2004-02-04(Wed) [Edit]
■1 『Java World CD-ROM年鑑2003』
定期購読で入手した昨年分にはXML Worldが収録されていなかったので、雑誌本体は捨てられない罠だったのだが、今年分にはXML Worldの記事も収録されているっぽい(いま酔っ払っているのであるいは勘違いかも)。
追記
CD-ROMの年鑑ディレクトリの下にやはりXWディレクトリがあった。収録されているな。昨年分にはXWディレクトリは無い。
■2 MeadowのNetInstallにtdiary-modeとhiki-modeが追加
「暮らしの業」経由。hiki-mode.elがNetworkInstall Packageに追加 された、ということでMeadowのsetup.exeを起動してみたら、tdiary-modeもネットワーク経由で取ってこれるようになっていた。これから試してみるつもり。
2005-02-04(Fri) オレは今日、神とメシを食った [Edit]
■1 デブサミ2005: 2日目
まとめ
私にとってデブサミ2日目はRubyのイベントだった。タイムテーブルには載ってなかったけど。
昼休み、あるいはオレ meet Matz
昨日の反省を活かして、ランチにまともなものを食べようと思っていたら、いろいろあって結果的に——
!!!!!!!!!!!!!!まつもとさんがトイメンなんですけど!!!!!!!!!!!!
まつもとさんが『ハッカーと画家』の件でいろいろボヤいていたので「本文のポール・グレアムの謝辞に"Matz"って載ってますから!!!」と伝えた。まつもとさんに何か教えることができたのはこれで2つめ。えっへん。
『日経ソフトウエア』2005年1月号に書いたGroovyの記事に目を通していただいてた。のみならず「僕はあの記事は満足したよ。GroovyのMixi-in(あれはMixi-inなのか?)はおもしろい!!(要旨)」とのこと。わーいわーい。やったよKKDさんッ!! 「Rubyにも欲しいな」と一瞬、Matzご乱心?!と思わせるようなことも発言されてました。
まつもとさんのリファクタリング手段はgrep。やはりスーパーハカーにはリファクタリング・ブラウザは不要なのか……。
「まつもと ゆきひろ」な名刺げっと。
PickAxe本2ndの翻訳の話は特に聞いてない、とのこと。出版社の皆さん、これは一体ぜんたいどういうことですか?
個人的な反省点:
- 段取り大失敗(無駄にハッスルすると巧くいかないいつものパターン)
- 座席は6+3に別れるのではなく、5+4にすべきだった。もう1人Matzテーブルに来てもらうように6人席にnotifyしなかった。これはよくない。
- 「アボカド!!!!!」と声をかけたmanholeさんにパスタ?を食べさせることになってしまった。
- Rubyをさわってないid:skimuraさん(昼食済 && Ruby触ったことないヨ)を横にRuby!Ruby!Ruby!と言いすぎた。でも、ハイパー舞い上がっていて、止めるのは無理でした。
- id:egapさんに声をかけてもらったのにこれまたハイパー舞い上がっていてちゃんとお話できず。
参加セッションの感想はまた後ほど。
朝イチ
事務所によって『Agile Database Techniques』を回収。モーフィアスにサインしてもらわないと。
かずひこさん、arton師父と名刺交換
かずひこさんとはLLW2004のときは、軽く御挨拶ぐらいしかできなかったのだけれど、今日はちょっと立ち話できた。途中からarton師父にも加わる。 ちょうどオブ脳セッションの後だったようで、かずひこさんから「こっち(オブ脳)方面とかとも交流していきたいですね」とのお言葉。交流すべし!!! ちなみに私のオブ脳開眼はRubyだ。
「Enterprise Unified Process入門」
アジャイル界のモーフィアス登場。スーツを着てるなあ、と思ったら内容もスーツだった。システムの運用重要、廃止重要、全社レベルの既存システムのポートフォリオ重要、再利用のためのリソース割当重要……。モーフィアスはモーフィアスでも、『:Revolutions』のモーフィアスだったみたい。戦争は、終わった!!
まあ、それはそれとしてちゃっかりサインはいただく。『The Object Primer 3rd』の翻訳が夏頃に出るそうな。
「アジャイル実践事例!アジャイルはトヨタ生産方式か?〜ソフトウェア多能工への試み〜」
ハイパー舞い上がった昼休みの余波でちょっと遅れて参加。バーンダウンチャートについて「手書きじゃなくてExcelなんですけど」と2回ぐらい断りをいれていたのが、「バーンダウンチャートは手書きなのが本来の姿」と考えてもらえているように思えて個人的に嬉しかった。
セッション終了後にトラッキングのことを尋ねにいったとき、咳さんから「あー、かくたにさんがっかりだわー」と言われてしまった(私はバーンダウンチャートをプロットする元ネタをExcelで管理している)。これはキツかった。精進あるのみッ!!
