Windows UpdateもしくはThinkPadのユーティリティ? でも、タスクバーの挙動なのにIBMのユーティリティが関係するのかどうか。どっかのレジストリとかイジればどうにかなるとかそういうレベルの話ですらないのかな……依然、謎は謎のまま。
■2 RSSリーダーをSWT/JFaceで自作する試みが挫折する過程を淡々と記録するよ:1日目
はてなアンテナに200件リミットがかかる前からボチボチとSharpReaderを使っている。悪くないのだが、しっくりこない。様ざまな思惑や野心あふれるRSSリーダーツールもあるようだが、私が欲しいのはシンプルなものなので、つくってみようかと思い立つ。競合はRSSOwlか? 強敵だのう。
せっかくなのでEclipse3.0M6でやってみよう——ライブラリが色いろ変わっててわけわからん。2.1.2+日本語で挑戦。……GUIアプリをつくったことないからコンポーネントのレイアウトで撃沈。
Eclipse.orgの記事、「SWTのレイアウトを理解する」って確か日本語訳があったと思うのだが、Unknown Hostになってしまう。
動けばいいんだからSashFormとか気の利いたのを使わなければいいか……。
(続く?)
2004-02-04(Wed) [長年日記] [Edit]
■1
『Java World CD-ROM年鑑2003』
定期購読で入手した昨年分にはXML Worldが収録されていなかったので、雑誌本体は捨てられない罠だったのだが、今年分にはXML Worldの記事も収録されているっぽい(いま酔っ払っているのであるいは勘違いかも)。
追記
CD-ROMの年鑑ディレクトリの下にやはりXWディレクトリがあった。収録されているな。昨年分にはXWディレクトリは無い。
■2 MeadowのNetInstallにtdiary-modeとhiki-modeが追加
「暮らしの業」経由。hiki-mode.elがNetworkInstall Packageに追加 された、ということでMeadowのsetup.exeを起動してみたら、tdiary-modeもネットワーク経由で取ってこれるようになっていた。これから試してみるつもり。
2004-02-05(Thu) [長年日記] [Edit]
■1 これが、俺たちの21世紀なのか……
自由が丘武蔵野館の閉館に続いて、(公式にはまだ出ていないようだが)裏モノ日記の2004/02/04の記述によれば:
快楽亭の師匠から久しぶりに電話。なんと、中野武蔵野ホール閉館、とのこと。日本映画の興行収入が過去最高になった、とマスコミは浮かれているが、その影で、若い映画クリエイターには発表の場を与え、古い映画ファンには滅多に観られない作品を上映し、と、地道に映画文化の土台を支えてきた、こういう小上映館がなくなっていく。寂しい。ちょっと閉館記念特集の企画に関わってほしい、という話。
……。
昨年のデータを見ても邦画の地盤沈下は止まっていない模様。増えるはシネコンばかりなり、である。哀しいけれど、これが俺たちの21世紀なのね——。
職場が遠いとか言い訳しているとまた小屋が潰れるかもしれない。いつまでもあると思うな、親と映画館。
■2 『ロード・オブ・ザ・リング』三部作連続上映イベント@東劇、だって
『旅の仲間』と『二つの塔』の特別拡張版+『王の帰還』。終了予定翌朝9:30(!)。『王の帰還』の上映開始予定が午前6:00とはこれまた強気な。東劇も頑張ってるなー。
2004-02-06(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 RSSリーダーをSWT/JFaceで自作する試みが挫折する過程を淡々と記録するよ:2日目
泣きながら「Understanding Layouts in SWT」を読む(他にやんないといけないことあるのに。逃避)。FormLayoutとやらはよくわからんが、それ以外のLayoutの考え方はなんとなくわかってきた。productionレベルのコードではGUI部品のロジックと見た目は分離して記述するのかな……どうやるのかは先人のコードで研究するしかないか。
想像力の欠ける私には『Java GUIプログラミング (SWT編)』ではレイアウトについては理解できない——というか、すぐ飽きちゃって読みすすめられない。退屈。
4月に私は知らない出版社から『The Definitive Guide to SWT and JFace』なる書籍が出版されるようだが……。詳細待ちか。
2004-02-07(Sat) [長年日記] [Edit]
■1 『ピーター・ジャクソンの指輪物語:王の帰還』@109シネマズ木場
「『王』といったらセオデンだろう?」派としては概ね満足な出来。ただ、その他に自分としては決定的だと思っていたシーンの幾つか存在していなかった。……それについては複雑な気持ち。旗*1は? サウロンの口は? 「いとしいしとおおぉぉ」は*2? ——そして、吟遊詩人は?
