2003-02-03(Mon) [Edit]
■1 窟囲圏閉鎖
ここ半年ぐらいの間、定期的に荒らされていたし、Perlはもう読む気がしないし、管理できていないし、何より寂れちまったし、で閉鎖。ログの整理は遅れてます。形見分け対象の皆さま、申し訳ありません。
2004-02-03(Tue) [Edit]
■1 X40でクイック起動が保存されない現象との第一種接近遭遇者は他にもいる模様
クイック起動 お名前:Carlo 2004/02/02(月) 16:46 私も困ってます。。。 ある時、windows update + ThinkPad の utility update + VPN 関連ソフト導入、 とかやったら同じ症状が。。。(なので原因が良く分からなくなってしまった!) 解決策知ってる方がいたら教えてください。。。
私の環境でVPNは使っていないので、Windows UpdateもしくはThinkPadのユーティリティ? でも、タスクバーの挙動なのにIBMのユーティリティが関係するのかどうか。どっかのレジストリとかイジればどうにかなるとかそういうレベルの話ですらないのかな……依然、謎は謎のまま。
■2 RSSリーダーをSWT/JFaceで自作する試みが挫折する過程を淡々と記録するよ:1日目
はてなアンテナに200件リミットがかかる前からボチボチとSharpReaderを使っている。悪くないのだが、しっくりこない。様ざまな思惑や野心あふれるRSSリーダーツールもあるようだが、私が欲しいのはシンプルなものなので、つくってみようかと思い立つ。競合はRSSOwlか? 強敵だのう。
せっかくなのでEclipse3.0M6でやってみよう——ライブラリが色いろ変わっててわけわからん。2.1.2+日本語で挑戦。……GUIアプリをつくったことないからコンポーネントのレイアウトで撃沈。
Eclipse.orgの記事、「SWTのレイアウトを理解する」って確か日本語訳があったと思うのだが、Unknown Hostになってしまう。
動けばいいんだからSashFormとか気の利いたのを使わなければいいか……。
(続く?)
2005-02-03(Thu) バーンダウンチャート、みなさん知ってますよね? [Edit]
■1 デブサミ2005: 1日目
昼休み
タイミングを逸してdotタン、コーチと路頭に迷う。機転を利かせたつもりで弁当を買って会場に戻ったら、食べる場所がないよ……。dotタンとコーチがテーブルを確保してくれたので、どうにか食べることができたが、食べたら食べたでごみ箱が見当たらない……。結局、家まで弁当箱のゴミを持って帰ってしまった。
明日はまともなものを食べるのだ。 参加セッションの感想はまた後ほど。
朝イチ
会社に寄って事務仕事やバーンダウンチャートの整理をしてから表参道へ。
XP事例カタログ
咳さん。XP祭2004でのお話の続き。咳さんのところは早ばやとbeyond XP。チャレンジ項目が:
- 1チームで複数バージョン並行開発
- 非アジャイルチームとの協働
いっかい咳さんの職場を見学してみたいなあ。「バーンダウンチャート……みなさん知ってますよね?」というのが個人的に嬉しかった。
小倉さん。ゲーム開発でのアジャイルプラクティス実践事例。 マスターアップまではイテレーティブにやれる、というのが納得。 「頻繁なリリース」と「納品」とは異なるものだということからの類推ができてなかったなあ。ゲームは受入テストの自動化はできるのかなあ。咳さんの話を聞いている限りだとなかなか難しそうな印象だけど。
猪狩さん。私は関係者なので、客観的な意見ではないとは思うが、メリハリとユーモアがあって、よかった。バーンダウンチャートのバーンアップぶりを史料とした「オンサイト顧客のタイミングのコツ」は、フルタイムでのオンサイト顧客が難しいところにも 参考になると思うのだが、どうか。
dotタンがイテレーション直後のバーンアップについて(?)、「計画時点でスパイクしきれないタスク?」とメモを残しているので、少し補足。イテレーション開始時のイテレーション計画時点では、このイテレーションでやることと、その受入テストの定義が主眼。つまり、Whatが中心。あまりHowについて突っ込んだ話はしない(というかプランニングもタイムボックス化されているのでできない)。プランニングの後、実際にタスクに着手しはじめるとタスクや疑問点が続ぞくと"発見"される。そういう意味では「計画時点でスパイクしきれないタスク」なのだけれど。プロジェクトやメンバーの特性にもよるとは思うけれど、我われのプロジェクトはタスクが"発見"されることが多い。
