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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2002-01-28(Mon) [Edit]

■1 本日のバートホールド

左眼は点眼薬の効果もあってか?心なしか快調そうな様子。床材を一時的に赤玉土(小粒)から新聞紙に換えたのが不満なのか、新聞紙を一心不乱に掘り掘りしている。温浴させると糞尿まみれになったが、食欲がちょっと落ちているようなのが心配といえば心配。

Tags: 陸亀

2004-01-28(Wed) X40を再起動すると、Windows XPのタスクバーの「クイック起動」が時どき消える問題について [Edit]

■1 X40 BIOSアップデート

IBMからのプレゼント

IBM直販サイトで買ったオマケのSDメモリカード(32MB)が届いた。紙が同封されていて、そこには御丁寧に 「SDメモリの書き込み機能にバグがあるのでBIOSアップデートしてください」と書いてある。

ケータイが無駄にVodafoneのSH-53なので、SDメモリカードを読み込むことはあっても書き込むことはないのだが、 良い機会なので更新。バージョン1.05に。

「クイック起動を表示する」のチェックが保存されない

X40を再起動すると、Windows XPのタスクバーの「クイック起動」が時どき消える。どうもプロパティの「クイック起動を表示する」のチェックが保存されていないようだ。でも、毎回じゃないんだよな。3回に1回ぐらいは、きちんと設定が保存されている。

この問題に気づいたとき、既に環境構築が進んでいたことと、問題の切り分け方が皆目見当つかないのとがあって、放置ちゅう。

いつの日かリファラの検索語に表示される(そして誰かが解決していることが検索エンジンにインデックス化される)ことを願って、ここに記録しておこう。同志な方、連絡請う。

レジストリのイジり方(2004/12/20追記)

この問題に関して、メールをいただきました。私じしんはもうX40上でWindowsXPは使っていないので試せないので、コメントできませんが、参考情報として以下に引用しておきます(若干修正しています)。

スタート→「ファイル名を指定して実行」をクリック。

regedit32

と入力して、「OK」をクリック。

レジストリエディタが起動されます。以下のように潜っていきます。

 マイコンピュータ
  +HKEY_CURRENT_USER
   +Software
    +Microsoft
    +Windows
     +CurrentVersion
      +Policies
       +Explorer ←クリック

右ウィンドウの

名前________種類______データ
NoSaveSettings REG_DWORD   0x00000001(0)

もしあれば

NoSaveSettings

を右クリック→「削除」をクリックしてみてください。

本日のツッコミ(全34件) [ツッコミを入れる]

Before...

ぽんきち [T42です。 IBM Access Connection v3.53に上げたましたが直りません。 レジストリも上記キ..]

X31_あさ [Access Connectionの設定で回避できています。 オプション==>プリファレンス  □Access C..]

A30p [A/C V3.70でも現象が出ていましたが、 X31_あさ、さんの回避策をやってみたところ出なくなってます。 ありが..]

やむ [こんなページがあったんですね。 私も同じ現象で悩んでいました。 IBMに問い合わせたところ以下の回答をもらい 解決し..]

どらさん [私もX31_あささんの回避策でここ数ヶ月様子見しましたが OKです。感謝です!]


2005-01-28(Fri) [Edit]

■1 丸山先生セミナー第3回

ずいぶん日が経ってしまった。

  • 細川さん……オトナなオチのつけ方。
  • 世界のシゲル・チバ……エキサイティング。
  • ひがさん……やっとS2JSFのすごさを実感できた。
  • 丸山先生……丁寧な概論。BPEL/SOA周辺で何故カネの匂いがするのかがわかった。

児玉さんと間違えられた御縁で、懇親会に潜り込めるという貴重な経験をする。Seasarプロジェクト方面の人もちらほらみえていて、不思議な空間。


2009-01-28(Wed) [Edit]

■1 デブサミ2009:価値あるソフトウェアを提供し続けるための「開発プロセス」のみどころ

(この日記は1/31に書いてます)

前口上

事例セッションをすべて確定させるまでにいろいろ難航してしまったこともあって、みどころを書くのが遅くなってしまった。 ようやく「みどころ」を書きあげたものの、当初公式サイトに送ったものは長くなりすぎてしまって、結果としては簡約版が掲載されている。ここは自分のサイトなので字数制限もないので、当初のものに近いかたちでみどころ――というか、コンテンツ委員として「開発プロセス」トラックをどう考えているかをもう少しくわしく書いてみたい。もっと早く書ければよかったんだけど、いろいろあるんだよね。私の本業はイベントのプロモートじゃないし……。

