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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2006-06-05(Mon) Rubyの話をすると癒されるね [長年日記]

■1 終わる世界

かくして「あちら側」でひとつの世界が死んだ。

しょうこおねえさんは悪魔と取引して画力と引き換えに歌唱力を手に入れたのだろう。ロバート・ジョンソンみたいに。

■2 ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門(青木 峰郎/山下 伸夫) 『ふつうのHaskellプログラミング』

「ふつうのプログラマのための関数型言語入門」。待望の足利ラムダが私のところにも届いた。私はまだまだ「ふつう」じゃないけど、なんだかHaskellが書けるような気がしてくる。読み進めるうちに自分で試してみたくなってモゾモゾしてきちゃうのは、私にとって本書が良書であることのサインだ。

関数型言語を触っている時間は、普段じぶんが使っているのとは異なる脳の部位を使ってる感覚がするので面白い。この感覚を一緒に体験したい方は、明日6/6(火)から開催される一連のふつケル写経会に参加してみるのも一興かと オンラインコミュニティとしてははてなのHaskellグループの盛り上がりに期待。

■3 The Debian System―その概念と技法 (MYCOM UNIX Books)(マーチン・F. クラフト/Martin F. Krafft/上川 純一/武藤 健志/トップスタジオ) 「俺はDebianをやめるぞ! ジョジョーッ!!」

さようなら僕の自由。その程度の自由。でも『The Debian SystemMycom』は気になる。サーバは依然Debianだし。


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