2007-09-07(Fri) [長年日記]
■1 「IPA未踏ソフトウェア創造事業2006年度下期千葉PM採択プロジェクト最終成果報告会」
初パネリスト。パネルって難しいなあ……言いたいことは半分も言えないんだな。
当日の内容は、id:hyoshiokのログが参考になる。 RubyKaigi2007のDave Thomasに対してもそうだったけど、よしかおかさんはいつも良い質問をしていてかっこいい。
私が言いたかったこと:
- Railsブームがきっかけで、もっとRubyが業務アプリケーションの分野でふつうに使われるようになるといいな。
- 少し前にRubyの1.8系がknuさんやmputさんがメンテするようになったことで、MatzだけのRubyじゃなくなったのと同様に、YARVがRuby本体にマージされたことで、次バージョンももはやMatzだけのRubyじゃなくなった。これはYARVの「社会的な意義」としてはとてもとても大きなことだと思う。「5倍速い」とかいうアオリよりもよっぽど重要なことだと思う。
- ささださんには心身の健康に気をつけて、これからも末永くHackできるようにして欲しいです(これは言えた)。
あまりキャッシュに余裕がない企業がRubyの発展に寄与できることは、きちんと目の前のお客様の期待に応える仕事を積み重ねていくことと、その成果をコードなり文書なり、講演なりで伝えていくことかな……と思ってる(というかそれしかできない。今のところ)。がんばります。
[ツッコミを入れる]
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)









