2004-06-23(Wed) 「わたしが知っている歴史の唯一の定数は、変化です。—— [長年日記]
■1 と、ギブスンを我田引水。
■2
『XPエクストリーム・プログラミング入門—ソフトウェア開発の究極の手法』
仕事で必要になった(!!)ので、改めて原点に立ち返るべく読み直し。ここ数年の間に学ぼう、身につけようとしてきたことのすべてがここに書いてあるという罠。自分はアジャイル守破離の「守」にも達してないのだなあ、と再確認。
また、この書籍は薄いことと薄いことと薄いことが素晴らしい。一方、この書籍(というよりは翻訳書)の悪いところは以下略。
ゴールへ向かうには自動車で行こう。チョロQではなく。
「バカが征く」の少し前のエントリをコピペ:
あれ? XPって誤解されてる? XPほど顧客が有利でプログラマが身勝手できないのはないんですけど。 プロジェクトが自動車なら、顧客は運転手っていうたとえがあります。プログ ラマはプロジェクトの進捗具合を運転手に伝えるハンドル。ハンドルが自らの 意思で方向を決めることはありません。 硬直した計画ドリブンのヤツっていうのはチョロQみたいなもんですよ。最初 は顧客が車を引っぱりますけど、手を放したら勝手にどっかに行っちゃう。 もちろん、XPだと顧客の負担は増えますけど。でも、それはもともと顧客が決 めるべきことを開発側に任せちゃってるのがおかしいわけで。 -- で、チョロQを真っ直ぐ走らせるためにアレやコレや縛りを入れるっというの もあるんですけど、そういうコストがバカにならないし、気分も悪いし、止め ようぜ、という話もあります。
[ツッコミを入れる]
リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営(Henrik Kniberg/角谷 信太郎/市谷 聡啓/藤原 大)
『なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎』
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK(西村 直人/永瀬 美穂/吉羽 龍太郎)
実践テスト駆動開発 テストに導かれてオブジェクト指向ソフトウェアを育てる(Steve Freeman/Nat Pryce/和智 右桂/高木 正弘)
The RSpec Book (Professional Ruby Series)(David Chelimsky/Dave Astels/Zach Dennis/角谷 信太郎/豊田 祐司/株式会社クイープ)
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson/西村 直人/角谷 信太郎/近藤 修平/角掛 拓未)
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~(Mike Cohn/マイク コーン/安井 力/角谷 信太郎)
インターフェイス指向設計 ―アジャイル手法によるオブジェクト指向設計の実践(Ken Pugh/角谷 信太郎(監訳)/児島 修)
アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)
JavaからRubyへ ―マネージャのための実践移行ガイド(Bruce A. Tate/角谷 信太郎)









