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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2008-02-24(Sun) [長年日記]

■1 WEB+DB PRESS Vol.43(笠原 辰仁/宗近 龍一郎/尾島 良司/猪股 健太郎/吉田 和弘/高橋 征義/繁田 卓二/竹下 肯己/桐山 俊也/川村 丹美/西澤 晋/池邉 智洋/岩永 大樹/ひろせ まさあき/伊藤 直也/山本 陽平/高井 直人/角谷 信太郎/高林 哲/児玉 サヌール) カメのきた道―甲羅に秘められた2億年の生命進化 (NHKブックス)(平山 廉) エル・マリアッチ コレクターズ・エディション [DVD](ロバート・ロドリゲス) 『WEB+DB PRESS』Vol.43

(このエントリは3/6に書いてます)

今回の『WEB+DB PRESS』はカメが表紙!! 私の連載(「アジャイル開発者の習慣〜acts_as_agile」の内容に合わせた——わけではなく(ウミガメだし)、先日の札幌でのセミナーに参加して強烈な印象を受けたPostgreSQLのカメ。

で、カメである。連載史上最高のWeb上での言及数。爆釣である。特にごとけんさんがものすごい勢いで(本筋ではなく)カメについて語っているのは圧巻。紹介されている『カメの来た道』をポチっと買ってしまった。

この回は咳さんからも「『カメの設計』に感動した」と言及され、なぜかたださんからも予想しない方向から言及が。こうしてベテランRubyistがよく釣れているということは、Rubyと進化的設計の相性の良さをあらわしているといえよう。

エピグラフはエル・マリアッチ。私が本気だということがここから感じていただけるかと思います。 連載のバックナンバーは現在、第1回から第3回までの全文がgihyo.jpで読めるようになっていますので、過去の連載を読み逃している方はこれを機会に読んでやってください。で、Vol.43を読むと。

他にも読みどころは(いつも通り)たくさんあるのだけれども、その中でもデブサミ2008で羽生田さんにScalaの話をして欲しいと提案した私としてはScalaのことが載ってたのがよかった。Scalaかわいいですから。Scalaについては別エントリでもう少し書きますから。

■2 SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-DS30P SONY ECM-DS30P マイクロフォン

三脚の次はマイクを買ってしまっている。ふつうのビデオカメラでも意味はあるのかなあ。カメラ内蔵のマイクだと音声に気をつかわないといけなさそうなのことを江渡さんの講演動画のときに学んだ。今度のXPJUGで実験してみよう。


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