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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2002-01-29(Tue) [Edit]

■1 サベイランス—監視—

ドメインを見て、わかる人にはわかるかもしれない。元来はこういう目的のために建てたサーバじゃないんですよ。でも:

自宅サーバを利用してのリクガメ監視ページ(http://tortoise.ku-tu.net/)

いちおう外からアクセスできるので、告知してしまおう。——って、バックアップもなんにもないので突然止まったりアクセスできなくなったりするかもしれないけれど、悪しからず了承のほどを。

あ、リクエストのあった亀画像も掲載してあります。

Tags: 陸亀
本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

. [か、亀たん.....ハァハァ]

たらこせる [むすこせる2用に俺も構築したいんだが。]

かくたに [うちはカメラ用にノートPCをサーバにしちゃったんですが、MacOS XだとそのままUSBカメラを使って構築できちゃう..]

たらこせる [サーバは書斎で稼動してるからなあ...。二台以上常時は無理だな。]


2004-01-29(Thu) [Edit]

■1 TrackBack、キター!!

recent_track3のおかげで見逃さない(って、リファラでわかったんだけど)。きたさんありがとうございます。

うをっ。CNETからだよ……

江島健太郎さんからTrackBackが来た。手元で色いろメモっているうちに次のエントリが。「 WebサービスとSOAに関する議論」。ローカルにシコシコ書いていたんだけど、全部不要になっちゃったい。こうやってまたお蔵入りする記事がひとつ……。

yoshiさんの記述に対しては勿論のこと、 山田BBSに降臨されたあの方からのTrackBackにも回答している。WebServiceについては、ようやっと最近、「半構造データの受け渡しの手続きを統一するだけの仕組み」だと理解できたのだが、やっぱりサービス指向についてはまだよくわからない。掲載当時に「オブジェクト指向の終焉〜」も読んだが、自分の意識が追いつけてないのか、まだピンと来ない。

WebServiceは分散オブジェクトではない」も読んでみよ……。

たらこせるからも(去年の日記に)

TrackBack元URLをこちらから辿れない……って、またxiaopuが落ちているのか。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

たらこせる [hn.orgの問題なんかなあ...。tara.sytes.netで「切れた」ためしがないんからそーゆーことなんかな。..]

かくたに [さっき手繰ったら辿れました。うーむ。]


2009-01-29(Thu) [Edit]

■1 アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎) 『アジャイルな見積りと計画づくり』が発売されました

(このエントリは2/3に書いてます)

人生初の肉の日リリース!!――って、書籍だけど。おかげさまでAmazon.co.jpでは出荷開始っぽい29日の午後から24時間以内にランキングは瞬間最大風速で総合348位まで食い込むことができ、またAmazonへの初回入荷ぶんは初日で全部売り切ったようです(この日記を書いている時点ではまた「在庫あり」に戻っている)。お買い上げいただいた皆さまありがとうございます。

今回もサポートページも用意しています(さっそくバグが……)。ネットで見つけた本書にまつわる感想などは「AgileEnP」タグではてブにブクマしています。本書を読んで「イイネ」と思われた方は、ご自身のブログに書いていただくのはもちろんですが、hsbtの素敵な提案にご協力いただけると嬉しいです:

レビュー書いた人は Amazon にレビューをそのまま投稿した方がいいように思う。feed reader で追っかけたり、角谷さんのブックマークを追っかけたりしないような層向け。

もうひとつの訳者あとがき

訳者あとがきに書ききれなかった話を少しだけ。

まず何よりもこんかいは、同僚の安井さん(ちょう英語ができてAgile2008でも大活躍)と組めたからこそ最後までやりとげられたと思います。ここまで来れたのは、いろいろ自分に言い訳しながらムラのある私と違って、きちんと仕事を進めていく安井さんのおかげです。もちろん、私たちの作業を最終的に書籍へとまとめたのは毎日コミュニケーションズで編集を担当してくれた伊佐さんの忍耐あってこそなのですが。伊佐さんには土壇場になってのドラスティックな変更依頼をかなり拾っていただきました。ほんとうにお疲れさまでした。しかし、書籍もソフトウェアも、マーケットに出てからが本番だということを、つくづく感じています。これからが本番です。がんばりましょう :-)

それからもちろん、今回も堪忍袋の緒を何本も何本も切りながら、それでもフォースの調和の道を一緒に探してくれた妻と、私を信頼してくれている息子にも感謝します。ありがとう。

そして最後に個人的な告白を。本書の翻訳と、それ以前での原著を読んで実践することは、私にとっては那須のケント・ベックの言葉を自分じしんのものとするための旅路でした。具体的には次の2つです。「好きなプラクティスは『計画ゲーム』」「見積りのコツは『見積りつづけること』」。

本書の翻訳を終えたいま、私はこの言葉の意味するところを自分じしんで理解できたと思っています。そして、本書の翻訳の内容はきっと咳さんにも納得してもらえるものだという自信があります。デブサミ2009なりとちぎRuby会議01で咳さんから本書の感想を聞けるといいな、と思ってます。

もちろん、咳さん以外の皆さんからの感想もお待ちしております。どこかで見かけたらお気軽に声をかけてやってください。社内勉強会とか読書会を開催されるのであれば教えてもらえると嬉しいです。

あと、安井さんはデブサミ2009では私の裏でしゃべります(デブサミは「裏番組が……」みたいなの多いね)。カードゲームは安井さんが最近熱心に取り組んでいて、私のgdgdな電波セッションなんかよりもよっぽど役に立つと思います。

それでは。よい見積りと計画づくりを。

2/4追記: PDFを「立ち読み」できるようになっていました

毎コミさんのサイトで、部分的にですがPDFを「立ち読み」できるようになっていました(ありがとうございます!)。 購入にあたっての参考にしてもらえると嬉しいです。

以下の内容を立ち読みできます。合計30ページほど。

  • 日本の読者に向けて、まえがき、著者紹介、謝辞
  • 目次
  • イントロダクション
  • 第1部 1章
  • 訳者あとがき

どうぞご利用ください。

Tags: AgileEnP

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