2010-02-25(Thu) [長年日記]
■1 「第11回すくすくスクラム――ユーザーストーリービギンズナイト」に参加してきた
「ストーリーを書いていいのは書かれる覚悟のある奴だけだぜ」 by @kdmsnr
当日の講演(+ワークショップ)の録画と、資料は児玉さんの日記を参照。
http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/diary/20100225.html#p01
ユーザーストーリーはそれそのものよりもそれを取り巻く環境構造がだいじだと思っているので、そういう話が多くてよかった。惑星の本棚で調べた結果もたくさん盛り込まれていて、かなりお得な内容だった。ありがとうございました。Mike Cohnの著作は出す順番の逆順で読むのがいいんじゃないかと思う今日この頃。つまりこの順番:
最新刊。「アジャイルになる」ための考えかたが詰まってます。『アジャイルな見積りと計画づくり』では書籍のスコープ外としていた、チームの外側と、チームの内側(つまりチームを構成する個人)の変化について、例によって事例と質問をこれでもかと繰り出して説明してます。おすすめ。
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
毎日コミュニケーションズ
¥ 3,360
唯一翻訳されてるMike Cohnの著作。安井さんと私で翻訳しました!! 第3刷までいってます! デブサミ2010でも15冊完売しました(Yoshiori宣伝ありがとう!)
以前にも書いたけれど(2004年7月かあ)、私がバーンダウンチャートというものを知ったのはこの本。
講演の最後で児玉さんが紹介していた"A User Story Primer"はDean Leffingwellという人が書いたのか。いま作業中なのが"Agile Requirements"か。ポートフォリオについてが章じゃなくて部になってるのがすごそう。
"Scaling Software Agility"ってちょっと前の「大規模アジャイル」ブームのときに出たやつかなあ。完全にスルーしてたなあ。
追記
"Scaling Software Agility"はkdmsnrさんに翻訳でてるよ、と教えてもらいました:
アジャイル開発の本質とスケールアップ 変化に強い大規模開発を成功させる14のベストプラクティス (IT Architects’ Archive)
翔泳社
¥ 3,780
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










邦訳がこないだ出てました。『アジャイル開発の本質とスケールアップ』
あー。あれかあ。翔泳社のシリーズですね。ありがとうございます。