2001-08-27(Mon) [Edit]
■1 旅の支度
なんだかんだで前日遅くまで起きていたこともあり、全員昼前まで沈没。明日から旅立つ我々にいたっては、旅の支度が全然整っていない。実家の母弟には『アイアン・ジャイアント』をDVDで鑑賞させつつ(って、弟は観たそうだった)、その間にスーツケースに荷物を放り込む。が、88分の上映時間ちゅうには荷物詰め終わらず、時間切れ。母弟には空港まで見送れないことを詫びつつ、近所のバス停まで。
その後、夕方頃になってようやく荷物詰めが完了。翌日はAM6:00に空港でチェックインせよとの指示なので、本日は宿泊させてもらうべくしば母宅へスーツケースを引いて行く。すっかり東東京進出時の橋頭堡である。毎度まいどお世話になりっぱなしである。
デジカメの画像をThinkPad240に取り込むように設定ができなかったので(もう少しだったのだけれど、時間切れ)、ヨドバシカメラで予備のコンパクトフラッシュとバッテリを購入。
■2 と、いうわけで一週間ほど姿を消します。
って、わざわざお知らせするほどのことでもないですが。カンボジア(シェムリアップ)→ベトナム(ホーチミン)→香港を7日間で駆け抜ける旅。この期間の話は別コンテンツにする予定。
『グルーヴィな匣 Vol.1』の通販代金を送金するのに間に合わなかった。来週後半あたりに送金する予定。
2003-08-27(Wed) [Edit]
■1 カテゴリをつくることにした
『実践J2EE システムデザイン』。まだ少ししか読んでないが、名著決定。多少読み進める速度が遅くなってもメモったほうが良いと判断。こういうことはWikiでやったほうが良さそうな気もするのだが、途中で挫折するかもしれないし。
読書会のネタにも良いと思うんですが。どこかで開催されないだろうか。
■2 Agile Development Conference邦訳
オブジェクト倶楽部のメルマガ経由。さしあたってはチュートリアルに注目、なのかな:
「FITでの顧客用テスト:体験入門」
やっとFITとFITNesseの関係がわかった(単に今まで調べてなかっただけだが)。受け入れテストをWikiに書くのだ。テスト可能性がますますもって大事になっていくな。リンク先から辿れる資料はTDDだけど、あくまで入門というか紹介としてTDDをやってる、と認識している。これでTDDもコイツで!!というよりは、受け入れテストを書くにあたっての敷居を下げるためのツールである、と。
FitNesse追記:「アイデアは面白いんだけどなぁ。実際に使う事はしばらくないだろうなぁ」
と、marsさん。実際に顧客に使える(使ってもらえる)ようになるにはまだまだ幾つも山がありそう。まずは開発チーム内での単体テストの徹底が先だとは思う。『実践J2EE システムデザイン』第3章参照(またそれか)。
「リーン開発のツール・キット」
訳注つき。トヨタ生産方式、逆輸入? またしても「アジャイルに新しいところはない」といったところか*1。唐突にミッキーの写真が出てきてかなり吃驚した。
*1 新しくないからといって、それがどうしたというのだ?
