2008-12-01(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 I'm on confreaks.com!!
RubyConf2008の(たぶん)全部の動画が出揃い、LTの動画も公開されました。Coby乙!
英語が不自由な私のトークあります。confreaks.comデビュー!
現場には(もちろん)タイマーなんて無かったんだけど、ちゃんと4:29で終わってた :-) 大したものではないけれど、資料はSlideShareか過去の日記エントリからどうぞ。ちなみに、このスライドを元に大幅に改編したものをシドニーにlchinが持っていって、南半球でもRubyKaigi2009の営業をしてくれたみたい。GJ!
「動画は恥ずかしいので公開されても見なくていいです」とid:takahashimがおっしゃる、我らがYuguiセンセイとitojunさんを北米Rubyistにリーチさせた「Japanese Rubyists You have not met yet」の動画も見れるようになってます。
2008-12-05(Fri) [長年日記] [Edit]
■1
[oblove2008winter] オブラブ忘年会 ~ふりかえり2008~
某書籍の初校の〆切だったので当初は参加する予定じゃなかったんだけど、ゲラを戻せたのと、札幌からsnoozer05が紆余曲折あって参加してくれることになったのでフラッと行くことにしたら、いつのまにかLTを録画していた。これ、エンコも私がやるんですかね? 内容は本編がライトニングトークス(LT)、ふりかえり大会(ここまで無料)。本編の後に懇親会。
前半のLTではやたらと自分のことや『アジャイルプラクティス』に言及されて面映かった。これは、こないだid:papanda0806のところでの『アジャイルプラクティス』読書会のゲストに呼ばれたときや(ああ。この日の日記書いてないな……ごめん)、その前の3月にXPJUGでfkinoと本書についてしゃべったときにも感じたのだけれども、私たち以外の誰かにプラクティスの名前を日本語で声に出されると沸き起る深い感慨があって、これは私たちだけにしか抱きえない特別な感情だ。
ちなみに『アジャイルプラクティス』読書会のようなものを開催されている方は、お声かけいただければ都合のつく限りうかがいますのでお気軽にご連絡ください。
ええと。ビデオを回していたこともあって、全部きちんと聞いていたので簡単な感想を:
- 渋川さん: 遠近法じゃなくて、手前に何を置くかが重要なわけで……。
- 柴田さん: 私はシグネチャにはほとんど何も書いてないなあ。
- id:nawoto: トバしすぎだと思った
- id:cactusman: cactusmanのためにLT枠をつくってもらったのに1分30秒ぐらいプロジェクタトラブルとか残念すぎるw 凝りずにまた来てください
- 須藤社長: もっとコードを書けと言われました。クリアコードの会社紹介がかっこよかった。会社紹介は最後なんですね、社長!
- 尾関さん: オブラブのイベントやいろんな勉強会によく会う尾関さんがついにLTデビュー。ベストトーカー賞おめでとうございます
- fkino: fkinoはこれまで私の持ちネタをいくつかパクってると思うので、今度はパクろうと思った
- id:k3c: 純粋なソフトウェア開発者ではない方が『アジャイルプラクティス』を語るというシチュエーションに弱い私が来ましたよ。本書のメッセージをしっかりと受け止めてくださっていて、とても嬉しかった。ちなみに、k3cも初トークスだったと思う。日記にヒドいことばっかり書いてる人じゃないんだなあ、と思いました。まる。
後半のふりかえり大会ではオーム社の『アジャイルレトロスペクティブズ』に載ってるふりかえりネタが幾つか使われていた。カタカナが多いとか少ないとかそういう問題じゃないんだよ。
今回はオブジェクト倶楽部の常連さん以外の方も多数みえていて、いっときは「オブラブもう止めちゃおうか」と悩んでいたのがウソのような盛り上がりで、やっぱり参加してよかったなと思った。懇親会(本編より立派なステージがある)もとても盛り上っていた。次は確か、年明けに合宿をやりたいと言っていたはず。
2008年はid:objectclubが色んな意味でブレイクしてしまったのが認知度への貢献としては大きい――まさかオブジェクト倶楽部のことが「オラの村」に載る日が来るなんて思いもしなかったわけで(しかも「除夜のドラ」とか書いてあるwww)――が、そこに甘んじることなく、自分たちがいきいきと仕事をするために考え・実践していることを周囲の人たちに伝えていけばいいと思う。ドラ娘だってそもそもはささやかな「自分たちの楽しみ」の一環だったわけで。
■2 『EM ZERO Vol.2』が充実しすぎている件
充実一途。配布先情報は公式サイトからどうぞ。誌面と同じPDFをオンラインで読むこともできます。気がつくと「企業・団体広告」や「個人広告」の申し込みフォームができている。
2008-12-06(Sat) [長年日記] [Edit]
2008-12-07(Sun) [長年日記] [Edit]
■1 神奈川tDiary会議01
参加してきた。tDiary開発者の朝は早い(動画の消化的な意味で)。9:30 新横浜駅集合。 横浜tDiary会議かと思ったが、神奈川tDiary会議に決まりなのかな。
会議の詳細は、
を参照。
予定どおりに12:30頃解散。3時間のあいだグダグダに進めていたように見えて案外いろいろ决まってるなあ。この議事録はWikiか何かに残しとかなくていいのかなあ……って、いまtDiaryのこういう情報を集積する先がよくわかってないんだけど。docs.tdiary.org が正解?
