2013-01-12(Sat) [長年日記]
■1 "『このコンピュータ書がすごい! 2013年版』"に参加してきた #compbook
@takahashim がだいたい毎年1月第2土曜日にジュンク堂池袋書店で開催する『このコンピュータ書がすごい! 2013年版』に参加してきた。なんと今年で5回目だそうで。個人的にはだいぶ年中行事っぽくなっていて、かぶら屋→トークセッション→粋→終電で帰るってば池袋というルートをたどると新年が明けた気がするので、これからも是非ぜひ続けていただきたい……。
90分間(ということになっているけども、例年だいたい20 -30分ぐらい押す)、高橋さんが「書影を使った高橋メソッド」(by @arton)でひたすらコンピュータ書を紹介し続け(後半になると出版社側の皆さんも「いいんで高橋さん続けてください」モードに)、参加者はぎゅうぎゅう詰めにされたカフェの堅い椅子で技術書タイトルの奔流に押し流されないようにメモを取る——本のメモはAmazonのウィッシュリストが楽なので私は使ってるけど、ここで知った本を買うときはジュンク堂書店または送料無料・最短当日出荷の本の通販・ネット書店、MARUZEN & JUNKUDOで買おう!!1——という、誰が何と何のために戦っているのか途中でわからなくなるエンターテイメントなのでust配信で観るのがいちばん楽で捗るのだろうけれども(今年ぶんの録画もUstream.tvのgihyo.jpチャンネルにある)、その「体験」が好きなのだし、カリスマ店員ファンクラブイベントでもあるし、書店に行ったら本を買おう。
当日紹介された本の数多くをid:takapatyがまとめてくれています(偉業……ッ!)。ジュンク堂池袋書店の売れ行きには幾らか偏りがあるといはいっても、売上ランキングで4年連続の全国第1位(画像あリ)なのだから参考にできるランキングだと思うのであった。
2012年『リーダブルコード』。翻訳・角さん、日本語版あとがき・須藤さん、編集・高さんというたいやき部プレゼンツの1冊が1位だった(2012年コンピュータ書売上冊数ランキング第1位)。
私と@nawotoが監訳した『アジャイルサムライ』は2011年は1位でしたが(えっへん)、なんと2012年も2位。こんなにたくさんの方に手に取ってもらえる1冊になったことを、とてもありがたく思ってます。ちょうど、このトークセッションの前日に10刷の見本誌が届いたところだったのだ。他には、日本語版のforewordを書いた『実践テスト駆動開発』(GOOS-ja)が2012年9月の月間ランキングで1位だったので、これも嬉しかった。
今年も年間ランキングのどこかに『アジャイルサムライ』が入ってたらいいなあ、と思うとともに、今年も何らかのかたちで何か新しい技術書に関われるといいなと思ってる——って、本来は書き下ろ(ry ゲフッ。
今年もよろしくお願いいたします。
『リーダブルコード』
『アジャイルサムライ-達人開発者への道-』
『実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる』
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)









