2006-05-02(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 「日本Rubyカンファレンス2006」を開催します
来たる6/10(土)、6/11(日)の2日間、Rubyのみに特化した国内でははじめての本格的なカンファレンスが開催されます。日本Rubyカンファレンス2006。通称RubyKaigi2006。場所はお台場。参加申込は5/9(火)から。ローソンチケット&メール登録にて。
初の国内Ruby単独カンファレンスということもあり、スピーカーがエライことになってます。プログラムページに詳しいですが、登場予定の方がたのお名前をここにも羅列するので見て驚け!!
まつもとさん、DHH(!!)、NaClの井上社長、高橋"センセイ"、ささださん、小迫さん、卜部さん、artonさん、akrさん、石塚さん、なひさん、gotokenさん、前田さん、たださん、咳さん、essaさん、ゴロたん、FEEDBRINGERの大前さん、ドリコムの瀧内さん、高木さん、ストヤンさん、moriqさん、くまくまーの中の人、他、交渉中の方も数名。
もちろんライトニングトークスも予定されていて、スピーカーは公募です。
詳細は今後、決定しだい更新していくので待て続報。私の勤務先もオブジェクト倶楽部と並べて協賛しています。私じしんもRubyKaigi2006では中の人として活動ちゅう。
チケットの発売枚数があまり多くないようなので、チケット購入はお早めに……っていうか瞬殺?
■2 オブジェクト倶楽部の今年の夏イベント
オブジェクト倶楽部、と書いたついでに。今年も夏イベントをやります(RubyKaigiよりも後の日程)。前回のまつもとさんの講演に続き、今回もRubyネタを仕込む計画を進めています。平日で有料ですが、連休明けになるであろうアナウンスにも期待してください。Rubyもあるけど、Rubyだけじゃあないよ。
2006-05-05(Fri) [長年日記] [Edit]
■1
RubyKaigi2006運営スタッフ募集のお報せ
RubyKaigi2006では、前日準備および当日の運営をお手伝いしていただけるボランティアスタッフを募集します。前日の設営・準備から会期中の進行のサポート、終了後の撤収をつつがなく行えるようにするためのサポートスタッフのお仕事です。
Rubyのカッコいいライブラリやアプリ、処理系のパッチとかドキュメントは書けないけどRubyコミュニティに何か貢献したいなあ、と悶々としている人(っていうのは私ですけど)にはもってこいのお仕事だと思います。ここがロドスだ!
興味のある方は、公式サイトの応募についての案内に目を通していただいた上で、メールにてご応募ください。ご応募おまちしております。
この運営スタッフに応募すると、チケット争奪戦に参加しなくて済む、という特典があります。一方で、仕事の内容とタイミングによっては見ることのできないセッションがあるかもしれませんが、選択と覚悟あってこその志願兵(volunteer)。I WANT YOU for RubyKaigi2006!!
■2 『トム・ヤム・クン!』@シネマGAGA!
アクション映画史に残る作品をロードショーのスクリーンで観ることができる、というのは幸せな体験だ。(あとで書く?)
