2008-07-09(Wed) [長年日記]
■1 「RubyKaigi・アンド・ナウ」がgihyo.jpに掲載されました
実行委員会の総意ではなく、あくまでも運営委員長をつとめた私個人のふりかえりではありますが、RubyKaigiの運営に携わった者の視点でRubyKaigiをまとめた記事がgihyo.jpに掲載されました。今年のRubyKaigiはなんとなくRubyKaigiの節目のような感触をおぼえたので良い機会になりました。執筆の機会をいただいたgihyo.jpに感謝します。原稿料はセレブエンジニアがやってくれたのと同様に日本Rubyの会に寄付されるので、(僅かではありますが)Regional RubyKaigiの支援に使ってもらう予定です。
記事の内容はささださんが日記に書いていた、「RubyKaigi2008 に来なかった人にとっては,Ruby v.s. Java で盛り上がったイベント,に見えるのか.私的にはそういうところはほとんど無かったと思うし,そういう不毛な話で終わるようなイベントでは無かったと思うので,ちょっと残念だなと思った.」と書いていたのを少しだけ意識しました。ささださんの思いをどれだけ支援できたかはわかりませんが、RubyKaigi2008にお越しいただいた方も、そうでない方にも読んでもらえると嬉しいです。"Matz is nice and so we are nice."
野暮だけどタイトルについて補足
タイトルの「アンド・ナウ」は、『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』の「アンド・ナウ」、つまり「And now for something completely different(それではお話変わって)」です。
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)










原稿おつかれさまでした。<br>1ページ目の「高橋征義さんによるRubyist Magazine 0021号の巻頭言が〜」のリンクが、21号ではなく15号になっているようです。
うは。ありがとうございます。他にもミスをみつけたのでまとめて修正依頼だしました!