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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2009-02-02(Mon) [長年日記]

■1 松江Ruby会議01に行ってきた

(この日記は2/9に書きました)

今度は松江。主催は島根大学。開発合宿と併催だったので、パネルのメンバーがちょう豪華。Matz,ko1,akr,nobu,yugui,mput,knu,shugo。すげえ。*RubyKaigi* に武者さんが登壇したのはこれが初めてだと思う。かっこいい。ぼくはミーハーなので最前列で眼福眼福。こんな布陣で開催できるのは松江ならではだな、と思った。

パネルはRuby1.9.1リリース直後だったからか、全体的にまったりした感じ。mputがナイスだった。パネルのお題にあった「Ruby1.9.2に向けて」という意味では「RubyKaigi2009でロードマップを発表したい」とのこと。いまのtrunkが1.9.2になるという認識で合ってるんでしたっけ……。るびま0025の「Ruby1.9.1の歩き方」に1.9.1への移行パスの話などをzundaさんがまとめてくれました。さすが神ロガー。

るびまにもリンクがあるけれど、当日のUstream.tvでのストリーミングは録画されているようなので、そちらもどうぞ:

yharaセンセイの「そうそうたるメンツ...と聞いて、新ネタでLT」という態度がスバラしいな、と思った。私は野田先生から「何かLTやって」と話を振られたけど全力で断わってしまった。腑甲斐なし。

■2 次のRegional RubyKaigiは、とちぎRuby会議01

で、次のRegional RubyKaigiはとちぎRuby会議01。2/21(土)。演題は決定していないみたいだけれど、招待講演で誰がしゃべるかは決まった模様。原先生とごとけんさん。咳さんのことばを引用しておくと:「このメンバーで連想するのは20世紀の末に行われたLinux Conference 2000 fallです。プログラムには原さん、gotokenさん、咳の名前があります。池澤さんも参加されていたそうです」とのこと。伝説ふたたび。

参加者リストは公開されていないけれど、懇親会がATNDなので、誰が参加するのか凡そ把握できるようになっています。tkoは「バカが征く」の中の人ね。東京01の発表者や、仙台01の首謀者の名前もみえる。


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