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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2004-10-27(Wed) [長年日記]

■1 1ヵ月

息子が産まれて1ヵ月が経った。長かったような、短かったような。オムツやミルク、沐浴といった基本的な世話はだいぶできるようになった。泣き声が半端じゃなくデカいので、夜中に泣くのは勘弁して欲しいって、赤ん坊は泣くのが仕事だから書くだけ野暮だが。

妻の経過は順調。ただちょっと時どき傷口が傷むようだ。あと、全般的に疲れ気味。


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