2006-05-06(Sat) [長年日記] [Edit]
■2 『小さき勇者たち〜ガメラ〜』@TOHOシネマズ錦糸町
小怪獣トト VS. 背ビレのある巨大イグアナ。どうみてもケヅメリクガメです。ありがとうございました——というツッコミは野暮でしかないのだ。劇中のガメラの説明が「ガメラ。空飛ぶカメ」だもの。
この項、あとで書く……前に態度だけは表明しておく。支持。
もうひとつ。透少年よ、拾ったカメには餌をやろうと試みるべきだよ。
2006-05-07(Sun) [長年日記] [Edit]
■1 RubyKaigi2006 ボランティアスタッフ募集の〆切を5/8(月)17:00に繰り上げます
Rubyコミュニティの力を甘く見ていました。予想外に多くの応募をいただいています。明日の夕方に〆切を繰り上げます。採用可否の通知も当日中に差し上げます。「チケットを買えなかったら応募しよっかな」という方が応募できるスキは無さそうです。応募はお早めに。応募多数なので、どうしても前日準備 + 会期2日とも参加できる方が優先になると思います。悪しからずご了承ください。
■2
『[入門] Debian パッケージ』
買ってきた(まだ第1章しか読んでない)。装丁がスバラシイ。晴天の下の青い海、白い砂浜。犬の足跡がぐるぐるマーク!!! あと、紙もイイです。手触りが。著者がやまだあきらさんで、監修が鵜飼さん。執筆陣&ジャケ買いで何も問題ないでしょ。
■3
『Emacs 辞典』
佐藤さんの新刊。Lisp入門目当てで。エディタの本は小さいと携帯できるのがイイ。
■4
『デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか』
第2版が出てた。
2006-05-09(Tue) [長年日記] [Edit]
■1 息子:1歳半検診
主に荷物持ちとして参加。阿鼻叫喚の歯科検診地獄にどうなることかと思ったが、息子はおとなしく検診されていた……が、虫歯予測結果が超キケン。デフコンで言えば2。すまぬ、息子よ。
2006-05-13(Sat) [長年日記] [Edit]
■1
交通博物館
なぜか鉄分が高い息子を連れての因果鉄道2駅の旅。大宮に移る前に見せておいてやろうとは思っていたのだが、週末の予定と体調とで結局、閉館前日になってしまった。近所なんだし、もっと早いうちに行っておくべきだったんだけど。勝手なことをいえば、もうちょっと息子が大きくなるまでアキバにあってくれたら良かったのになあ。
館内は予想通りの大混雑。しかし人いきれにもめげることなく息子は大ハッスル。館内では「あ!! でんしゃ!!」以外の言葉は発してなかったような。ATS-P方式の停止動作模型の前ではアーリア系の小さな女の子と「でんしゃ!!」……「でんしゃ!!」と謎の交感をしていた。それが会話である、と。君は!
2006-05-14(Sun) [長年日記] [Edit]
■1 Seasar Conference 2006 Spring
ちょwww高橋センセイwww受付wwwww
「行ってよかったぁ。ちょっと欝だったし行かんとこかなと思ってた。」……って、一方の私は実のあることは何にもやってないけど。お布施を払ったのと、ま!の人に荒木コラボTを自慢したのと……ええと、id:t-wadaさんに指し棒を貸した。
セッションの内容については、私が書くべきことはひとつだけ。
「POJOとJUnitで書いたテストコードこそが最大の資産である(id:t-wada)」。
もう一回書いとこ。
「POJOとJUnitで書いたテストコードこそが最大の資産である(id:t-wada)」。
Seasarファウンデーションのイキオイを感じた一日だった。落伍者としては、ただただ圧倒されるばかり。次は秋(11/12)だそうで、そちらも楽しみ。
2006-05-15(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 "オラクル、オープンソースプロジェクト「Grails」に参加--「Groovy」推進へ"
ちょwwwww
ところで、GroovyAntBuilderはイイと思ってます(デブサミでは紹介できなかったけど)。
■2 「Rubyist Magazine 0014号」
リリース。毎号お疲れさまです。そして、ありがとうございます。……さて、今回ほど「末席を汚す」という言葉を噛みしめたことはない。Rubyist HotLinks史上、最もRuby濃度が低く、かつ編集という名の改竄率が高い(推定)、私へのインタビュー記事が掲載されている。次回をartonさんに繋げたのに免じて許してください。須藤さんと卜部さんが同席してくれててホントに助かった。
前号の最後に続いて今回もプロフィールは「あとで書く」なのだけれど、おおきくなったらプロフィールで何か書いてもらえるようなRubyistになりたいです。まる。
Colophon
クレジットを忘れていた。インタビューの写真画像のレタッチはGIMP + jojo mixフォント + (デスクトップドドド + wine)。オープンソースばんざい。インターネットばんざい。
2006-05-16(Tue) 須藤さん来たる [長年日記] [Edit]