前二作からすると「PJはDVDに頼りすぎ」という批判もむべなるかな、といった趣だし、今回も劇場版は明らかにズタズタで忙しすぎる。特別延長版を観るまでは最終的な判断は下せない。今日のところはアモンン・ディンの烽火とミナス・ティリス(七層!!)とペレンノール野の空撮な引き画(妄想していた以上にたくさんのショットが!!)に免じて許す。あとセオデンね。剣の日ぞ、赤き血の日ぞ、日の上る前ぞ!!
2004-02-08(Sun) [長年日記] [Edit]
■1 日曜出勤する妻にあわせて一旦起床したものの、昨晩入手した『王の帰還』のパンフを読みながら(案の定)昼すぎまで再び眠ってしまって鬱。あらゆる予定が狂う。パンフには我らが柳下毅一郎が寄稿しており、そこには「ジージャンを着たままだって世界の頂点に立つことができるのだ」と書かれていた。溜飲の下がる思い。
ごそごそ起きて、御茶ノ水のレプタイルショップでバートホールドの照明器具を補充。今年に入ってバスキングライトが2つもイカれる非常事態発生。ついでに紫外線灯もそろそろ紫外線効果がなくなっているだろうから交換。熱帯動物ではないだろうから、紫外線はやや控えめでフルスペクトルライトにしてみた。が、バートホールドは総じて日光浴が足りてないので、多少紫外線は強めでもよかったのかも。
久びさに丸香で釜玉を食べようと、行ってみたがシャッターは下りていた。残念。
しばし御茶ノ水界隈をうろうろして、『UNIX USER』2004年3月号げっと(「yet another自分用メモ」経由)。妻とアキバで待ち合わせて帰宅。帰宅後、お茶して日暮れまで眠ってしまう。鬱。
晩飯を食べながら、ゴールデングローブ賞の授賞式を見る。結果は既報の通り、受賞内訳は作品(ドラマ)、監督、音楽、主題歌、と。役者置いてけぼり。ピーター・ジャクソンのスピーチは相変わらず礼儀正しい。
サントラ&主題歌がダブル受賞。観たあとにサントラを聴いてみると(というか映像付きで聴けば)、どちらも封印するほどは悪くないな、と印象を改める。
特別延長版DVDではエンドクレジットにもクリストファー・リーは登場するのだろうか。
2004-02-09(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 『恋人はスナイパー<劇場版>』だってよ
テレ朝/東映という布陣からなにやら二匹目のドジョウを狙っている感を抱いてしまうが、それは穿った見方か。『ゼブラーマン』を観にいけば特報ぐらいは拝めるだろうか。原作が『華麗なる誘拐』になっている。おっと、我らが阿部チャンも出ている。
ところで、サイトトップのイメージでは、肝心の水野美紀はどれ? 小さく蹴っているひと?
