2003-09-05(Fri) [Edit]
■2 「UML一辺倒の風潮に警鐘、日揮情報」
@ITのニュースにツッコミを入れるなんざぁ野暮以外のナニモノでもないのだが。タイトルは例によって@IT編集局がつけているだろうから、放置するとして、本文が私には理解できない……。どう理解できないか巧く説明できないのが情けないところだが:
- 「O/Rマッピングとは……データ中心設計手法(DOA)とオブジェクト指向開発(OOP)を融合させた技術」
- 「DOAは……モデル駆動型開発。……オブジェクト指向言語を使うOOPは、プログラムの部品化や再利用を想定し、データとその振る舞いをカプセル化してしまう。このため、データを独立させるDOAとOOPを融合させることは不可能ではないものの、煩雑な手続きを必要とした」
そこで、
- 「UML一辺倒の風潮に警鐘を鳴らす意味も込めて、「オブジェクト(O)-リレーショナル(R)マッピング」技術を実現する製品を投入」
それぞれの用語には、いずれも馴染みがある。が、このロジックは全く理解できない……。ちなみに『実践J2EEシステムデザイン』の教えは「O/Rマッピングですべてが解決すると思ったら大間違いだ」である。
とってつけたように申し添えておくと、ERStudioはそれなりに使いやすかったです。
2006-09-05(Tue) [Edit]
■1
富士通TPSコミュニティ カイゼン事例発表会(第4回)の招待講演(!)に登壇
オブジェクト倶楽部のイベントへの参加などなどでお世話になっている和田さんに声をかけていただいて、ノコノコ行ってきました。 『4つの"A"と私』というタイトルで45分。4つの"A"は、今回はAutomation, Attitude, Agile, Assertion。
和田さんから資料公開の許可はいただいてきたので置いときます。30MB超。
それにしても講演というものはムチカチイ。9トークスの持ち時間だったけれども、1分オーバーしちゃった。スライドは本番では127枚。XP祭り2006のトークスよりも21枚しか多くない(w 後述の公開資料では前振りとかを削ってるので104枚。スライドの一部にXP祭りでのKKDさんのスライドがAS-ISで混入してます。KKDさん、木下さんありがとう。
今日のTPSコミュニティのイベントには朝から居て、他の方のプレゼンを聞いていたのだけれども、色んな方が参加していて、皆さんプレゼンが上手い。また、話す人と参加する人とが一緒に楽しんでいる、場の雰囲気が素晴しい。招待されて光栄でした。良い経験をさせてもらいました。ありがとうございました。
追記:
アサーション方面の元ネタをアサマシリンク。
あしたの
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










○ inao [資料でのLife Hacks PRESSのご紹介、どうもありがとうございます。]
○ takai [良い資料です。とても参考になりました。ぜひ現場でうかがいたかった!]
○ wada [ありがとうございました。角谷さんトークを最前列で聞かせて頂き光栄です。心にしみました。]
○ 松村 [講演良かったです。特に「妖怪通り」の写真が気に入りました!]