2007-12-16(Sun) [長年日記]
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第10回とちぎRuby勉強会での基調講演 :-p
事前にアナウンスした通り、toRuby 10th 10th に参加してきた。那須は寒いが、toRubyの皆さんは暖い。会場の西那須野公民館は施設も立派だった。イイ雰囲気の洋食屋(?)で晩ごはんまでごちそうになってしまった。ありがとうございます。新幹線に乗って行った甲斐がありました。とても心地良く過ごすことができました。toRuby is nice.
勉強会では、ポジションペーパーを使った自己紹介のあと、私の基調講演 :-)、それから『たのしいRuby 第2版』の写経(今回の範囲はHash)。で、最後に私とgreenteaさんとでペアプロした(これは貴重な体験!!)
RSpecを使って練習問題を解くという感じだったのだけれども、問題そのものよりもテストの書き方や、ペアプロへの取り組み方(雑談重要!)などが話題の中心だったり。さすが那須のケント・ベックのお膝元。greenteaさんとのペアプロは、私じしんが一番勉強になったかも。待ってろ札幌w
toRubyで言及した/された書籍を並べておきますね
『たのしいRuby 第2版』
toRubyのテキスト。勉強会では丁寧に読み込んでいる。なので、この勉強会からのフィードバックを来たるべき『たのしいRuby 第3版』に取り込んでもらえたりするといいんじゃないかと思った。たとえば、この日にも誤字をみつけた。p.248:「emtpy?」(第6刷)。
『Implementation Patterns』
KentB本人も「I think the book will be helpful for Ruby programmers」(きっとRubyプログラマの役にも立つと思う)と発言しているそうな。
短いし、英語も難しくないのでおすすめ。KentB節を原著で味わってみるのもいいと思う。
『SBPP』
『Implementation Patterns』とあわせて読みたい。
Smalltalkだから、というだけで敬遠するのは(特にRubyプログラマにとっては)もったいない。日本語で読めます。
『The Art of Agile Development』
O'reillyの"The Art of ..."シリーズのアジャイル版。これがなかなか良い感じなので勝手に紹介した。
もしも「アジャイル軒」というラーメン店があったとすると、店のメニューでいえば本書は「全部入り」。
『アジャイルプラクティス』
12/22(土)店頭発売予定です。よろしくお願いします。
『アジャイルレトロスペクティブズ』
『アジャイルプラクティス』とあわせて買いたい。那須方面では本書の勉強会も開催されているそうです。素晴しい。
訳者である児玉さんを呼びたいということでしたよ。是非ぜひ。
『LifeHacks PRESS』
勉強会つながりで、参考にしていただいたとのこと。ありがとうございます(サインを求められた)。
実は私の記事だけならオンラインで読めてしまいます。恐縮です。
『dRubyによる分散・Webプログラミング』
「まだ初版買えます」
ありがとうございました!
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










待ってますw
ポジペ、置いときました。http://d.hatena.ne.jp/m_seki/20071217#1197897925