2005-07-23(Sat) [長年日記]
■1
この夏は写経が来るね
「ふつうじゃない」青木さんによる『ふつうのLinuxプログラミング』は書泉ブックタワーでフラゲ。那須のケント・ベックによる『dRubyによる分散・Webプログラミング』はクラゲ*1。泣き落しでゲット。
先日、写経支援ツールを紹介したのは他でもなく、こうしたRuby界のカリスマたちによる書籍が次つぎに発売されるからだ。8月にはRubyの書籍も出るらしい*2(誤報とのこと。)。この夏は写経が来るね(みうらじゅん風に)。
写経ラビリティの高い書籍を繰り出す人といえば
私が最初に思い浮かべるのはケント・ベック。
『TDD by Example』はプログラマ人生が変わる。『テスト駆動開発入門』というタイトルで邦訳も出ているけれど、原著で読むことを強くオススメする。原著だと心理的抵抗があるかもしれないが、本文はサンプルコードが中心。「英語が得意じゃないから地の文の意味がわからないかも……」と思うかもしれないが、邦訳を読んでも地の文は意味がよくわからないので、どのみち同じだ。
一方の『Eclipseプラグイン開発』は訳者の小林健一郎さんが非常に良い仕事をされているので、邦訳をオススメ。本書の訳注は邦訳の付加価値となっている。
■2 地震が来た
アキバのルノアールで作業中に、休憩と自分に言い聞かせつつWRさんのJ2EE勉強会実況日記に現実逃避してたら地震。夕方、帰宅しようと思ったら、まだ総武線が止まってる。仕方がないので都営線経由で帰宅。
地震が嫌いな妻は以前はちょっと大きな地震が来るとパニクっていたのだが、今日は私のかねてからの忠告通り、きちんと窓と玄関のドアを開けたそうな。母親になると強くなるのだなあ(以前はガスの元栓を締めようとしていた)。
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










次のステップは「素振り」でしょうか?>写経
http://d.hatena.ne.jp/babie/20050725#p1<br>遅レス。<br> 誤報<br> Ruby勉強会@関西 4 の内容に関して、 8月にはRubyの書籍も出るらしい なんて、角谷さんから期待 age (まぁ私が書く訳じゃないんですが) されていたのですが、誤報撒いたみたいです。 私が言っていたのは、恐らく、RHG 読書会 - 青木日記/T(2005-07-23)のコレ: 高橋さん..
http://d.hatena.ne.jp/Kazzz/20050725/p2<br>Kazzの「JとNの狭間で」<br>[TDD]テスト駆動開発入門<br> 元ネタは角谷HTML化計画より 「英語が得意じゃないから地の文の意味がわからないかも……」と思うかもしれないが、邦訳を読んでも地の文は意味がよくわからないので、どのみち同じだ。 全く以ってその通りでした。自分の頭が一層悪くなったのかな?と思う位に理解できませ..