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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2006-09-02(Sat) [長年日記]

■1 「self.wake_up(:from => 'The Matrix', &:revolutions)」

XP祭り2006のライトニングトークスで使った資料を置いときます。検閲済。

内容は、昨年の「self.wake_up :from => 'The Matrix' 」の続き。RubyKaigi2006の打ち上げにて、須藤さんに触発されて田中ばびえに(勝手に)アツく語った内容を語ってみました。「テストコードにはWhat、プロダクトコードにはHow、そしてドキュメントにはWhyを書け」というスローガンについて。

プレゼンの際には「&:slogan」Tシャツを着てプレゼンに臨んだんだけど、今日もやっぱりツッコミは(ほとんど)もらえず。本番ではスライドを112枚用意して109枚めくった。公開版はそこからさらにちょっと削ってるので106枚。

FAQ

イベントの懇親会で聞かれたこと:

  • 「あの続きはどうなるんですか?」 → 用意した内容はあれで全部です。
  • 「『:Reloaded』は無いの?」→ 構想はあります(昨年に予告だけはしている)
  • 「速度が速すぎるのでは?」→ ごもっともです。
  • 「Rabbitじゃないけど?」→ KeynoteとFront Rowを使ってDHHごっこをやってみたかったんです。

ちなみに、須藤さんには「かくたにさんは2006年中にRabbitを捨てると思うんです」と今年の7月に「予言」されている。

他にも「ROR団芝浦支部」としてコンテストトラックに参加してみた。こちらはグダグダで、途中からは「参加していることを楽しむ」モードに切り替えた。反省点や課題も多い企画だったけれども、また挑戦したいので、ぜひ企画してください。

(この続きは、あとで書く……かなあ)

大事なことは書いておかないと。XPJUGのスタッフの皆さん、お疲れさまでした。こうやって話す機会を提供していただき、ありがとうございました。今日は初めて会う人とたくさん話せたけど、旧知の方や、一方的に存じ上げている方がたとはあまり話せなかったのが心残り。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]
yuumi3 (2006-09-03(Sun) 17:20)

おつかれさまでした〜 !! プレゼンはジョジョオタの娘にも見せておきます

かくたに (2006-09-03(Sun) 17:21)

ジョジョネタありませんから!

(2006-09-04(Mon) 13:51)

2004の実例紹介は、私の方が数時間早くなかったっけ?

(2006-09-04(Mon) 13:53)

うそかも。

かくたに (2006-09-04(Mon) 15:21)

バーンダウンチャートの紹介としては最初じゃないかな?と思ってました。

(2006-09-04(Mon) 17:22)

そうでした。「バーンダウンチャート」はあの日の角谷さんのトークスで知りました。


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