2003-03-20(Thu) [長年日記]
■1 やっぱり開戦
任天堂の初代ファミコンソフト、ファミコンウォーズ*1のプロモビデオ*2の最後に「戦争はゲームの中だけにしましょう」と出たのが強烈に印象に残っている。あれから15年。世紀も変わった。なのに、まだ、現実に戦争は起こる。 モーフィアスの『The Matrix:Reloaded』の予告編での台詞:
This is a war and we are soldiers. What if tomorrow the war could be over? Isn't that worth fighting for? Isn't that worth dying for?
ってのも、それは映画の中のものであり比喩であるからイイと思うのだが。
政治であれ経済であれ、世界の何らかの問題について、その解決手段*3として武力が、費用対効果を勘案したうえでメリットがあるといまだに判断されてしまう。そんな世界だから、この世界はニセモノではないかと疑ってしまう——というかニセモノであって欲しいと考えてしまうのだ。世界の表舞台にコミットしている皆さんぐらいには、もっとスマートにやってくれるようになってもらいたい。
だがしかし。こういうことを考えるたびに「政治を軽蔑する者は、軽蔑すべき政治しか持てない(トーマス・マン)」が脳裏をよぎりもするのだった。
■2 『ウェイン町山のLA秘宝DVD』
ウォッチャー向け情報。2003/5/23(金)発売。予約受付中。3,900円(税別)。Amazonではまだ予約できないのか。ガースは出てないの?
■3 ガパオ弁当@ティーヌン(600円)
「メナムのほとり」のそれ(700円)との対照実験。結果。ティーヌンの勝ち。こっちはトムヤムクン付いてないけど、気持ちこっちのほうが量が多いように思える。
■4 『映画秘宝』Vol.41
ページをめくるといきなりLA秘宝DVDの広告。ガースも出てるんだ。次号予告には『ブラジル』*1の文字が。私がごちゃごちゃ言うまでもなかった。日本版DVDはまだなのか。
*1 『未来世紀ブラジル』と書いてないのも期待を高めますな。
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










マトリックス内では戦争はご法度のような気もする。貴重な「資源」だからな。故にNeoらの戦闘方法がその「資源」排除に次作で向かうのかどうか興味深い気もするが...。
今度お会いした折には、ウェイン氏との御縁について教えてくださいまし。