2002-05-21(Tue) [Edit]
■1 直近一ヶ月の動き
日びボーッとしている間に、ひと月が経過してしまった。たらこせる・ゾーイ・アラレ、しばとボードゲーム『ロード・オブ・ザ・リング〜指輪物語〜』にうち興じたのも半月以上前のことか。
直訳されたボードゲームのマニュアルにゾーイと苦闘した夜。「このゲームの目的は競うことではなく協力し合うことなのだ!!」という、デザイナーの原作信者っぷりが新鮮だった。
- 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』(2002/04/28@コマ東宝)
- どうしてアニメの青空には泣けてしまうのだろう。小さなおともだちたくさんと一緒にときを過ごせて楽しかった。
- 『ピーター・ジャクソンの指輪物語』(字幕版:『二つの塔』予告編付)(2002/05/04@Tジョイ大泉)
- 3度目。義母も一緒に。この祭を楽しめる人間でよかった。予告を観る限りでは、次回も原作に寄り添った佳作に仕上げてもらいそうな雰囲気で。『二つの塔』で話はどこまで進むのかなあ。たらこせるはあくまで原作は読まないのだろうか。
- 『スパイダーマン』(2002/05/05@Tジョイ大泉)
- 話も役者もトーンも悪くないのだけれど、一番の見せ場のCGが、なあ……。頑張っていることは認めるけど、CGシーンになると興ざめしてしまい、作品のリズムに乗り切れず。
- 『アメリ』(2002/05/20@シネマライズ)
- ジュネの手にかかるとパリの街も箱庭。しかしこの作品が気が狂ったようなヒットとは、いったいどうしちゃったんだろう。閉塞しているのがトレンドなのか。観ていて息が詰まりそうだったので、途中から何がでてきても「ふ〜ん」と思うことにして自己防衛。そういう態度になってしまうと長いこと長いこと。体感時間的には『ピータ・ジャクソンの指輪物語』以上に感じてしまうのであった。
■3 数はこなせど
いろいろ買ってはいるのだけれど、買うのも読むのも直接・間接的に仕事に関するようなもの(でも自腹……)が多くてちょっと食傷気味。
現在のオール自腹状態について、多少は状況が改善されそうなので、もうちょっと楽しい書籍に手を出せるようになると良いのだが、読む時間をどうするのかが問題だったり。
現在は『指輪物語』再再注入ちゅう。今回は『「中つ国」歴史地図』をめくりつ旅路を確認しているのだけれど、この書籍、値段分だけのことはあるなあ。フォンスタッド氏、どうかしてるとしか思えない。
2003-05-21(Wed) [Edit]
■1 白田センセイの連載
HotWired。山形センセイや稲葉センセイの連載はどーなっちゃってんだろう?
ネットワークに生息する「部族」である皆さんに「道理」があるなら、まだ声をあげても構わないと思うし、法は皆さんの共通合意と文化に親和的なものであるべきだと思う。法は、もう出来あがってるものでなくて、誰かが決めるものでもなくて、自分たちが発見して発展させていくものでもあるんだ、ということを皆さんにわかってもらいたい。
——と。/.orgでのレッシグたんへのインタビューでも「お前ら言うだけ番長は何にもしない」と痛烈だったよな。最終段落参照。
追記: で、/.jpにストーリーが掲載されたわけだが……
今のところ、たいした盛り上がりはなし。
■2 『Enter the Matrix』に『:Revolutions』のネタバレ
マーカス・チョンに提訴されている我らが『The Matrix』のゲーム版にはネタバレがあるそうで。サブセクションタイトルのリンク先にもネタバレっぽい記述が含まれている。「『:Revolutions』に関する重大なネタバレと、『:Reloaded』の背景となるストーリーが幾つかある」そうな。
オラクル役のグロリア・フォスターの死去に伴い、代わりにMary Aliceなる人がゲームではオラクル役を演じているそうな。
映画でびっくりしたい向きはゲームしないほうが好い、ってことかな。けれど、リリース順としては『:Reloaded』『Enter〜』『:Revolutions』だし、時系列もそうなっているから、プレイして問題ないと思うんだけど。
■3 ピアソンのアジャイル関連新刊軒並み発売延期
楽しみにしていたのになあ。哀しい。
■4 あずみ@日劇2
マリオン側のゴッサム・カフェ(だっけ?)でニューヨークホットドッグを調達して日劇2へ。この喫茶店はいつ行っても清々しい接客態度なので贔屓にしている。レディースデイであるところの水曜日の日劇/丸の内ピカデリー周辺の混雑はエライことになっていた。こんなことになっているとは。幸か不幸か日劇2は空いていたので大きな問題にはならなかったものの、今後は水曜日にマリオン周辺で映画を観ることはないだろう。
さて本編。上戸彩タンのコスプレ映画なので、彼女をたくさん映すのは正しいのだが、それ以外に正しくないところがテンコモリ。説明描写が多いわりには、上戸彩タンの行動の動機付けが弱いような。『:Reloaded』より上映時間長いんだよね、これ。
■5 『映画秘宝Vol.43』
町山智浩による『The Matrix』の位置付けについての交通整理が(またしても)スバラシイ。帰りの電車で読んでいたら5駅ほど乗り過ごしてしまった。
続編を云々するのではなく、いま・この時期に、What is the Matrix?を整理することは重要だし有益だと思う。町山的な交通整理と位置付けがあれば尚のこと、『:Reloaded』で我われが連れていかれてしまうところの意味合いの大きさが明確になるわけで。『The Matrix Online』に「ボクもThe Oneになれますか?」と訊いてしまうようなボンクラの皆さん、覚悟はオーケーですか?
『:Reloaded』の特集は『TITLE』と違って、ちゃんと「ネタバレ」って書いてある。
私の『エーガ界に捧ぐ』は少し前にAmazonで発注かけたんだけど、『ベッカムに恋して』の輸入盤の調達がボトルネックになっていて、まだ配送されてない。
○ r [アニメの青空が泣けるんなら、「ほしのこえ」も押さえとけ!]
○ r [「アメリ」軒並み男子に不人気だね。 周囲では「絶対デートで観てはイケナイ映画!」に指定されていますヨ。 ちんぽ度リト..]
○ r [でもさ、フランスの不思議ちゃんには下半身があるんだね。 ちゃんと。 ......あ、そんな話は此処でウダウダ言ってい..]
○ たらこせる [なんかますます観といたほうがよさげな気分になってきたよ>アメリ]
○ かくたに [不思議ちゃんといっても、自分が不思議ちゃんであることに自覚的(あるいは確信犯、っていうかそれ犯罪だろ!!な所業の数か..]