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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2004-11-30(Tue) [長年日記]

■1 猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)(水木 しげる) 『猫楠—南方熊楠の生涯』

不勉強にも水木しげる展に行くまでその存在を知らず、展示してあった表紙とタイトルを見て、読みたくてたまらずグッズ売り場で入手(書影がないよ!> Amazon)。

水木サン・ミーツ・クマグス、そして猫!さらに亀(3コマぐらいしか出ないけど)!これで面白くないわけがない、と思ったら、果たせるかな。破天荒な面白さ。全編是うんこ・しっこ・ゲロ・ちんこ・まんこ! 人間讃歌ッ!! 生命讃歌ッ!!! フマキラー!! って、一児の父が書く内容じゃないですけど。

ところで和歌山は田辺(というか白浜?)には、南方熊楠記念館があって、10年ぐらい前に行ったときは、客は私しか居らず貸切り状態だった。ロケーションは雰囲気あるし、遺品がたくさん置いてあって楽しんだ記憶がある。こちらもオススメ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
kdmsnr (2004-11-30(Tue) 15:47)

むかし、ジャンプでやってました。

たらこせる (2004-11-30(Tue) 16:39)

▲ダメだ、紅大将、ツボはいった...。

かくたに (2004-11-30(Tue) 19:48)

「きちきちさん」Love

(2004-12-02(Thu) 08:31)

南方熊楠記念館、わたしもいきました。雰囲気ありますね。


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