■3 天ざる@自宅
某さぬきうどん店に間者を送り込んだところ、執拗に詳細なレポートが報告されてきて、うどんが喰いたくなって仕様がない。が、美味い店に足は運べなかったので、自宅で某最強さぬきうどん店風に天ざる。海老は高価なので諦めて、かしわ天。
二人がかりでそれっぽい仕上げにしてみたのだが、味はやっぱり全く違う(当然)。でも美味かった。かしわ天のあのスパイシーな感じの味付けの決め手がわからない。
■4 『リクガメ大百科』
バートホールドも二度、診療してもらったことのあるレプタイル・クリニック院長であらせられる 小家山先生によるリクガメ本。図鑑として、飼育の手引きとして、リクガメの医学として、一冊で三度おいしい仕上がり。我われも飼い始めの頃にこの書籍があったら、と思った。写真も綺麗なので、オススメ。レアなカメの写真もある(ほとんど見かけることにないカメ、なのに)。
病気系の記事は写真が(当然だが)エグイ。しかし、目をそむけてはいけない!!と思って向き合うんのだけれど、やっぱりちょっと気分が……。「犬にかまれ、背甲の一部に穴があいてしまったカメ」。見てはいけないものを見てしまった感覚。戦慄をおぼえる。カメの甲羅の中には宇宙が入っているのに。
2004-08-27(Fri) [Edit]
■1 私の居るプロジェクトで活用しているTDDノウハウが絶賛流出中
名付けてTDDer養成ギブス。コーチとペアプロを始めた初日の作業はこれだったナァ(遠い目)。
このギブスをつけて1ヶ月もペアプロすればTDDerの入り口に立てる。TDDerの星への道程は遠い。
2005-08-27(Sat) [Edit]
■2 LLDONのD
まともなレポートは:
が参考になるかと。他にもトラックバックセンターからいろいろ辿れる。
さて。昨年とは異なり、今年は純粋に観客として参加。普段会わないような方がたに「今年はGroovyやんないの?」と訊かれて嬉しかったけど、何にも言われてないんですもの……というか志願制なの?
ささださんによるRubyのLanguage Update
やおら立ち上がってプレゼンを開始、のみならずジャンプまで披露。素晴しい。なんで他の言語の人たちは座ったままなのかね?*1 ささださんのRuby(とYARV)の発表は、Rubyに対して容赦ないところがスゴいな、と思う。
「Railsな考え方:Evolution」
- 高橋メソッドの本家本元はフォントが明朝体へと進化。あれはフォント名が気になる。
- 『Web+DB Press Vol.28』に続いて、ここでも「ドメイン特化言語と言っていた。「依存」でも「専用」でもなく。個人的に嬉しいポイント。
- 「言語の硬/軟」× 「結合の疎/密」の 2 x 2。ここでのバランスが大事、とは示唆深い。
Duck Typing
青木さんが「刹那的に生きる現代の若者に似つかわしい(要旨)」と説明していたDuck Typing。なぜ、Duckなのかというころについてだけれども、Iggy Popの『It's All Shit』にこんな歌詞がある:
... If it walks like a duck Talks like a duck It must be a duck If it smells like a duck Talks like a duck It must be a duck If it smells like a duck Tastes like a duck
たぶんこれだろ、と思って『日経ソフトウエア』2005年1月号にはそう書いちゃったけど、真実はどうなのかなあ。Iggy Popだと「刹那的な若者風」ではある。イマドキではないとは思うけれど。
ちなみにこの曲はiTMSの日本では買えないっぽい。米国では買えるみたいだけどタイトルがFワードだからか「It's All S**t」みたいな風になってたように記憶している。
その他、雑感
- 昨年のLL Weekendから1年経ったのに関数型言語に対する理解があまり深まってない自分。「Haskellのレベル」は1だった。
- gaucheのDebianパッケージはもうEUC-JPでリビルドしなくてもEmacsから普通に使えるのかしらん(試してない)
- Squeakの配列は1から始まるのかー。っていうかCroquetのビーム。ビームやばい。
- id:sumimさんに声をかけてみたかったんだけど、勇気を出しきれず。
- 青木さんのコードがきれいだ。
- joesaisanさんは今年はいらしてたのかなあ。
*1 青木さんも立ってプレゼンしていた。
■3 LLDONのO
オは大久保公園のオ。我らがgreenteaさんに「かくたにさんは◯◯派ですよね?」と言われたので「『バカ征く』派です」と即答したのだが「私は派閥はつくらないですよ」と普通に返された。
だんだん酔っぱらってきちゃったようで、『アイアン・ジャイアント』について「やればできる!!」と叫びはじめる。id:ogijunさんと森田さんは『アイアン・ジャイアント』は好きみたい。嬉しい。
■4 LLDONのN
とにかく楽しかったことは覚えている。開始時点ですでにだいぶ酔っぱらっていた。イベント終盤でプレゼントをもらいに壇上に上ったときに掘りゴタツ(?)に落ちた。
以下、夏休みの絵日記にも満たない覚え書き。
だめ自慢
——それでも、使っていかざるをえない。
- otsuneさんがリアルモヒカン。
- PHP: "PHPの"kdさんによれば、「PHPはみんあが言うほど悪くないよ」とのこと。
- Python: モンティ・パイソンなネタが会場ではウケてなかった。哀しい。
- Perl: 早川さんのプレゼンを見ることができて幸せだった。
- Ruby: 「ドキュメント」と「コミュニティ」はだめだけど、言語はだめじゃないということ?
