2004-01-31(Sat) [長年日記]
■1 すみた@中十条
妻の産婦人科通院に付き添って亀戸へ行く。と、待合室は大混雑。二人とも待ってらんないので、佐野みそで梅干を捕獲して亀戸脱出。
気が付くと、東十条に居た。私は久びさにかしわおろしぶっかけ(冷)とかけ。妻はミニ丼セットを天丼ときつねうどんで。彼女はかけ系のうどんは初めてで、つゆが美味いとえらく感動していた。
ミニ天丼の天麩羅を少しわけてもらった。天麩羅はうどん向けに最適化されていると思っていたのだが、タレでいただくというのもまた美味。
■2 「トム・デマルコ講演の個人的メモ」
「wildcatsのボケ・ツッコミは基本でしょっ!」経由。「効率よりも俊敏性(Agile)を求めよ」、俊敏性はゆとりから生まれる、ゆとりを確保するためには、何が必要か、ではなく「何が不必要か」を考えよう、と。最適化から適応へ、というアジャイル陣営のメッセージとも呼応するな。個人的に印象に残ったのは、最後の質問への回答。アメリカでIT業界に若い人が入ってこない、という問題に対して答えて曰く:
でも心配はしないで欲しい。以下の2つの理由がある。
まずひとつめはシステムを作るという仕事は昔も今も変わらず創造的で魅力的な仕事であるということ。ふたつめに、チームワークに関するソフトウェアのアプローチは他のどの仕事よりもユニークであることが言える。かつてのITワーカーといえば、一匹狼でコミュニケーションが下手、そんな人の方が向いている、と言われていました。しかし今は違う。チームを組んでその中でコミュニケーションを駆使してシステムを組み上げることができる人が向いている。そしてそうゆう人は間違い無くこの仕事に魅力を感じるはずだ。
一方、マ板では「新世紀エヴァングラマー」なるFlashがつくられているような状況なわけだが……。
[ツッコミを入れる]
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)