「My Framework作成の勧め:アプリケーションを30個作る時に何を用意するか」
「——それでは、arton様おねがいいたします」と、おねいさんのアナウンスで開幕。虚実皮膜が溶解する酩酊感。.NETセッションなのに、唐突に「まつもとゆきひろさん」「金光さん」「DIコンテナ」「Seasar」「かくたに」「Spring」といった.NETセッションとして不穏当な発言が飛び出し、いきなりレーザーポインタで絵を描きはじめたり、設定ファイルをコンパイルさせたり、とartonファンとしてはすごく楽しめた。パワポ資料にも:
- 「でも、汎用ってのは汎用だよね」
- 「製品か玩具か(もちろん、玩具店にいけば製品の玩具が並んでいる)」
- 「汎用性の確保には『予測』が必要である——そしてたいていの予測はバージョン3の法則から逃れられない」
- 「熟練開発者は自分で作ったほうが早いと感じるかも知れない(であれば、フレームワークを自作すればよい。なぜならそのほうが早いのだから)」
てな感じで、うまく説明できないが私が勝手に"arton節"と呼んでいるものが随所に炸裂していた。
手仕舞い
はんばあぐさんとちょっとお話(子供ネタとか「RedHanded」応援してます、とか)できました。id:kumatさんに教えてもらった喫煙所。3Fとは盲点……って、arton師父はバッチリ御存知だった模様(さすがだ)。
最後のセッションは参加せずに会社に戻り、事務所レイアウト変更に備えたマシン整理。そのついでにコンサルチームと色いろ話をする。ちょっと提案してみたり。
それはそれとして、今年も引き続きゲリラ活動を何らかのかたちで続けていかねばなあ、という思いを新たにした。
2010-02-04(Thu) [Edit]
■1 デブサミ2010うちあわせ
デブサミ2010の元TopHatenar Rails部門ランキング1位(いまは3位)のmoroのセッションのブレスト的なものに参加。当日は私たちの取り組みの一端をお見せできると思います。是非ぜひお越しください。残席あり!!:
- 2/19 16:35-17:20 【19-B-6】実践Cucumber ~ユーザの視点でシステムの振る舞いをテストしよう, 諸橋恭介
あわせて読みたい:
このセッションのあとは同じ部屋でそのまま「建築から開発プロセスを学ぶ~パタンランゲージ」に参加してもらえるとうれしいです。
2011-02-04(Fri) [Edit]
■1 RubyKaigi2011の現時点での見通しを書きました
くわしくはRubyKaigi日記のエントリを参照してください。ちょっと文章は取っちらかってますが、情報を出すことを優先しました。ちなみにRubyKaigi関連の公式情報でいちばん速いのはRubyKaigi日記なので、RubyKaigi日記のフィードも購読しておくことをおすすめします。
今月中にはCFPとスポンサーシップ応募フォームは用意したいと思っていますので、心の準備や段取りをボチボチはじめてもらえるといいなあと思っています。
RubyKaigi Advent Calendarについては、たとえば今晩の東京Ruby会議05で声をかけてもらえるとうれしいです。
「最後のRubyKaigi」については@alloyに教えてもらった言い回しが気にいっている:
@kakutani @watson1978 I see, phew :) So it’s more like ‘the last RubyKaigi as we know it’. 2011-01-22 19:49:46 +0900 via Echofon
alloy
Eloy Durán
the last RubyKaigi(as we know it).
■2 東京Ruby会議05に参加した
私のタイムライン的には完全に、自由でヤケクソに暴れまわっていたRejectTokyoRubyKaigi05(楽しそうだったなあ)の裏番組になっていた東京Ruby会議05に参加してきた。体調あんまりよくないので途中まで。
RubyKaigi2010の会期後半あたりと札幌Ruby会議03あたりで感じられた「Kaigiしましょう」的な雰囲気を抽出しようとしていたのかしらん。平日夜の限られた時間のなかでは健闘していたんじゃないかな。"その場にいないと得られない何かのために集まるという、Ust時代(以降)にあるべきカンファレンスの姿としていいモデルになるんじゃないでしょうか""というtdtdsの見立ては良いな、と思う。東京の地域Ruby会議は開催ごとに特色があって良いね。
オープニングトークの@takahashimの「Rubyのたのしさについて」は高橋さんからの話が半分、会場の参加者とのコール&レスポンスが半分ぐらいで、だんだん場がリラックスしてくる感覚を味わえてよかった。あとarton無双とか。
それにしても「Rubyのよさ」を説明しようとして見事玉砕したRubyコミュニティの巨人の連なりに高橋さんも並んでしまったなあ。これで4人目(このことは札幌Ruby会議03で少し話した:Matz, Dave Thomas, DHH)。だいぶ肉薄していたとは思うのだけれど。Ruby has a quality without a name.
後半はあらかじめいくつか用意されたテーマごとのテーブルに分かれて話し合って、終わったあとにトピックをみんなに伝えて共有するスタイル。
『Using JRuby』がin printになった今日この頃でもJRubyテーブルには誰もいなかった。
私は脱初心者の一歩のテーブルで「絡み力」をつけるために、とにかく絡んでいくしかないみたいなことを話したけど、こういうのって「正解」は無いんだよね。集まりに足を運ぶ以外の一歩についてもうちょっと話したかったけど、時間切れ。地味すぎるけど大事なトピックだと思うので、良い機会があればまた話をしたいな。
○ kdmsnr [おおそうなのですか。買いかな。XML World、けっこう重要ですよね。]