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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2005-03-20(Sun) [長年日記]

■1 マトモなたこやき 引き続き、大阪

畏友が婚約者を連れて息子を見にくる。息子のおもちゃをみとめて「それ、前にホームページで探してたやつですよね?」と言われる。初対面なのに。

マトモなたこやきをたらふく食べた。私は満足というか興奮しているのだが、周囲の大阪人は普段から食べているので何の感動もないし、妻は東京の人間なので取り立てて感慨もなく。

息子は初孫ということもあり、実家の家族にずーーっと相手をしてもらえて御満悦。帰り際には、見送りに来た母と弟に手を振るという奇跡を演じて見せていた。他人は誰も信じないだろうけれど、あの場に居合わせた我われ4人はそれを信じる。

1泊2日は慌ただしいな。次に大阪へはいつ行けるんだろ。

帰りの飛行機でケータイを失くした。飛行機で失くしたといくら言ってもJALのカウンタとか電話窓口ではテキトウにあしらわれる。


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