2009-10-24(Sat) [長年日記]
■1 とちぎRuby会議02に参加してきた
身体的にあんまり調子が良くなかったのが残念だったのだけれども、たどりつけて良かった。
裏番組が楽天テクノロジーカンファレンス2009だったことが象徴するように「儲かるRuby」というタイトルは釣りだった。まあこれは予定調和なのでいいのだ。
前回のとちぎRuby会議01で体験したのは「20世紀Ruby」というキャッチが包み込んでいた牧歌的風景だった。 今回は前回とは対照的に、決定的に変わりつつある世界をどう生き抜くかという21世紀Rubyのお話だった。 しかし、状況は殺伐としていたとしてもtoRubyの集まりはやっぱり牧歌的な空気に満ちているのだった。
生き抜きたい。たのしいRubyと一緒に。チートすることなく。道具があっても安易なショートカットを選んではならない。「俺の仕事は何だ?」...All You Need Is Love.
LTのスライドは名古屋の使い回しなのでリンクだけ:
次は、関西Ruby会議02だ。プログラムが豪華なので楽しみ。私は「Rubyでソフトウェアづくりをアジャイルにするということについて」というタイトルで話します。内容は以下のような感じ:
アジャイル開発を実践するならRuby。Rubyを使うならアジャイル開発。アジャイル開発にすれば生産性は上がる。これらはすべて誤りです。ソフトウェアづくりの本性(Nature)と「アジャイル開発」、Rubyについてのお話。
[ツッコミを入れる]
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)









