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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2004-05-07(Fri) localhost:4565のフォークロア [長年日記]

■1 arton&いがぴょん合コン

行ってきた。人がたくさんいて、酔っ払うまで多少怖気づいたが、artonさんとは無事、幾ばくかの会話を交わして、ご本人すらも置いてけぼりにしながら勝手な思い入れを語れた(とても伝えたとはいえない)。でも満足。日記にあるもにょもにょした何か。priceless。

素面の間にmatobaaさんにご挨拶。ひがさんともお話ができた。巧く言葉にできないけれど、ひがさんにはひがさんのcore concernがあって、TapestrySeasarと同じようにひがさんにとってのpragmaticな解法の中の一つなのだな、と。

よって我われはひがさんの肩には立ちつつも、おんぶに抱っこではいけなくて(これはSeasarに限らないのだが)、我われは我われなりに例えば、謎Webとかそーいったちょっとどうかしている活動へ勝手にcommitしていくべきなのだろう。

終盤になってはぶさんとの対面も果たせたのだけれど、圧倒されるばかりなり。「artonさんみたいな感じの人だと思っていた」と畏れ多いお言葉をいただく。精進します。

結局、スキがなくていがぴょんさんにはご挨拶できず、kdさんから500円返してもらうの忘れた(w

で。takaiさんのthinなEntityとrichなServiceという議論には納得しつつも、そこに与することは留保しつつも(なぜならそれはシステム複雑指数7.42までの世界だから、たぶん)、richなEntityとagileなServiceという経路は(複雑指数7.42オーバーの世界ならばなおのこと)あると思うんだけどなー、といつものように思いながら、眠ることにする。


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