■2 たらこせるからのTrackBack
『王の帰還』サントラへのTrackBackだと思うのだけれど、新規2発についてはTrackBackリンクを辿っても記事にたどり着けない。加えて、以前いただいたものもページが無効になっている。以上、お報せまで。
2004-02-10(Tue) [長年日記] [Edit]
■1
『The Art of Computer Programming Volume1 Fundamental Algorithms Third Edition 日本語版』
私は確実に「TAOCPなんかを入手するよりも前にアルゴリズムの初歩を勉強した方がいいんじゃない」な者だよなあ……。
「読まなくてもいいから本棚に置いとく価値のある本」だそうで(真に受けてどうする)、出版後の評判を日和見的に待ってからでも遅くないかも。
書泉ブックタワーには例によってフライングの実物が置いてあったのだけれど、版型がデカイ……。デカくて紙質も良いので書き込みするには向くかもしれないけれど、持ち歩いて電車で読むのは辛そう。
2004-02-11(Wed) [長年日記] [Edit]
■1 『君も出世ができる』@ラピュタ阿佐ヶ谷
日本経済がまだ高度成長だった時代。俺たちの21世紀とは違って、田舎—都会—アメリカの関係がねじくれていない時代。そして日本映画がまだマサラ映画だった時代。古き良き時代の……(使い方、、これでいいんだっけ?)
アヴァン・タイトルから観る者を惹きつけてやまないフランキー堺の動きとともに流れるは、谷川俊太郎と黛敏郎の手になる伝説のタイトルソング!!!——♪できーる、できる君も!出世がでっきるぅ〜♪
趣向を凝らしたオープニング・クレジットを楽しんだ後に展開される本編は、「出世」を軸に出演者みな全編これ歌って踊って、恋をする。をを、爆発するエモーション!人間讃歌!
巨大な東和観光オフィスでの「アメリカでは」、深夜の丸の内?銀座?での101匹リーマン大行進。当時の日本映画の底力を垣間見る。といっても、通常作品の2倍の製作費を投じたにもかかわらず、当時の興行成績は奮わなかったそうだけれど。
ひとつだけ残念なのは、この世界は100分で終わってしまうこと。休憩時間を挟んで3時間あってもいいのに。
2004-02-12(Thu) [長年日記] [Edit]
■1 「PofEAAを読みに談話室滝沢へ行こうオフ。」
私も「ファウラー」の端くれなので、是非ぜひ参加したい。 『PoEAA』は買うだけかってNarrativesの途中まで読んでほったらかしだし。滝沢のホスピタリティのもと、Folwerタンを読書会。贅沢なひととき。
翻訳って、わりと最近に始まったんじゃなかったっけ。ソース失念につき、妄想かもしれません。
2004-02-13(Fri) [長年日記] [Edit]
■1
『:Revolutions』日本先行発売(04/02)
(それなりに)当たったのは日本だけ、みたいだし当然の措置かと。
それはさておき、2枚組2,500円という強気な価格設定はもはや数の暴力。安いのは喜ばしいのだけれど、こうも安いと人の足下を見ているとしか思えない東宝のDVDを買う気が一向に起こらなくなる。嬉しいやら哀しいやら、複雑な気持ち。
遂に来た『スター・ウォーズ』旧三部作DVDの日本版情報はまだか。
■2 どっちのコード・ショー
JavaでStringBuffer bufがあったとして、これをStringに変換する際は、一般的には:
String str = buf.toString();
なのか。
String str = String.valueOf(buf);
は邪道?
2004-02-14(Sat) 生後2ヶ月の赤ん坊と遊ぶ。楽しかった。 [長年日記] [Edit]
■1 どっちのコード・ショー (2)
wildcatsさんの「明示的に変換メソッドを呼ぶべし」。なるほど。
そして簡にして要を得た説明:
- 文字列 "null" を返してくれることに意味を感じない限り使いません。
- StringBuffer 限定だと、null であるかもしれない状況はあまりないし buf.toString() します。
さらにJavadoc:
引数が null の場合は、"null" に等しい文字列。そうでない場合は、obj.toString() の値
2004-02-15(Sun) [長年日記] [Edit]
■1 『ゼブラーマン』@丸の内東映
哀川翔主演100本目記念……なのにビデオ撮り。「anything goes」って——なんでもアリってこと? 私のあらすじへの勝手な思い入れが強すぎたか。
続編も!!というのはリップサービスかな?:
東映によれば興収10億円をクリアできそうで、3週間の興行もロングランとなる公算が大きい。岡田裕介社長は「哀川くんの執念が伝わった結果。育てて大きくしていくのが夢。こうなったらパート2に向かっていきましょう」と明言。哀川は「三池さんが飽きなければね」と苦笑いだが、宮藤は「また、はがきを送ってもらえれば、すぐに返事します」と心強いあいさつで応じた。
やるのであれば、ゼブラナースを現実のものに、是非。
2004年東映ラインナップ特報祭
今年は東映から目が離せませんなあ:
- 『キューティーハニー』
- 行けばいいんでしょ、行けば。
- 『デビルマン』
- 特報を見る限りでは大丈夫そうだけど、この特報には出てこなかった脇役たちがコワイよな……。
- 『恋人はスナイパー 劇場版』
- 水野美紀の使い方を心得ているのは東映だけ!!
