2005-08-27(Sat) [長年日記]
■2 LLDONのD
まともなレポートは:
が参考になるかと。他にもトラックバックセンターからいろいろ辿れる。
さて。昨年とは異なり、今年は純粋に観客として参加。普段会わないような方がたに「今年はGroovyやんないの?」と訊かれて嬉しかったけど、何にも言われてないんですもの……というか志願制なの?
ささださんによるRubyのLanguage Update
やおら立ち上がってプレゼンを開始、のみならずジャンプまで披露。素晴しい。なんで他の言語の人たちは座ったままなのかね?*1 ささださんのRuby(とYARV)の発表は、Rubyに対して容赦ないところがスゴいな、と思う。
「Railsな考え方:Evolution」
- 高橋メソッドの本家本元はフォントが明朝体へと進化。あれはフォント名が気になる。
- 『Web+DB Press Vol.28』に続いて、ここでも「ドメイン特化言語と言っていた。「依存」でも「専用」でもなく。個人的に嬉しいポイント。
- 「言語の硬/軟」× 「結合の疎/密」の 2 x 2。ここでのバランスが大事、とは示唆深い。
Duck Typing
青木さんが「刹那的に生きる現代の若者に似つかわしい(要旨)」と説明していたDuck Typing。なぜ、Duckなのかというころについてだけれども、Iggy Popの『It's All Shit』にこんな歌詞がある:
... If it walks like a duck Talks like a duck It must be a duck If it smells like a duck Talks like a duck It must be a duck If it smells like a duck Tastes like a duck
たぶんこれだろ、と思って『日経ソフトウエア』2005年1月号にはそう書いちゃったけど、真実はどうなのかなあ。Iggy Popだと「刹那的な若者風」ではある。イマドキではないとは思うけれど。
ちなみにこの曲はiTMSの日本では買えないっぽい。米国では買えるみたいだけどタイトルがFワードだからか「It's All S**t」みたいな風になってたように記憶している。
その他、雑感
- 昨年のLL Weekendから1年経ったのに関数型言語に対する理解があまり深まってない自分。「Haskellのレベル」は1だった。
- gaucheのDebianパッケージはもうEUC-JPでリビルドしなくてもEmacsから普通に使えるのかしらん(試してない)
- Squeakの配列は1から始まるのかー。っていうかCroquetのビーム。ビームやばい。
- id:sumimさんに声をかけてみたかったんだけど、勇気を出しきれず。
- 青木さんのコードがきれいだ。
- joesaisanさんは今年はいらしてたのかなあ。
*1 青木さんも立ってプレゼンしていた。
■3
LLDONのO
オは大久保公園のオ。我らがgreenteaさんに「かくたにさんは◯◯派ですよね?」と言われたので「『バカ征く』派です」と即答したのだが「私は派閥はつくらないですよ」と普通に返された。
だんだん酔っぱらってきちゃったようで、『アイアン・ジャイアント』について「やればできる!!」と叫びはじめる。id:ogijunさんと森田さんは『アイアン・ジャイアント』は好きみたい。嬉しい。
■4 LLDONのN
とにかく楽しかったことは覚えている。開始時点ですでにだいぶ酔っぱらっていた。イベント終盤でプレゼントをもらいに壇上に上ったときに掘りゴタツ(?)に落ちた。
以下、夏休みの絵日記にも満たない覚え書き。
だめ自慢
——それでも、使っていかざるをえない。
- otsuneさんがリアルモヒカン。
- PHP: "PHPの"kdさんによれば、「PHPはみんあが言うほど悪くないよ」とのこと。
- Python: モンティ・パイソンなネタが会場ではウケてなかった。哀しい。
- Perl: 早川さんのプレゼンを見ることができて幸せだった。
- Ruby: 「ドキュメント」と「コミュニティ」はだめだけど、言語はだめじゃないということ?
デモ自慢
6人中3人がRuby。
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










みにくいアヒルの子(=白鳥なのにアヒル扱い)からきてるのかと思ってました > Duck
見た目がコワかったですか?(^_^;)
見た目はhatenaのabout通りでした!!
私も声がかけられなかったです。人が多くって…残念
むぅ。残念です。次の機会がありましたら、ぜひお気軽に。
田中一光明朝体こと「光朝」です。某所で「下品」と言われたので、「強さと品位」を目指して設計された(らしい)書体をつかってみました。ていうか、田中一光はご存知ですか?
容赦ないっていうか自虐的な印象>ささださん。
あー、やっぱり「光朝」かぁ。横線が細すぎてプロジェクタには厳しいかもと思いながら見ていました。<br>ちなみに、タイプバンクが出している「テレビ明朝」という書体は、横線がけっこう太めにデザインされています。<br>個人的には「やや太めのポップ体」とかもいいんじゃないかと思います>高橋メソッド。
私も掘りゴタツ(?)に落ちたました。<br>酔っ払いバロメータ。
今回は Rabbit ではなく、OOo の impress で作りました。<br>たぶん Rabbit でも似たようなことできると思うけど、テーマを作るのが難しいのよー。
何について話してる?