「開発プロセス」トラックのみどころ(ディレクターズカット版)

「開発プロセス」は今年のデブサミ2009のテーマである「つなぐ、つながる」という言葉ととても相性が良いです。そもそもソフトウェアの開発プロセスは「なにをつくるか」というビジネスの立場と「どうつくるか」というテクノロジの立場との間に橋を架ける――「つなぐ」存在です。今年の開発プロセストラックでは、それ自身が「つなぐ、つながる」ものである開発プロセスが「つなぐ、つながる」ものという切り口でセッションを用意しています。

最初のつながりは「過去と現在」です。これは【12-A-1】で萩本順三さんに「開発プロセスの心」と題してお話いただきます。

次のつながりは「理論と実践」です。開発プロセスは現場で使われてはじめてビジネスとテクノロジをつなぎます。今回はビジネス側からの視点を中心にした事例セッションを3つ用意しています。「【12-A-2】ケーススタディ:不景気と戦うシステムインテグレート」では「低コストで持続可能な開発」を、「【12-A-4】Eclipse-Way :分散アジャイル開発のためのプラクティスとその事例」では「大規模・分散開発」を、そして「【12-A-5】ユーザー企業責任で25サイトをアジャイルに開発」では、パートナー企業との協業を前提としたユーザ企業が、開発するシステムのビジネス価値を高めていくための取り組みを、、それぞれ事例を通じて紹介していただきます。

ですが、ビジネスの視点は片側からのものでしかありません。開発プロセスをうまく回していくためには、テクノロジとそれを使う人とのつながり――技術的卓越の追求も欠かせません。「【12-A-6】オブジェクト指向エクササイズのススメ」では「人とテクノロジ」のつながりについて語っていただきます。21世紀の開発プロセスに、オブジェクト指向的な考え方は欠かせません。「北風が勇者バイキングをつくった」

それから、コンテンツ委員である角谷は「【12-A-3】時を超えたプログラミングの道への道」で、ひとりの開発者と開発プロセスとのつながりについてお話しします(このイベントはデベロッパーズサミットですから)。

そして、トラック最後のセッションはパネルディスカッション「【12-A-7】『使う』と『作る』がつながるシステム開発」です。開発プロセスのつながりの未来を、SIのさまざまな面を経験されたパネリストの皆さんと一緒に考えたいです。パネリストがSI業界に偏っているとは思いますが、デブサミの客層的にはこれで良いと思っています。このパネルでは予定調和的なオチは用意していません。

開発プロセストラックの構成には、1日どっぷり開発プロセストラックにつかる皆さんはもちろん、興味があるところだけ「つまみ喰い」される皆さんにも、開発プロセス自身とそれを取り巻くつながりについて考え、行動するきっかけになってほしいというコンテンツ委員の願いを込めています。

どうぞご利用ください。

「残席僅か」フラグが立っていないセッションについて捕捉

まず、【12-A-5】ユーザー企業責任で25サイトをアジャイルに開発」。これは個人的に思い入れがある(のに「残席僅か」フラグが立ってない)。

デブサミの準備の一環としてコンテンツ委員である私は次のようなアジャイル開発の事例を探す旅に出たのだった:

  • 完全内製ではないユーザ企業が、
  • 自社システムのビジネス価値を高めるために、
  • アジャイル開発の考え方を自分たちの現場に適用させる試みを組織的に
  • 年単位(こんかいの事例では3年)で取り組んでいる

当初はすぐ見つかると思ったのだけれど、なかなか講演依頼を引き受けていただけるところまでたどり着けなかった。もうだめかも……と思っていたところに快諾いただけたのがリクルートさんでした(これも半ば押しかけるようなかたちで依頼した)。今回の事例が唯一無二の正解というつもりはないけれども、自社のビジネスの根幹を真剣に考えて組織的に実践したひとつの事例として、発注者/受注者双方にとって考えるヒントは満載のはず。

それから、「【12-A-2】ケーススタディ:不景気と戦うシステムインテグレート」も残席僅かフラグが立ってない。FileMakerはプロプライエタリ製品だけれども、低コスト化、セルフビルド、開発の持続可能性といったテーマは開発のプロセスを考えるうえでは今後ますます重要になってくる視点だと思う(私じしんが何かを語るには3年以上早いテーマ)。

関連リンク


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