2004-02-16(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 どっちのコード・ショー(3)
たくさん反応があってビックリ。自分のダメっぷりも明らかになりました。後でまとめます。
■2 RSSリーダーをSWT/JFaceで自作する試みが挫折する過程を淡々と記録するよ:3日目
「うーん swt rss ticker はアニメーション処理が面倒に思えたので、まず rss reader を作ってみようとしたら、あっさりと簡単に出来てしまいました。」——私は全然できてません……。
2004-02-17(Tue) そんな日もある [長年日記] [Edit]
2004-02-18(Wed) [長年日記] [Edit]
■1 「ドメイン特化言語」がいいな
2004-02-17 (火) 13:42:40 kdmsnr : specific を 「特化」とするか「依存」とするか。どっちがよいのでしょう。
同じ物事の裏表なのだが、「ドメインに依存して作成された言語」というよりは「特定のドメインに特化して作成した言語」のほうがポジティブな印象。「依存」だと"dependency"に思えて、ちょっとネガティブな感じ。単に個人的な感覚の問題だろうか。
「極力、UML訳語集に忠実に訳していきたい・・・。」とのことなので、MDAでのPSM(Platform Specific Model)に「プラットフォーム依存モデル」と訳語が当てられていることを踏まえての措置だとは思う。が、UML訳語集を見てみると、
- specific
- 特化
- Platform Specific
- プラットフォーム特化
- Platform Specific Model
- プラットフォーム依存モデル
そもそものPSMの訳語が不適切な気も。おそらくはPIM(Platform Independent Model:プラットフォーム独立モデル)との対比で「依存」という言葉を選んだのだろう。PSMは確かに「依存モデル」ではある。が、送り手の思いとしては「特定プラットフォームに依存しちゃうモデル」というよりは「PIMから特定プラットフォームに特化して(自動で!!)生成したモデル」ではなかろうか。
HikiにもTrackBackができるといいのに
bliki_jaは、TrackBackが必要な存在だ。本家blikiがその出自からしてウェブロ+Wikiなのだけれど、この場合はFowlerタン専用という面が強い。しかし、bliki_jaはそうではない。blikiを翻訳するにあたって、バザールに翻訳しようというコンセプトをブチあげて、その手段としてWiki(ここではHiki)が選ばれている。通常のWikiなら、思うところは該当Wikiページに書き込むのが筋だろうけれど、bliki_jaはそうはいかない。でもbliki_jaはWikiである必要がある……。まとめ:
- 記事ベースで誰でもイジれる必要がある(バザール翻訳)、
- けれど/であるがゆえに、第三者が議論・感想・質問・疑問を書くには向かない(あくまで記事翻訳だもん)
このゴルディアスの結び目(なのか?)をぶった切るのは、HikiのTrackBackプラグインだと思う。
■2 どっちのコード・ショー(5)
自分なりにまとめてみた。一度、作業途中で消失したので遅くなってしまった:
——って、選択肢は3つあるので全然「どっち」じゃないんですけど。
追記: StringBuffer in Tiger
実装が変わってるよ……。
2004-02-19(Thu) age += 1 [長年日記] [Edit]
2004-02-20(Fri) すみたで丸天おまけしてもらうの巻 [長年日記] [Edit]
■2 はてなアンテナ八分
一部のサイトの更新情報が取れてないのは何故。ずるずると引き延ばしてきたが、そろそろはてなにサヨナラを言うべきときか。はてなの日記もhowmがあれば意味ないしなー。
2004-02-21(Sat) Big Name降臨に及び腰の巻 [長年日記] [Edit]