■1 ThinkPad X40のトラックポイントが壊れた
英語キーボードのトラックポイントが壊れた。カーソル大暴走ちゅう。日本語キーボードだとちゃんと動くので、キーボードの問題のようだ。仕方が無いのでBIOSでトラックポイントを切って使っている。生産性ガタ落ち。
- 思わずトラックポイントをぐりっと動かす
- 「ん?カーソル動かない……あ、そうだ。殺してるんだった」と気づく
- 右手がキーボードから離れる
- マウス操作
- 右手をホームポジションに戻す
という無駄な思考と動作(特に1,2がすさまじくムダ)を数分おきに繰り返している。
2006-05-17(Wed) 昨日トラックポイントが壊れたことは、あるいは天啓なのかもしれない [長年日記] [Edit]
■1 オブジェクト倶楽部 2006 夏イベント、タイムテーブル公開
6/29(木)、例によって参宮橋のオリンピックセンターにて開催します。タイムテーブルも公開されています。参加登録は5/24(木)頃です。 セッション概要は参加登録前に更新する予定です。いましばらくお待ちください。
今回のイベントは、原点に回帰しつつも次の段階を目指す気持ちで構成されています。もちろん前回の2005年クリスマスイベントの「ふりかえり」の結果も反映しました。私は今回のイベントでは、2つのセッションをプロデュースさせてもらいました。
id:t-wadaさん:「デベロッパー・テスティング - ソフトウェア開発者の基礎体力」
私にTDDをインストールしたid:t-wadaさんに小一時間、デベロッパー・テスティングについて語ってもらいます(t-wadaさんによる解題も参照)。裏セッションが、明快で骨太なロジックのプレゼンがいつもカッコイイはぶさん・私もその許で修行させてもらった岡島組長と強烈なのだれども、「何かを選択する」ということはそれ以外を選択しないことです。選択は自分じしんと向き合う行為でもあります。皆さんの「選択」の結果を楽しみにしています :-)
かずひこさん:「Ruby道チュートリアル」
前回のクリスマスイベントでは、まつもとさんを呼んで「Ruby is Agile」と言わせた(それなんて罰ゲーム?)Rubyセッションを行いました。「Ruby is Agileだと理解したら、次は実践でしょ」というわけで、今回はRuby 関西での「Ruby 初級者向けレッスン」で大活躍のかずひこさんに、Rubyのチュートリアルをお願いしました。ここで注意喚起。Railsのチュートリアルではありません。Rubyのチュートリアルです。また、内容としては「チュートリアル」よりも「Ruby道」に注目しつつ期待していてください。午後のセッションもそれぞれ趣向を凝らしたものなので、ここでも選択に悩むかもしれません。しかし、この日記を読んでるような人たちの選択結果は、ねえ?……みなさんの参加をお待ちしております。
2006-05-18(Thu) [長年日記] [Edit]
■1
キヤノン IXY DIGITAL 800 IS
トラックポイントの次は、6年ぐらい使っていたデジカメが遂に壊れた!! 新しいのを買わないとねえ。困ったなあ仕方がないなぁおおっと昨日まで全然在庫がなかった800ISが錦糸町のヨドバシに大量入荷してるじゃありませんか1つください。
2006-05-19(Fri) [長年日記] [Edit]
■1 母来たる
前に息子と対面したときは人見知りな時期でちょっと気まずい思いをしたが、今回は大丈夫そう。XPJUGに行けなかったよ。マルゲリータ・ペペロンチーノ・シーザーサラダ・ハンバーグ・オージーな赤ワイン。
2006-05-22(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 新しいX40用英語キーボード
日本IBM部品センター(レノボ部品センターじゃないのね)から、先週末にお願いしたX40用英語キーボードが到着。仕事が丁寧で早い。最初に換装したのが2004/03/02なので、初代英語キーボードは2年2ヶ月と20日の命。よくがんばった。新しいキーボードはヘタレてない感じが嬉しい。それにしても、改めてトラックポイントの嬉しさを感じる。果して私はトラックパッドに慣れることができるのだろうか。
2006-05-23(Tue) [長年日記] [Edit]
■1
『ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門』
次なる写経テキストが予約可能になった。近頃はSICPもHaskellもサボりがち。
ちなみに私がDebianに移住したのは『ふつうのLinuxプログラミング』を写経したかったから。
■2 "The Right Thing",あるいは Kent BeckのJavaOne2006のセッション資料
言葉の選びかたが素敵だ。元気づけられる。
(デベロッパーテスティングの)Key factors
- Belief that developer testing is the right thing to do
- Assumption that developers want to do the right thing
...
