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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2009-07-06(Mon) [長年日記] [Edit]

■1 パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)(江渡 浩一郎) デブサミ2009でベストスピーカー賞総合第2位をもらったことと関連してダラダラと

少し前のことだけれども、デブサミ2009のベストスピーカー賞が発表されていて、私のセッションは総合第2位だった。デブサミではいつも圏外だったのでうれしい。ちなみに、あしたイベントがあるオブジェクト倶楽部もベストバリュー賞をもらってます)。

デブサミ2009での「時を超えたプログラミングの道への道」と題したセッションにはネットでもさまざまな反応をもらえた

で。このセッションの構想と中身は、その多くを江渡さんの新刊、『パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則』に負っている。だからジュンク堂書店池袋店での本書の刊行記念トークセッションでのお相手として江渡さんに声をかけてもらえたことをとても光栄に感じている。

そのトークセッションの開催は今週の木曜日、7/9(木)(――今週……だと?!) 残席わずかっぽいので、申し込みはお電話でお早めに。

「本書に書かれていることは受託開発が生業の私(たち)にとっては単なる読みものでもなければ、言葉遊びでもなく、現実のもんだいなのだ、と」ということを当日話すにはどうしたらいいかと、一緒に登壇するKKDとふたりで小一時間打合せをした結果を江渡さんに伝えたところ、どう見てもドン引きだった。当日までにもうちょっと作戦を練らないといけません……。

junkudo-meeting

ちなみに本書関連のイベントは大きめなところでは、

があります。どれも「まったく同じ内容にはしない」とのこと。他には、来週7/16(木)(――来週……だと??!?!?!)のRubyKaigi2009の1日目のLTに江渡さんが登壇。タイトルは「パターン、Wiki、XP、そしてRuby」。

ちなみにWikiばなは、気がつくとムチャブリストの人の策略によって話すことになってしまった。光栄なのだけれど困ってる。

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2009-07-09(Thu) [長年日記] [Edit]

■1 パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)(江渡 浩一郎) 『パターン、Wiki、XP』刊行記念ジュンク堂トークセッションを盛況のうちに終えることができました

id:etoさんの著作の刊行をダシに、KKDと好き勝手しゃべってどこまで行けるかという企画におつきあいいただきありがとうございました。トークセッションを通じて「生成的(Generative)」であることの実例を示せたと思います。刺激的/ほらステキ/見える世界がきらめくわ……

ソフトウェアもあんなふうにつくれるともっと世界が豊かになるのではないかというのがいまの自分の関心ごと。そこまでの課題は山盛りなのですが。技術はもちろん、組織とか経済ーー金銭的価値の流れかたとか人と人との関わりかたとか。人生、宇宙、すべての答えはすでに出ているわけだから、重要なのは問い続けることなのだ。私は偉大な質問になりたい。世界をいきいきさせるのも大変だね。

トークセッションできちんと場のセンターを保ち続けてくれたid:etoさん、現場まで足を運んでいただいた皆さま、Ustream.tv越しに視聴いただいた皆さま、ジュンク堂書店で書籍を購入いただいた皆さま(書店は書籍を買うところです!)、さまざまなにお気遣いいただいた担当編集のイナオさん、中継を担当いただいたgihyo.jpの高橋さん、直前まで配置や蛍光灯の抜き差しにご協力いただいたジュンク堂書店の喫茶スタッフの皆さん、開始直前になっても延々と事前にお伝えしていたのと全然違う書籍のリクエストを出し続ける私のお願いに俊敏に応じ続けていただいた長田さんとフロア担当の皆さん、いつもどおりだった懸田さん、2次会でいろんなヒントをくださった皆さん、私の普段の電波な言動を生温かく見守ってくれている勤務先の同僚のみんな、イッパイイッパイの私をいつも助けてくれてる家族に感謝します。ありがとうございました。

で。本書関連のイベントはまだもう少し続きます(これは以前にお知らせしました。だんだん本書のヤバさが広がりつつあるので、興味を持たれているかたは早めに参加登録をしたほうがいいですよ。ざんねんながら、来週都内で開催されるという噂の「変革への期待と決意を一望できる場所」に行けるチケットはSOLD OUTですが。

それにしても単著もないのにジュンク堂書店でのトークセッションへの登壇回数はこれで、池袋店で3回、札幌店で1回の合計4回。ひょっとしたらプログラマとしてはかなり多かったりする? 私より多いひとって誰だろう……。

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2009-07-18(Sat) RubyKaigiって講演ばっかで会議してないじゃんとか言われたのでやってみた [長年日記] [Edit]

■1 tDiary会議

企画部屋」で実施されたtDiary会議。tDiaryのプロジェクト管理者が全員揃った!! RubyKaigiすごい!

DSC_0123

この日の議事ログ的なものがhsbtの日記に載ってます。たぶん翌日の発表にも反映されたんじゃないかと思ってる(まだ見てない。KaigiFreaksの動画待ち)。

tachさんにはquick-junitの件でお世話になったのでご挨拶したかったのだけれども、tDiary会議は盛り上がってるし、次のRegional RubyKaigi会議の場所の準備もあったので、ご挨拶できずじまい。

こんかいのtDiary会議でいちばん感銘を受けたのは、参加者の誰もが「tDiaryは25年続くプロジェクト」だということを前提にしていたことだった。みんなこれを微塵も疑ってなかった。tDiary使っててよかった。

■2 Regional RubyKaigi会議

Reginal RubyKaigi会議

(かならずあとで書きます)

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2009-07-19(Sun) [長年日記] [Edit]

■1 Regional RubyKaigiのご報告

質疑応答でのid:bash0C7のコメントに感極まって泣いてしまった。ありがとう。ほんとうにありがとう。

ガメラ2 レギオン襲来 [DVD]

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2009-07-21(Tue) [長年日記] [Edit]

■1 運営委員長として、セッションのスピーカーとして、基調講演の聴講者として、日本Rubyの会理事として、そして、ひとりのRubyistとしてのRubyKaigi2009のまとめ

Welcome to the Real World.

KDX-090719-84

RubyKaigiが終わるや天空に7色の架け橋が浮かび上がった -- arton

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