2011-04-06(Wed) [長年日記]
■1 入学式
卒園式の次は入学式。「ランドセルを背負って学校に行く」というのは思っていた以上に感慨ぶかいものなのだなあ、と実感。時間の経つのは早いなあ――といっても、いつだって時間は経ってみれば早いものだから、いまを大切にしていかないと。この後に続くさまざまな道も経ってからみればどれもあっと言う間なんだよな。
「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
卒園式の次は入学式。「ランドセルを背負って学校に行く」というのは思っていた以上に感慨ぶかいものなのだなあ、と実感。時間の経つのは早いなあ――といっても、いつだって時間は経ってみれば早いものだから、いまを大切にしていかないと。この後に続くさまざまな道も経ってからみればどれもあっと言う間なんだよな。