2009-01-10(Sat) [長年日記]
■1 『プログラミング言語Ruby』は1/26発売
これはRuby 1.9.1リリースにぶつけてきたな……。arton x takaiの『JavaプログラマのためのRuby入門』は1/29だし。私の新刊『アジャイルな見積りと計画づくり』の発売は1/29頃なので、今月下旬はRubyがライバル。
デブサミ2009のセッションもRuby1.9リリースマネージャが裏番組だし。なんだかさいきんRubyと相性が悪いです!!!
でも、『Head First ソフトウェア開発』のオライリー・ジャパンのサイトでの関連書籍がRubyばかりなことからもわかるように、Rubyとアジャイル開発は仲良しのはずなんだ。どうやらHead Firstシリーズでは「ソフトウェア開発 == アジャイル開発」という立場らしく、目次を見た限りではかなり期待できそう。
■2 妻がiPhoneに機種変更した
ちょっとリモコンを使ってもらったら気にいったようで、早速機種変更していた。iPhoneで電話してる人をはじめてみた。
■3 「新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2009年版」の本編を聞けなかった話
「献本をもらったくらいでもう一冊買わないのは素人」という発言で(私のなかでは有名な)id:takahashimのトークセッション(ぼくは素人でいいです)。
これは西のid:naoya、東のid:takahashimですよ!!と個人的には勝手に鼻息が荒かったんだけど、いろいろあって息子を預けるアテがなくなったので本編を聞くのは断念。
息子とふたりでジュンク堂まで行くだけ行って、ホンモノのオーム社の営業の方の名刺をいただいたり、お世話になってる出版社の編集の皆さんに挨拶した後、8Fに行って機関車トーマスの絵本を買って帰ってきた。まあ、息子をジュンク堂デビューさせられたのでよしとする。あと、往復で山手線を一周した。
トークセッションについては後日動画が公開されるらしいので、それを楽しみにするとしよう(オライリーさんがんばって)。また、当日のustは技術評論社さんだった模様。ええと、id:takahasimの日記からメモラブル・クォート:
ある意味、「コンピュータ書」というのは、特異な位置にあると思います。コンピュータとネットワークの発達は、出版業界から見れば、巨大な「敵対勢力」のように見えるのは間違いないでしょう。にも関わらず、そのコンピュータとネットワークに携わる人々にとって、欠かすことのできない情報のライフラインとして、「コンピュータ書」が現状機能しています。少なくともこの国の情報産業、そしてコンピュータとネットワーク関連技術は、出版のエコシステムが機能不全に陥れば、無傷でいられるとは思えません。一種「獅子身中の虫」にも似ています。
その一方で、このような特異な位置にあるということは、上手く利用すると、コンピュータと書籍に関する様々な試みを行うことも可能になるということでもあります。実際、今回のイベントでも、オライリーさんや技評さんが動画撮影や配信を試みたりもしていました。このような試行錯誤の先に、コンピュータと書籍とのあるべき関係の未来があるはず、という気がしています。……ちょっと大げさに言えば、そのようなことを考えさせられたトークセッションでした。
> iPhoneで電話してる人をはじめてみた。<br>これは笑えるw