2009-11-20(Fri) [長年日記]
■1 RubyConf2009 2日目: "You can go your own way"
私は卜部さんにはなれないので、自分用のメモです。
NoSQL: Death to Relational Databases
よくまとまってた。
Polishing Rubygems
@wycats先生がうまくいってるけどスパゲッティなプロジェクトを設計からやり直してきれいにする、というどこかで見た流れ。
lunch
Asakusa.rbでやっているRubySpecをイジる活動がついに@brixenにリーチ!!(先方から「Asakusa?」と声をかけてもらえたwwww @a_matsuda GJ!) お昼を食べながら、@yuguiや@a_matsuda、@ujmが中心になって意見交換する会に参加した! @brixenに「ああ、パッチくれたよね」と言ってもらえてうれしかった。
Aqua: a cool, clear drink of Ruby Object Persistence
もっと実装寄りの話をしてくれるのかなー、と期待していたらそうでもなかった。ARelがリリースされたらこういうのをつくりやすくなるってことなのかなあ、とか考えてた。
Scaling an App engine with Ruby and Duby
あんまりDubyの話が出てこなくてがっかりだよ!!
SOLID Ruby
Jim Weirichが、SOLID PrincipleをRubyに当てはめて考えるという、RubyConfのセッションを、mputの日記で読むのでもなければ、Confreaksの動画で観るのでもなければ、現地の最前列で聞いている、と思うとなんか感極まってしまった。いまの自分を形成してきたいろんなものの交差点だった。Ruby、まさーる、カンファレンス。@snoozer05はあとでconfreaksの動画が公開されたらかならず観ておくように。ただ、現場の雰囲気はたぶん録画だと伝わらないんだろうな……「良い設計って何だろう?」とうことを考えたい人がたくさん集まっていたあの空気を吸いに、ひとはカンファレンスに参加するのだろうと思った。
セッションが終わったあとに@t_wadaと「あー、良かったー。すごく良かったー」と余韻にひたりながら @jugyo the g に聞いたらrubyconf 2009 best lightning talker様はSOLID Principleをご存知なかったので、よかったら@snoozerのスライドをチェックしてください。masarlさんの「オブジェクト指向の法則集」とOCPとデザインパターンも。それから、『アジャイルソフトウェア開発の奥義』もよろしくです。
Rippin' Off Python
えらい威勢のいいアンちゃんだけど、なんかネットで見たことあるよなー、と思っていたらdefunktだったでござる。イマドキの若いハッカーなので、コードが書けてイケメンで、しかもプレゼンがうまい。「Rubyが昼間の仕事になっちゃったから何か趣味でイジるやつさがさなきゃ」そこでPythonですよ!!!!
Ruby Memory Management Hacks
世界のKoichi Sasadaは、プレゼンテーションしている内容にふさわしい、もっと上から目線な態度でぶちかますべきだと思いました。
You can go your own way #1: "Revealing Confreaks Internals to Kaigifreaks" by Coby Randquist at room1 & room2
@kobier が @darashi と @tmaeda にConfreaksの装備と業務フローについて洗いざらいdiscloseするというセッションをプロデュースした。
You can go your own way #2: "Current Status of Rails3" by Jeremy Kemper at room1
@bitsweat と @a_matsuda がサシで小一時間語り合う超豪華セッション。詳細は唯一のセッション参加者である@a_matsudaがレポートを書いてくれるはず :)
startupcrawl.com に参加した
Engine Yard、Yammer、Heroku にいってきた。いちばん行ってみたかったPivotal Labs にバスの時間の関係でいけなかったのが心残り。ごちそうさまでした。Sierra Nevada うめえwwww
Yammerで会った他のstartcrawlの参加者(で、RubyConf参加者じゃない人)に「日本でRubyのカンファレンスのオーガナイザーやってるんでSFに来てます」みたいなことを言ったら「Oh! RubyKaigi! I know! awesome!」と言われてハグされた。RubyKaigiすごい :)
ホテルに戻ってきたら小腹が空いたので、@darashi と @tmaeda と近所のダイナーみたいな店に行ったら @t_wada が独りでビール呑みながらUSA TODAYを読んでて、Sierra Nevada 吹いた。@tmaedaがオーダーしていたTokyoMisoRamenとかいうKVSみたいな名前のラーメンをちょっともらったら、意外においしかった。
今日のまとめ
- 昨日、日本から参加したRubyistが勇気を出してトークをしたおかげで、非日本人のRubyistとさまざまな交流を持てました。須藤さんやcho45もRubyConfで発表すべきだと思います。
- 私じしんも、誰かに紹介してもらうだけでなく、自分で何らかのつながりをつくれるようになりました。発表せずとも参加を重ねることにも意義があると思いました。
- "you don't have to be the best hacker in the members. the only thing you need is a PASSION to instanciate it." -- Akira Matsuda(Asakusa.rb)
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)









