2007-12-02(Sun) [長年日記]
■1
「greenteaは江渡浩一郎の論文とインタビューを読むか?」
「バカが往く」に
前に\"XP is about social change\"のことが話題になって
ましたよね。自分はこれの元ネタ、知らないんですけど。
とあった。「元ネタ」が何のことを指しているのかよくわからないけれど、greenteaさんは江渡さんの「Wikiの起源と進化」は読んだのかなあ。XPの"social change"についても取りあげてますよ。
ちなみに、この論文を踏まえた「Wiki的都市は構想可能か?」というインタビューが『10+1 No.48』という雑誌に掲載されていて、これがグッジョブと言わざるをえない素晴しさ。どうやら建築な雑誌のようで、パターンランゲージの"失敗"についてもう一歩踏み込んていたりして興味深い。Rubyへの言及も(ちょっとだけ)ある。
Rubyはパターンランゲージっぽいかもね。効能がぼんやりしてるところが。楽しい、とかね。プログラマとコンピュータとの間で「利用者」による設計を実現するための「共通言語」としてのRuby(言ってみたかっただけ)。
あわせて読みたい
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- 連載の枠を勝手に1ページ分ブチ抜いて「なぜそんなにも(アジャイル開発者にとって)Wikiは重要なのか」というコラムを書きました。
- 『WikiとXPをつなぐ時を超えたプログラミングの道』江渡 浩一郎, オブラブイベント2007夏
- 江渡さんをオブジェクト倶楽部のイベントの招待講演に呼びました。
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『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
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Vol.42がもう出ているのかっ、と思って焦りました・・・(^^;