Tools Can Facilitate Change
- JUnit acted as the seed crystal for developer testing
...
Cultural Change Happens
- Shift to developer testing harmonizes with social trend toward accountability in business
- Basic ideas had been around for decades
- Evolution of programming is not just driven by technology
強調引用者。うえに挙げたなかではharmonizes with ...accountablilityのくだりが特に興味深い。これは「POJOとJUnitで書いたテストコードこそが最大の資産である」とKent Beckも言ったに等しい。
JavaOneのレポートは、MYCOMのしか読んでないけど他にもあるのかなぁ。
MYCOMのレポートでは、私が重要だと感じた資料の内容については一切言及されてないけど。
2006-05-24(Wed) [長年日記] [Edit]
■1
惑星DebianからMac OS Xへ移住開始、あるいは"Debian-Forming"
13インチ白MacBook(1.83GHz)が到着っ。カワユス。なので写真もデカい。職場のプリンタでの印刷ができて無線LANの切り替えが楽ちんでiPodが使えてフォントのキレイなUNIXっぽいマシン、サイコウ!!
まずはペアプロの合間をぬって:
- ParalellsでWindowsXP + Office2003のWord&Excelインストール。これで仕事上は問題ない(はず)。
- ついでにParalellsのVMでDebianを入れてみようと思ったが、netinst.isoでDHCPなIPが取得できず。ubuntuにしたらすんなり入った。GNOMEは動作がもっさりしてる印象。
帰宅とともにParalellsからMac OS Xに引き返してきて移住開始。眠い。
- トラックパッドの二本指 + クリックを有効にした(副ボタン……)
- caps lockキーを潰してctrlとして割り当てた
- AquaSKKをインストール(トグル変換がイイ)
- Carbon Emacsのインストール
- Xcode Tools のインストール ← いまここ(DVDを職場に忘れてきた)
- Finkのインストール
- DarwinPortsのインストール
- 環境構築いろいろ
……本日これにて活動限界。
初日の感想
- ラヴ。
- 画面がめちゃめちゃ明るい。フィルタ貼ったりするのかなあ。それともこれがイイのかなあ。よくわからんのでしばらく様子見。
- 内蔵iSightで撮影した画像をアカウントのイメージに使えるのがイイ。Fine Detialだなあ。
- (私には)思ったほど重くない。Debian-Formingが終わって移住が完了するまでの間、X40とMacBookと両方持ち歩けそう。
- 熱い、熱いよぅ……放熱グッズが必要だねえ
- Appleの営業のひと(id:ogijunとも呼ばれている)が「Macのトラックパッドは使いづらくないのだ!!」とどこかで書いていた気がするが、ThinkPadキーボー(トラックポイント)厨の私にはまだ慣れない。が、二本指はイイ。ホイールスクロール、何それ?
- バッテリーは、MacBookのバッテリー寿命は、最長6時間(DVD再生時は2.5時間、ワイヤレス接続時は3.5時間)だそう。他の人にとっては短いかもしれないけれど、X40 + 底面拡張バッテリ with 無線LANで120分な私にはあまり差は無し。無線LANを切った状態で一度ファミレスに籠って検証してみたい。
早く設定を終わらせてRubyを書いてみたい。
参考書籍:『Professional Mac OS X』
私のMac OS X経験は居間に置いてある妻の鏡餅iMacにアカウントを間借りしてWebとメールのチェックだけ。なので、自らの居住環境としてはnewbie同然。右も左もわからない私には助かる一冊。
2006-05-25(Thu) お母ん、がんばれ [長年日記] [Edit]
■1
オブジェクト倶楽部 2006夏イベント、申込開始(してます)
(私の更新が遅れてますが……)参加登録を受け付けています。
個人的視点からのイベント紹介は以下:
裏番組が強力すぎますが、id:t-wadaさんのDeveloper TestingとかずひこさんのRuby道チュートリアルが私のオススメコースです。 :-)
ちなみにこのコースは2006年冬イベントへの布石になるかもしれないし、ならないかもしれません。
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










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○ ガメラ医師 [ そんな貴方に小説版。 蕪木さんの「ともだち」ではなく(こっちはこっちでオススメですが)、脚本書いた龍井さんの「僕と..]