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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2013-01-11(Fri) [長年日記] [Edit]

■1 New Year Resolutions: 2013

今年はオレのディケイドにケリをつける年にしたい。

第2四半期を越えても続くWeb日記力をつける

……って、いきなり10日間も書いてなくて、先が思いやられる。1月の最初の1週間は断続的にずっと部屋の大掃除をしていた。"The Hobbit"の2回目を48HFR 3Dで観にいったり("The Hobbit"は今回についてはHFRナシのIMAXで観るのがいいんじゃないかしらん)、亀戸天神に初詣にいったりポパイでA Happy New Beerもしてきたけど。

ええと、何の話だっけ。ああそうだ。Web日記力をつけないと。

The RubyKaigi 2013

「日本Ruby会議」は既に死んでしまったので、セカンド・シーズンは「The RubyKaigi」をやることにした――という話をどこかで書ければいいんだれど、諸々準備が遅れているのでその話はまたいずれ。

RubyKaigiの最新情報は: http://rubykaigi.tumblr.com でお知らせしていきますので、そちらもよろしく……。

研修というかトレーニングというかワークショップというか、そういうのをやる

いまURLがあるのは@kdmsnrとやってみる予定の「アジャイルサムライはRunning Leanの夢を見るか?」(コードネーム:悪魔合体ワークショップ, アンチ認定証認定ワークショップ)だけだけど、他にもやってみたい題材はあるのでやりたいし、やるつもり。

ToDoリストを運用する

「事務局のオッサン」を名乗るのもダテじゃないぐらい、すっかりオッサンなので「帯域」がとても貴重になってきた。my_age.round(-1) #=> 40 だもんね。ラウンドマイナスワンフォーティ。

問題なのは、本当は時間ではないのです。...時間は我々が割り当てるものに過ぎません。ですから時間が足りないのではなく注意力が足りないのです。"時間がない"ではなく"帯域幅が足りない"と言った方が正確なのではないでしょうか。

『リファクタリング・ウェットウェア』

過去に何度も挫折しているのだけれど、Reminders.appでやってみるつもり。

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2013-01-12(Sat) [長年日記] [Edit]

■1 "『このコンピュータ書がすごい! 2013年版』"に参加してきた #compbook

@takahashim がだいたい毎年1月第2土曜日にジュンク堂池袋書店で開催する『このコンピュータ書がすごい! 2013年版』に参加してきた。なんと今年で5回目だそうで。個人的にはだいぶ年中行事っぽくなっていて、かぶら屋→トークセッション→粋→終電で帰るってば池袋というルートをたどると新年が明けた気がするので、これからも是非ぜひ続けていただきたい……。

90分間(ということになっているけども、例年だいたい20 -30分ぐらい押す)、高橋さんが「書影を使った高橋メソッド」(by @arton)でひたすらコンピュータ書を紹介し続け(後半になると出版社側の皆さんも「いいんで高橋さん続けてください」モードに)、参加者はぎゅうぎゅう詰めにされたカフェの堅い椅子で技術書タイトルの奔流に押し流されないようにメモを取る——本のメモはAmazonのウィッシュリストが楽なので私は使ってるけど、ここで知った本を買うときはジュンク堂書店または送料無料・最短当日出荷の本の通販・ネット書店、MARUZEN & JUNKUDOで買おう!!1——という、誰が何と何のために戦っているのか途中でわからなくなるエンターテイメントなのでust配信で観るのがいちばん楽で捗るのだろうけれども(今年ぶんの録画もUstream.tvのgihyo.jpチャンネルにある)、その「体験」が好きなのだし、カリスマ店員ファンクラブイベントでもあるし、書店に行ったら本を買おう。

当日紹介された本の数多くをid:takapatyがまとめてくれています(偉業……ッ!)。ジュンク堂池袋書店の売れ行きには幾らか偏りがあるといはいっても、売上ランキングで4年連続の全国第1位(画像あリ)なのだから参考にできるランキングだと思うのであった。

2012年『リーダブルコード』。翻訳・角さん、日本語版あとがき・須藤さん、編集・高さんというたいやき部プレゼンツの1冊が1位だった(2012年コンピュータ書売上冊数ランキング第1位)。

私と@nawotoが監訳した『アジャイルサムライ』は2011年は1位でしたが(えっへん)、なんと2012年も2位。こんなにたくさんの方に手に取ってもらえる1冊になったことを、とてもありがたく思ってます。ちょうど、このトークセッションの前日に10刷の見本誌が届いたところだったのだ。他には、日本語版のforewordを書いた『実践テスト駆動開発』(GOOS-ja)が2012年9月の月間ランキングで1位だったので、これも嬉しかった。

今年も年間ランキングのどこかに『アジャイルサムライ』が入ってたらいいなあ、と思うとともに、今年も何らかのかたちで何か新しい技術書に関われるといいなと思ってる——って、本来は書き下ろ(ry ゲフッ。

今年もよろしくお願いいたします。

『リーダブルコード』

『アジャイルサムライ-達人開発者への道-』

『実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる』

Tags: compbook

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