■1 『キル・ビル Vol.2〜ラブ・ストーリー〜』
yomoyomoキター!!と、浮ついている間に『映画秘宝』2004年4月号が出てしまったことと*1、週末を挟んだこととが重なって放置加減で失礼千万。ツッコミありがとうございます。
「Vol.2はラブ・ストーリーとして売ります」ということは聞き及んでいた。が、それはあくまでパブリシティの打ち方——宣伝素材とか、メディア媒体での取り上げ方のことを指しているのかと思ったら、サブタイトル(?)に、そのまんま「ラブ・ストーリー」と書いてあり、何もコメントする気がなくなっていた。クリシェに従えば「と、いうことにしたいのでつね」といった趣。
(秘宝にて既出なのだが)米国での売り方と比べるも一興ではあるが、そんなことするような人は「放っておいても映画館に来る連中(宣伝の対象外)」だよなあ。
DVD『Vol.1』のオマケ
秘宝によれば、なにやら高橋ヨシキ所長の『ビルを殺れ!!』縮尺ポスターや石井輝男のタランティーノ論がオマケにつくとのこと。悩ましいところだが、やっぱりボックス待ち。イクジナシなもので。
*1 ウェイン日記では20日発売と書いてあって思わず本屋を探してしまった……。都内だとフライング販売しているところってどれぐらいあるんですかね?
2004-02-24(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 X40新モデル
大方の予想通り、このときが来た……。ノートのHDD換装って素人でもできるのかなあ。
ThinkPad X40 (23713EJ)
- 超低電圧版Pentium M 1GHz
- 512MB(256MB+256MB)メモリー
- 40GB HDD
- 内蔵ワイヤレスLAN(IEEE 802.11b/g準拠)
- IBMダイレクト価格 \220,000- → Club IBM会員価格 \209,000-
ThinkPad X40 (N371136)
- 低電圧版Pentium M 1.20GHz
- 1GB(512MB+512MB)メモリー
- 40GB HDD
- 内蔵ワイヤレスLAN(IEEE 802.11a/b/g準拠)
- IBMダイレクト価格 \309,000- → Club IBM会員価格 \293,600-
2004-02-25(Wed) [長年日記] [Edit]
■1 TrackBack
打ち合わせで「TrackBackって何よ?」という話になったので説明した。……なんだろう、この奇妙な感覚は。ウェブロの波はここまでもやってきているのだなあ。
こせきの日記での説明をヒントに「相互リンク自動生成機能」と説明したら、とにかくイメージは伝わった模様。「TrackBackって何よ?」という方には、技術的な話は後回しにするほうがよさげ。後からいくらでも補足できるしね。ハイ・コンセプトが大事なわけですなあ。
■2 「コード=カタで目指せ達人プログラマ [0]」
標記の連載をオブジェクト倶楽部のメルマガで始めた。ライター風なことに手を染めるのは数年ぶり。ご笑覧ください。
私の引き出しの中身は常に空っぽ。だもんで今回もうっかりコード=カタを連載のテーマに選んでしまったが、いまさらながら墓穴を掘ったと思う。次回以降の内容をどうするかを考えるとクラクラする。あと20回はあるし……。内容も、私立文系留年でプログラミングは社会人デビューな私には ちとキツイ練習メニューばかり。だけども:
♪やればできる/絶対できる/できーるできる/君も!!プログラミングがでっきる〜♪
メルマガの購読
オブジェクト倶楽部のメルマガは# subscribeと書いたメールを出せば購読できる(はず)。毎週水曜日発行。
私のWanderlustだとmailtoリンクをクリックしても?以降が巧く展開されない
私の.emacsの書き方が悪いんだろーなー。しかしどう書けば……。
2004-02-26(Thu) [長年日記] [Edit]
■1 『Batman: Intimidation』
