2003-06-11(Wed) [Edit]
■1 CodeRally
RoboCodeは本格的そうだったので敬遠していたのだが、こちらは(Eclipseがあれば)かなり手軽に遊べる。面白い。職場で空いた時間とかを使って付属のドキュメントを超訳、それをサーバに置いてみたらところ反応もまずまず。
自分のHikiにも初めの一歩ぐらいにはなるかもしれないサンプルコードを置いてみた。コードはヘボいけど、手っ取り早く雰囲気を掴む目的としては使えるのではないかと思う。
■2 『Jakartaプロジェクト カンタン Struts』
「本は迷うなら買っちゃえ」の法則従って買ったけど……買うんじゃなかった。拙速な導入本、といった印象。『プログラミングJakarta Struts』(6/26)を待つしかないのか。これは原書に目を通した限りでは好印象。
『Struts in Action』(これは良書。読みこなせてないけど)とか『Practica Guide』(読んでないけど評判は悪くない)とかは翻訳されないのか。
2004-06-11(Fri) ヘタレは死なず。ただうなづくのみ。 [Edit]
■1 「日本にはひがさんがいるので、ロッドジョンソンはいらないな」
メモラブル・クォート。加えて、私の気持ちを代弁してくれている(と思いこんでいる)のが:
「同意。したがってある意味においては相当口惜しいような感じ」。
口惜しい感じ。そうそう。
で。名前が欲しくなっちゃう部分が:
- MVCでいうとMとCの微妙な境目、BCEなら文句なくCの部分
そしてそして、だ。
ビジネスルール(集)というのは、ビジターのようなもの(パターンではなくオブジェクトの分割手法として)を想像すれば良くて、(この場合エンティティの)外部のオブジェクト(1対多である)なのだが、ある特定の(この場合エンティティの)オブジェクトに対する操作の権限を持っていて、それを組み合わせてエンティティ自身に実行させる(のはコントローラの役割)
あうあう。誰かパラフレーズしてくれまいか。
■2 「Web時代の構造化技法をやるためのインフラをOOPで作りますた! それがダイコンでつ!!」
ドーーーーーーーーーーン!!!
だからさ〜、ERD書いて正規化さえすれば業務アプリはOKなんだよなんてうそぶいてる似非DOA屋さんは、ぼちぼちすっこんでろってこった。
ドーーーーーーーーーーン!!!
2006-06-11(Sun) [Edit]
■1 RubyKaigi2006:2日目
(本日のエントリはインクリメンタルかつイテレーティブに更新されます。また、予告なくリストラクチャリングされることがあります:)
無事に会期満了できてほんとうによかった
何よりもこれ。ふりかえると至らないところばかりだったけれども、ちゃんと全プログラムを遂行して、会場を撤収できたことを評価したい。
RubyKaigi2006のアンケート回答を募集しています
よかったこともよくなかったこともあったRubyKaigi2006について、公式サイトでアンケートの回答を募集しています:
まだまだ回答数が少ないそうです。ご協力をよろしくお願いします。回答対象については、一般参加者の方はもちろん、セッションやライトニングトークスでのスピーカーの方、パネルでのパネリストやコメンテータの方、さらには参加できなかった方の回答も歓迎です。忌憚なきご意見をお聞かせください。
2006年はdRuby"再発見"の年として記憶されることになるだろう
咳さんのセッションタイトル「dRubyをもう一度(dRuby,Again.)」は暗示的だ。もう少ししたらのRindaRindaに時代が追いついてくるんじゃない? RindaRindaの2006/06/11時点でのステータスは、ベイパーウェア?
