2005-01-30(Sun) [長年日記]
■1
『ソフトウエア開発プロフェッショナル』
スティーブ・マコネル提督がソフトウェア開発に携わる個人を、組織を、そして業界を憂いてらっしゃいます。中盤以降、ものすごい勢いでななめ読み——でも、良い本。
提督は憂愁のレンジが広く射程が長い。なので、読み手それぞれがそれぞれなりにマコネル提督からのメッセージを受信できると思う。私が受信した電波メッセージは、ひとことに集約される。be Agile.
アジャイルさとエンジニアリング技術は直交する概念だ。アジャイルである/ない、とエンジニアリング技術を(個人||組織が)持っている/持っていないの2x2。
図解の必要性がよくわからない事柄が丁寧に図解されていて笑える。ピラミッド建設用岩石の運搬(象が!!)とか、ソフトウェア免許制度の導入シミュレーションとか。
追記
訳注に唐突に「諸星大二郎」とか出てきてドキっとした。出てくるのはそこだけなんだけど。天に対極あり/地に慈気あり/これを地天秦という
[ツッコミを入れる]
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)









