«前の日記(2007-02-02(Fri)) 最新 次の日記(2007-02-14(Wed))» 編集
RSS feed
Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2007-02-08(Thu) [長年日記]

■1 From Java to Ruby: Things Every Manager Should Know (Pragmatic Programmers)(Bruce Tate) デブサミ2007の発表練習をした

同僚たちに付き合ってもらって、現時点で完成しているところまでのスライドを見てもらいつつ、ひと通り話を聞いてもらった。完成度は60%ぐらい。昨年のデブサミ2006での発表は、当日の朝まで話す内容を決められず、スライドが完成したのは講演開始30分前。昨年よりは確実に進歩した。今年は「事前配布資料」も準備できたし。

練習ではたくさんのフィードバックをもらえてすごく助かった。自分ではイマイチかもなあ、と思っていたネタがウケたり、といった意外な発見は、やってみてこそなのだなあ。

私の事前配布資料はA4一枚のポジションペーパーなのだけれども、セッションそのものを、ライトニングトーク10回分に相当する長大なポジションペーパー(トーク?)にすればいいんだな、ということがわかったのが一番の収穫。

セッションについては、おかげさまで「残席僅か」ですが、裏がGoogleというかtaiyaki.orgな感じなので、私のセッションはまだ申し込み可能です。以下、またまた宣伝しておきます:

デブサミ2007:「実践『From Java to Ruby』 〜 血があつい鉄道ならば/走りぬけてゆく汽車はいつかは心臓を通るだろう 〜」

日時

2007/02/15(木)[会期2日目], 10:00〜10:50

概要

微妙な規模のSIベンダである弊社では、現在進行形でRubyの導入に取り組んでいます。SIベンダにとって、昨今ますます注目を集めるRuby、そして Ruby on Railsの意味とは何でしょうか。業界恒例のうたかたなるバズワード? 破壊的イノベーション? それともアジャイル開発者の聖杯? SIベンダはRubyを導入して成功できるのか?本セッションではRubyという「新興」テクノロジをSI組織に導入するための作戦と注意点について、話者の実践経験を元にお話しします。キーファクタは、愛です。本セッションが皆さんの参考になるかどうか、話者にはわかりません。


本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
nkjm (2007-02-09(Fri) 10:20)

去年の全編ライトニングトークのような勢いのプレゼン、楽しかったです。今年も期待してます!


«前の日記(2007-02-02(Fri)) 最新 次の日記(2007-02-14(Wed))» 編集
RSS feed