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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2003-10-27(Mon) [Edit]

■1 TortoiseSVN 0.21と、Subversionの作業環境

marsのメモ」経由。ぜんぜん可愛くないリクガメのマスコットでお馴染みのSubversionクライアント、バージョンアップ。

現在、保守作業そのものは独りで行う感じなので、ソースコードのバージョンはlocalhostの(!)Subversionで行っている。個人的にはもう、CVSステだな。

しかし、現状ではEclipseと組み合わせて利用するには、機能的に少し足りない印象。チームで使えるかどうかはチームメンバの状況に拠りそうな感触。

まだまだ私も試行錯誤中なのだけれど、Eclipse2.1.1RC2 + subclipse 0.8.0だけでは完全にCVSを置き換えるにまでは至っていないと思う。なので、Easy Exploler + TortoiseSVN を補助的に——というか、こちらの利用頻度のほうが高いかも——詳細を確認しながらリポジトリにコミットしている。

さらに、これは私の使い方が悪いのかもしれないが、ここまでのツールの組み合わせではディレクトリの移動や削除が巧く扱えない。よって、これらの作業に関しては、コマンドプロンプト出動、svnコマンドを直接叩いている。Emacsのpsvnモードは、まだ使うまでに至っていない。これは単なる私の修行不足。

Subversionマスターの居て、導いてもらえるような環境でならともかくも、自分が環境周りも面倒みないといけない、となったら、現状ではまだSubversionを本格導入することは(チームメンバによっては)躊躇するところ。あと半年ぐらいの間に、ここらへんが解決されて、Eclipse + subclipseだけでほとんどの作業が行えるようになると嬉しいのだけれど。

Tags: svn

■2 『プログラミングMacOS X for Unix Geeks』

Mac OS Xについては、BSDベースっぽい、ということしか知らないので、買ってみた。デフォルトのシェルが(Jaguarでは)tcshだということも知らないレベルなので。Pantherではbashなんだよね、確か。

Tags: 書籍

2004-10-27(Wed) [Edit]

■1 1ヵ月

息子が産まれて1ヵ月が経った。長かったような、短かったような。オムツやミルク、沐浴といった基本的な世話はだいぶできるようになった。泣き声が半端じゃなくデカいので、夜中に泣くのは勘弁して欲しいって、赤ん坊は泣くのが仕事だから書くだけ野暮だが。

妻の経過は順調。ただちょっと時どき傷口が傷むようだ。あと、全般的に疲れ気味。


2005-10-27(Thu) [Edit]

■1 つもりつもって

BDDとTDDについて書いたつもり。Bruce.A.Tateタンについて書いたつもり。シンボルと文字列についてRuby基盤チームでなく(入れないし)、Ruby業務チームのヘタレプログラマとして書いたつもり。


2006-10-27(Fri) [Edit]

■1 PofEAA読書会の取りまとめ役を(勝手に)放棄します

PofEAA読書会を「RubyKaigi2006の準備があるから……」と思い2006年6月以降、中断させてもらったまま再開のメドを立てられておらず、今後もおそらく無理っぽい。そんな状況で再開のボールを私が抱えているのは、再開を楽しみにしている方々と、私じしんの双方にとって良くないので、明示的にギブアップ。ごめんなさい。

毎回会場を提供してくれたオージス総研さんありがとうございました。JavaEE勉強会やSICP読書会を継続させているかっくんは偉大だ。

参加者の皆さんのおかげで、勉強会は自分にとって、単にパターンを学習するにとどまらず、エンタープライズアプケーションのアーキテクチャを考えるということは、SI現場の力学のなかで、顧客・顧客の状況・構築システムのコンテキスト・一緒にシステムを構築する人たち、といった様々なステークホルダー間でのバランスを取る営みだということを学ぶ貴重な機会でした。

id:ogijunさんからは「また人狩りをしたくなったら再開すればいいんじゃない?」とありがたいお言葉を直接いただきましたが、人狩り(=中途採用者を探す)を目的に開催していたわけじゃありませんから!! 結果的にそうなってた感は否めませんが、狩りをしていたのは私だけじゃないし :-)

引き継いでくれる方はいつでも募集してます

なんらかの手段でかくたにまで連絡をいただければ、引き継ぎ作業には喜んで応じます。いつか再開されるといいなあ。

■2 Life Hacks PRESS ~デジタル世代の「カイゼン」術~(田口 元/安藤 幸央/平林 純/角 征典/和田 卓人/金子 順/角谷 信太郎) 『Life Hacks PRESS』寄稿記事「勉強会のススメ」を公開します

お詫びというわけではないのですがフライング気味に公開します。この記事が勉強会を開催しようとする方にとって少しでも参考になれば幸いです。公開を許可していただいた編集者2.0には厚く御礼申しあげます。


本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

GLAD!! [PofEAA の取りまとめ、どうもありがとうございました。m(_ _)m 僕にとっては多くの人と出会えたことが1番の..]

babie [お疲れ様です。行こうと思ってたのに! あと、いつも思うんだけど、編集者2.0さんは名前出しNGなの?]

yojik [お疲れ様でした。 言語やコミニュティが(いい意味で)バラバラな人が集まっていてとてもよい勉強会だったと思います。人脈..]


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