ケン・ワタナビ当確のようで。今度のバットマンはガン=カタがナイジェル・パワーズとジェダイなラスト・サムライでドリームキャッチャーをメメントかー。すごいな。
■2 「@IT:サービス指向アーキテクチャの未来を考察する」(前編, 後編)
読み通した。これで完全に理解できたとは思えないが、以前よりは自分のなかでの見通しが良くなった気がする。
さしあたって理解したことは、SOAとEAが委員会とスーツたちの用語だということだ。オブジェクト指向やアスペクト指向と語感が似ているからといって同じ土俵に上げてはいけないっぽい。まずはここまで。
しかし、いつまでもここで思考停止していてはいけない。理解までの道程は遠い……。
■3 KataOneをRubyでプロトタイピング
takaiさんはなんでいつもこうカッコイイのだろう。
以前どこかで見かけた(ruby-talkだったかな?)問答を思い出す:
Q. テキストファイルに吐き出せる気の利いたモデリングツールって無いのかな?
A. あるよ。Rubyって言うんだけどね。
あとは『アナリシスパターン』(だったっけ?)に出てきた、概念モデリングのツールにSmalltalkを使うモデラが居る、というエピソードとか。
2004-02-27(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 「Oh No! DTO!」——オブジェクトとデータ構造
「データストラクチャだろうがなんだろーが、other.val = 1 って変えられるってのは問題じゃね?」とあるけれど、私が理解したつもりのところでは:
- オブジェクト指向プログラムには2種類のエンティティが存在する
- それはオブジェクトとデータ構造*1だ
- データ構造には振る舞いがない。振る舞いが無いんだからメソッドも無い
なるほどDTOはクラスでありインスタンスではあるけれど、その本質として単なるデータ構造(従来の構造体とかレコード型、と考えていいのかな)でしかない。となれば、そこにあるのはフィールドだけじゃん。JavaBeans? フーン。ってことかな、と。言い方を変えるならば「DTOはJavaBeansかね?」ということかも。
DTOの仕事は「Layer間のデータを受け渡し」なのだから、送信元の層の端でオブジェクトからDTOへ必要なデータをセット、受信元の層の端ではオブジェクトがDTOからgetするんじゃないのかなあ。その後の処理はオブジェクトを通しておこなわれる、と。勿論オブジェクトには振る舞いがあるし、フィールドはカプセル化される、と。
観点を変えると、フィールド直接アクセスによって「ああこいつはデータ構造なんだな」とひと目でわかるというメリットがあるかもしれない(ここに振る舞いを持たせてはいけない!!)。
——Data Transfer Object(401)を読まずに脊髄反射で書いてしまった。電波飛ばしてしまったか。401頁から読もう……。
*1 といっても、思いつくのはDTOか他システムへのexport/からのimportぐらいだけど……
2004-02-28(Sat) [長年日記] [Edit]
■1 「『PoEAA』読書会」(1)
ちゃんとしたレポートは誰かが書くだろうからそれに期待して*1、本日発見した自分用のハイ・コンセプトは、「MDAは(いろんな意味で)西方浄土」。忘れないうちにメモ。
あと、今日気づいたこと。マーチン・ファウラーはソフトウェア・エンジニアリング界のみうらじゅんなのだ。
ちなみに、私はアンブラーたんをアジャイル界のモーフィアスと呼んでいるのだが、そう思っているのはたぶん私だけなので、ファウラーみうらじゅん説も支持するのは私だけかも。
*1 というか自分には書く能力がない
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










○ たらこせる [UC入間はその週の土曜分を水曜販売開始でレボ時は二週間前の平日に特別枠。今回は特別枠がなく、明日販売開始なので行って..]