個人的な感想としては、testable_tdiaryを少しずつ進めていて抱いた細ごまとした疑問を中心に質問できたのがよかった。またtDiary会議開催してほしい!! 次の開催ではもっと書いたコードを元に提案できるようにしておきたい。
2008-12-08(Mon) [長年日記] [Edit]
■1 Kent Beckの
『Implementation Patterns』の翻訳(『実装パターン』)が出るよ
12/22発売予定。208ページ、2,310円(なんと原著の半額ぐらいで買える!!)。Amazonにはまだ書影がないけど、版元のピアソン・エデュケーションの紹介ページで確認できます。目次もあります。複合メソッド。二重ディスパッチ。
「実装パターン」と聞くと、ひょっとしたら「デザインパターンを実装する本」と思われる方がいるかもしれないけれど、本書は「実装にあたって人と人とがコードの意図を伝えあうために交わす共通言語」をまとめた書籍です。以前の日記にも書いたけれど、本書は:
- 「良いコードは重要だ」ということを語る書籍であり、
- プログラマの責任(responsibility)についての書籍
です。
ちなみに、力不足で私はぜんぜん更新してませんが、ほとんどid:sumimを召喚するためにつくったと言っても過言ではない本書のはてなグループもあります。
最後に、原著の書影も紹介しておきますね:
■2
yharaの奇妙なプログラミング言語(単行本)
yharaセンセイが『Rubyで作る奇妙なプログラミング言語 ~Esoteric Language』という書籍を出版されるようです。「さすがyhara! おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」
2008-12-12(Fri) [長年日記] [Edit]
■1
『インターフェイス指向設計』のサポートページを用意しました
今さら何を言うかという感じではありますが、用意しました。
id:naoyaからとても丁寧な書評をいただいて監訳者として光栄の限りなのですが、その一方でid:nobeanから大量のバグ指摘もいただいております。ほんとうにありがとうございます。献本してよかった!!!!
翻訳のバグとキモすぎるコーディングスタイル(これは原著のスタイルなんだもん……)にもめげずに読んでいたいている読者の皆さまありがとうございます。いちおう本書も1回は増刷されたはず。
2008-12-16(Tue) [長年日記] [Edit]
九州Ruby会議01は4回目の地域Ruby会議にして200名の参加登録という、最大規模の地域Ruby会議。参加人数200名というのはThe RubyKaigiの初回、つまりRubyKaigi2006よりも大規模なイベントだ。さすが古代から多彩なRubyistを輩出している土地だけのことはある。「中世」以来のRubyユーザの私にとって九州というのはRubyist九州の土地であって、Rubyist九州というのはRuby@関西と並ぶ伝説のコミュニティだ(なのでフロリダでRubyKaigi2009の宣伝をしてたおかげで関西Ruby会議01に参加できなかったのはとても残念)。
今回はそんな九州・福岡という土地で、自分が始めたRegional RubyKaigiプロジェクトが九州Ruby会議01として実装されて、しかもその現場に赴くことができて(提供:(株)永和システムマネジメント)、さらにそのオープニングでご挨拶させてもらえたことはとてもとても光栄だった。実行委員長の永井さんを始め運営に携わった皆さま、それから話を聞いてくれた現場の・リモートの参加者の皆さま、ほんとうにありがとうございました(ちなみに高橋さんからも挨拶がある予定だったのだけれども、到着が開始ギリギリだったみたいで間に合わなかった模様。残念)。
今回の九州01の会場は情報学部の(?)施設だったこともあってか、各席に電源と有線LANのコネクタが配置されていて非常に快適な内職環境が提供されていた(懇親会で使ったライトニングトークの資料は偽takesakoメソッドによる)。でも実際にはセッションの内容とIRCとが面白くてあまり内職は進まなかったのだけれども。東京Ruby会議も大学とか学術機関でやってみたい。ここで【急募】:
東京Ruby会議のために100名規模の提供を提供いただける学術機関。n個のプロジェクタ設備、マイク、参加者席の電源およびネットワーク環境希望
長くなったので、セッションの感想とかの続きは「あとで書く」。なお、Ustream.tvで中継していたセッションの録画があるみたいなので、気になる方はどうぞご利用ください。
ちなみに次のRegional RubyKaigiは仙台Ruby会議01です。2009/01/24(土)。OSC2009Sendai内での開催。発表者はid:xibbar、須藤さん、大場夫妻、id:moro。参加登録はまだなのかな? 私はLTに応募したので行くつもり(日帰りで)。
○ ma2 [おー。素晴らしい。緊張しますねー。]
○ かくたに [緊張しすぎてフラフラが止まらない ><]