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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2004-07-10(Sat) [長年日記]

■1 「Mocks Are'nt Stubs」

Fowlerタンの新着記事。久びさに更新して「キター」だけでは申し訳ないので(というのだけでもないが)Fowlerタンに「DI記事と同様に翻訳して公開しちゃいますけどいいですか」メールを出した。

「これは是非ともやりたい!!」と思って脊髄反射でメールを出しちゃったんだけど、既に取り掛かってる人がいたらどうしよう。まあ、個人で訳す分には勝手だからやっちゃうけど。

■2 オブジェクト倶楽部納涼イベント@7/9

(書くのが一日ズレちゃった)クリスマス会に続いての第2弾イベント。今回は前回よりも人前に出る要素がより強くなったので、達人プログラマTシャツ「テストとともに往け」バージョンを着用で臨んだ。

私のロール

今回の担当は:

  1. 受付でモギリ
  2. ライトニングトークスの露払いというか噛ませ犬

の2点。 受付は、準備側のオペレーション改善により、前回よりもマトモにこなせたと思う。

一方、ライトニングトークスは「ほんとうに怖いのは人間」という特撮の王道で話を進めるつもりだったが、明らかに準備不足。しかし、私と同様に準備時間が少なかったはずのマキノ氏はバッチリ5分以内で収めていた。ツカミの写真も洋風プレゼンで良かった。彼我との差は何だったのだろうなあ。

言い分を殴り書きしておくと:

  • はるか昔の話とはいえ、5分でまとめて話せるほど整理できていなかった
  • ドラは鳴るためにある(単なる開き直り)

けれど、せっかく与えられた機会を活かせなかったことは事実。猛省。今後の教訓にする。

ワークショップ

と、アダルト指定の部屋に常駐。「要求開発」という言葉はキャッチーでいいな、と思った。詳細と売り込み方については今後の活動に期待。渡辺さんの講演はDOAに対する態度と認識を改めざるを得ない内容だった。「モデリングとはテキスト情報をベースに似顔絵をホワイトボードに描く作業である」。これを「WKのモデリング第一原則」と呼びたい。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
mamatumo@品川 (2004-07-12(Mon) 09:53)

オブジェクト倶楽部のイベント次回は参戦しまーす。そんときはヨロシク。 あ、プロジェクトでFowlerのDependencyInjection記事和訳にリンクしちゃいました。訳 (TдT) アリガトウ

エセ究極のオブジェクター@品川 (2004-07-12(Mon) 15:21)

次回のライトニングトークスに期待してます。


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