また、初めての機能を実装するイテレーションでは、機能追加や改善のときに比べると、発見タスクの発生数が格段に多くなる。新機能イテレーションが発見タスクで溢れてしまわないようにするための予防策としては、新機能の実装予定イテレーションよりも少し前のイテレーションでスパイクの時間をとることをストーリーにさせてもらっている。このための時間は2時間〜4時間程度。あらかじめスパイクをしておくとタスク分割の精度が随分あがる。けれど、それでもやっぱり10%〜20%ぐらいの"発見"タスクがあるような印象。
失敗から学ぶプロジェクトマネジメント
「プロジェクトとは本質的に失敗するものである」ドーン!! お持ち帰り語録としては:
- 「コミュニケーションも仕事」
- 「失敗をナレッジにするのも仕事」
前者は結婚以来の我が家の家訓でもある。家訓であることと、それを巧くやれることとはまた別の話ですが。難しいところ。「コミュニケーションも仕事」に関しては私も語ろうと思えば勝手な思い入れを語れるとは思うけれど、先を急ごう。
秘密会議
「軽量Javaへの潮流」を偵察しようと思っていたけど、id:t-wadaさんとドトールの喫煙フロアに籠って作戦会議。気がつくと「技術系コーチング」の時間に食い込んで話し込んでしまったが、成果はあったので、よしとしよう。
なぜ「オープンソース」でうまくいくのか?——後編:まつもとゆきひろが語る「オープンソース的開発手法の現実」
セッション全体を通してえらくまったりした雰囲気。不思議な空間だった。翌日の神との対話でうかがった話によれば「オープンソース」という言葉は知っているけれど、実践については知らない方(有り体にいえば「スーツ」)向けの「オープンソース開発手法の現実」だったようで、スーツがドン引きになるようなネタは禁止だったそうです。でも、(Ruby1.8系)コミット回数ランキング第3位が我らがDave"達人"Thomas(トップ10圏内唯一の非日本人)とか「BTSめんどくせ」とかいった話を聞けたのがよかった。ちなみにHEADでのコミット回数ランキングでは、まつもとさんは僅差で2位だそうです(!!)。
○ dot [なるほど。リスクの見積もりやヘッジもノウハウ化されてるわけですね。素晴らしい。]
2006-02-03(Fri) 2005年12月65日 [Edit]
■1 達人プログラマーの本棚: 『Rails Recipes』PDF β版
AWDwRの邦訳発売の嬉しいニュースに続いて、『Rails Recipes』もPDFのβ版が入手可能に。βの時点では継続的インテグレーションとかRakeとか自己再帰m:nとかタギングとかAjaxとかメール受信とか添付メールとかfixtureのTipsとか、全124ページ。Final Releaseまでにレシピは増えるのかしら。
著者は『My Job Went to India』で「RubyプログラマはHaskellを学ぶべし」(要旨)と言い放ったRuby界のファウラー、Chad Fowler……ってMartin FowlerもRails Conf 2006でしゃべるそうですが(っていうかPaul Graham降臨!!)。
それにつけてもRailsConf2006、Martin Fowler, Dave Thomas, DHH, Paul Grahamが一同に会するって、歴史の教科書に載るんじゃないの。行きたいなあ。すごく行きたいなあ。はてなキーワードに「RailsConf2006行きたい!」と書くと(ry
○ ma2 [amazonでも予約可能になってました > Recipes]
2009-02-03(Tue) [Edit]
(この日記は2/9に書きました) Matzにっきの次の日もやってたので、ちょっとだけ覗かせてもらった。二度寝してチェックアウトぎりぎりにホテルを出たのでほんとちょっとだけ。もっと早く行って見学したかった。
空港までのバスはふたりで貸切だった。なかださんはホントにどこでもhackするんだなあ、と思った。
2010-02-03(Wed) [Edit]
■1 節分
息子は鬼が怖いみたい。「おに」という語感からして怖いらしい。豆まきって何歳ぐらいまでやってたかなあ。玄関にひいらぎつけてたらちょっと雪が降ってきたので見せてやったら喜んでいた。本人の記憶では「ゆきをふっているのをみたのははじめて」らしい。2,3年前にいちど積もったことがあったような。
2011-02-03(Thu) [Edit]
■1 翻訳してる人がいるなら手伝いたいから連絡くださいシリーズ