デモ自慢
6人中3人がRuby。
2007-08-27(Mon) [Edit]
■1 『WEB+DB PRESS Vol.40』
ソフトウェアエンジニアリングというものはありません。少なくともまだないです。——Dave Thomas
私のWEBともDBとも関係ない連載「アジャイル開発者の習慣〜acts_as_agile」の第2回が載ってます。今回は「仕組みを育てる」ということを習慣だと言い張って書いてみました。ソフトウェア開発もソフトウェアなんだと言いたかったんだけど、うまいこと言えてない。
内容については盛り沢山すぎて言及しきれないので、一点だけ。id:naoyaのTest::Baseの紹介がためになった。RSpecにも欲しい。
Rubyではid:secondlifeがカッとなってTest::BaseをRubyにportしようとした|http://subtech.g.hatena.ne.jp/secondlife/20061101/1162378892」」(そして放置中?)のが、[[rubyforgeのsvnにあるんだけど、test/unitベース。これをRSpec風に使えるようにしたいなあ。__END__定数を使わないでどうやって"spec"を気楽に書けるようにすべきか。ヒアドキュメントで勘弁してもらえるかな。
○ TrackBack [http://phenterminee.blog.com/ Order phentermine online. Or..]
2011-08-27(Sat) [Edit]
■1 パソナテック様主催のRubyセミナーで「Rubyを選ぶということ」というトークをしました
Rubyを「仕事」にするためのRubyのおさえ処, Javaや.NETの経験者がRubyを習得し、Rubyを仕事にするためのポイントを管理者 と開発者の両面から解説します。との依頼だった(というか気がついたらそうセミナーのページに書いてあった)ので、"Welcome to the Real World"という話をしました。「これからRubyに取り組もう」と思っている方に何らかのヒントになるといいな、と思いながら話をしました。
よく誤解されるので簡単に補足しておくと、いつも使ってるこの「砂漠」(スライドは鳥取砂丘だけど)の比喩は「Rubyを選んだだけでは救われないですよ」というのが当初の狙い(たしかに、札幌02で最初に話をしたときに「月曜からこんな気分の人もいるかもしれませんね」と余計なひとことを付け加えてしまったような記憶もあるので、そっちが伝わってしまったのかもなあ、というのは反省してます)。
Take the Red Pillするとそこは現実世界の砂漠(Welcome to the Desert of the Real)だよ、でも行動することで変わっていけるし、「変えられないよ」と思っていることのなかには自分の「スプーンは曲げられない」という先入観や思い込みが原因になっていることもたくさんじゃないかな。「スプーンはない(There is No Spoon)」と気づけばもっとやれることがあると思うんだよね、というのがいわゆるTake the Red Pill 3部作のお話なのでした。
関連リンク
- 当日のレポート(パソナテックがプログラミング言語「Ruby」でセミナー-国際的にも注目され、JIS化で大ブレーク期待)
- 【Rubyセミナー】豪華3名のプレゼン資料(Ruby市場展望/東京ガス事例/角谷さんのプレゼン)を公開しました(ダウンロードには個人情報の登録が必要です)
○ 間者 [本日17:00に挑戦も"本日終了"の看板が、残念無念。]