2007-06-11(Mon) [Edit]
■2 もしもオレのスタンドがエコーズだったとしたら、いま、ACT.3に突入した
——気がする。
■3 RubyKaigi2007について話す前に高井さんのことを話す前にジュンク堂書店池袋本店6Fのことを話す前に、
RubyKaigi2006が終わった後に書いた文章をコピペ(reblog?)しておきます。たぶん、読まれたことない方も多いと思うので。確か、昨年のRubyKaigi2006が終わって数日してから書いた文章です。
■4 "And there's business value in fun"(reprise)
(本セクションはコピペ((助詞がおかしいバグは修正))
Ruby好きとしても知られるMartin Folwerのblikiに「ダイナミックタイピング」というエントリがあります。このエントリでFowlerは、SmalltalkやRubyでのプログラミングは楽しい、と前置きした上で:
And there's business value in fun - after all motivation is a major factor in programmer productivity.
(そして、楽しさにはビジネス価値がありますーー結局、モチベーションこそがプログラマの生産性を左右するのです。)
と述べました。以来、私は「And there's business value in fun」を勝手に自分自身のミッション・ステートメントとしてきました。今回のRubyKaigi2006への実行委員としての参加し、当日ボランティアスタッフの皆さんと一緒に仕事をした経験は、私の信条に対する確信となりました。
準備期間はもちろんですが、とりわけ当日運営では士気の高いボランティアスタッフチームに支えられました。致命的な不備や事故が起きることなく、つつがなく全てのプログラムを実施することができたのも彼らのおかげです。士気が異様に高い当日スタッフチームは、私自身の当日とりまとめとしての段取りの悪さすら、却って自律的な働きへと転化させていました。特に、会場準備と撤収の手際は異常事態と呼ぶべき鮮かさでした。昨日今日一緒に作業している人たちの生産性ではありませんでした。この場を借りて、一緒にRubyKaigi2006で働けた皆さんに感謝します。ありがとうございます。
RubyKaigi2006の公式サイトに寄せられたアンケート結果には「スタッフがボランティアとは思えないほど素晴しかった」といった嬉しいご意見がありました(もちろん厳しいお言葉もいただいています)。「ボランティア」という言葉を雇用形態、すなわち「タダ働き」と捉えればその効果は驚くべきものですが、ボランティアとはそもそも志願兵や有志のことを指すわけで、self-motivatedな士気の高い人びとのことです。ボランティアとは雇用形態である以前に、姿勢 (Attitude)である、ともいえます。
「結局、モチベーションこそがプログラマの生産性を左右するのです。」つまり、ボランティアが態度であるならば、そこには生産性の高さがビルトインされているとも考えられます。
カンファレンスも、決められた期間内に成果を出すという意味ではプロジェクトであり、「人がつくる」という意味ではソフトウェアです。言うまでもなく、運営に複数人が関わるという意味ではチームワークです。
RubyKaigi2006に関わった人たちの生産性の高さは、明かに士気の高さによるものです。では、彼らの士気の高さはどこから来たのか。 Rubyと、Rubyに関わる人と人との間のつながりに貢献したいという気持ちが、高い士気として発揮されたのだと思います。なぜ、彼らはRubyと、 Rubyに関わる人と人との間のつながりに貢献したいと思ったのか。それは、Rubyを使ったプログラミングが楽しいからだ、と私は確信しています。
「そして、楽しさにはビジネス価値があります」。今回の体験で私は自らの信条が実証されたと考えています。私の勤務先のような受託・SIを生業とする企業でのソフトウェア開発も、それが特定の期間内に成果を出すプロジェクトであり、「人がつくる」ソフトウェアであり、複数人が関わるチームワークである限り、「楽しさ」は生産性を左右する重要な要素です。その重要な要素としてのRubyは存在感を今後も強めていくと思います。今回の RubyKaigi2006でその予感と熱気を演出し、体験できたことを誇りに思います。
ここでもまた宣言しておきます。諸君、私はRubyが好きだ。
○ Yuumi3 [本当に素晴らしいカンファレンスをありがとうございました! (最近 JoJo第5話 読みました)]
○ かくたに [カンファレンスじゃないよ。Kaigiだよ。]
○ Yuumi3 [すいません、会社嫌いな私は「会議」も嫌いなもので・・・RubyKaigi という名前は好きですが・・・・]
○ かくたに [会議には愛がないかもしれませんが、愛があるのがKaigiです。oxford dictionaryに載せたい。「カイギ..]