すでにカミングアウトしているように、いまは"The Agile Samurai"の翻訳作業があったり、他にもあれやこれやそれやがあるので余力がなく、カッとなってガーッとやるんじゃなくて、きちんとした品質のものを届けられるといいなあと思っているものが2つあるから書いとこ(TwitterにpostしたらfavとかRTしてもらえたので、需要あるのかもしれないなあと思って)。
"Agile @ 10" on PragPub—February 2011
by Andy Hunt, Kent Beck, Ron Jeffries, Jon Kern, Ken Schwaber, James Grenning, Arie van Bennekum, Stephen J. Mellor, Ward Cunningham, and Dave Thomas
ものすごい洞察が含まれているというわけでもないんだけど、感慨ぶかい記事。アジャイルマニフェスト10周年(ついに公式日本語訳が!)。
"Growing Object-Oriented Software Guided by Tests"
mockobjects guysが書いたモダンなTDDの書籍。Foreword by Kent Beck(というかKentBシグネチャシリーズ)。
Ward CunninghamのPraise for the Bookがヤバイ。"The authors of this book have lead a revolution in the craft of programming by controlling the environment in which software grows."(強調引用者)
TDDやアジャイル開発にまつわる名言満載なんだよなあ。フルスクラッチで訳す根性が無いんだけど、信頼のおけるチームが翻訳してくれないかしら。訳文レビューとか参加したい!!
きちんとした品質とか書くとエラそうだけど、たとえば「Ruby『出身』」みたいな訳されかたは明らかに残念だと思ってます*1
ああそうだ。無料でWebに公開されてるpragpubはともかくハイエンドな技術書(とかいうと偉そうだけど、「すぐできるJava」的な書籍に比べれば相対的にハイエンドという程度の意味合い)の翻訳出版市場ってなんかもうアレな感じみたいだから、達人出版会でβ版で翻訳しながらフィードバックもらって育てていくとかやればいいんじゃないか。「電子書籍で可能になる、IT専門書翻訳の新しい形態(id:wayaguchi)」みたいなの。価格は原書より高くていいよ。翻訳は付加価値ということで。英語を読める情報強者の皆さんはKindleで原書を読めば安くあがるわけだし。
The Well-Grounded Rubyist
Manning Pubns Co
¥ 3,079
02/05 00:35 追記
「つぶやき」的なtweetに絡むとか大人気ないけど「どういうことなんだろう」って書かれているので少しだけ補足します。
翻訳をしたいという心意気は良いことだと信じているのだけれど、「英語を読める情報強者の皆さん」というのはどういうことなんだろう。情報[強弱]者という "表現" が好きじゃないせいか、原書にあたろうという姿勢が否定されている感じがする… http://t.co/kKJDsI3 2011-02-04 12:17:07 +0900 via Tweet Button
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原著にあたる姿勢を否定してるつもりは毛頭ありません。自分自身が翻訳をきっかけに原著にあたるようになった人間ですし。むしろ、訳書の価格をもっと上げちゃえばいんじゃないのと思ってます。現状は、原著も訳書も大した価格差は無いというか訳書のほうが安かったりすることも多いので。
「高いから仕方ないので頑張って英語で原著を読もう」("情報強者"の皆さん)とか「高いけど英語読めないから仕方ないので翻訳書を買おう」("情報弱者"の皆さん)みたいな感じで、英語ができたほうが書籍代が安く済む、という誘導をしてもいいんじゃないかなあと思ってます。むしろ原著にあたる姿勢を推進したい!!
*1 当時、直したい旨を表明したけど見事Rejectされた。かといって今から直す気力はもうないけど……。
○ たらこせる [「紙」とり込みしとけばよかったなあ>窟Netを考える まあある程度思い出しながらスレは立ててみたが。]
○ かくたに@CMすごすぎ [HTMLバージョンも送っておきました<スレッド]