2003-05-29(Thu) [長年日記]
■1 ソフトウェアの自由
Matzにっき。
しかし、思想や信条を手放してしまえば「ソフトウェアの自由」は危険にさらされるのではないか、 思想や信条を抜きにして利用者の都合ばかり考えていては、 フリーソフトウェアの供給は維持できないのではないか、 私はそれを危惧するのだ。
「思想や信条」と聞くと色いろ身構える向きもでてくるのは仕方がない。けれど、RMSの苛立ちや憂慮もそこにあると認識している。曰く、「オープンソース運動はpragmaticな成果として、目覚ましい成果をあげていることは認める。しかし、そこではその成果の実現に寄与するところの大きい『自由』についての議論が置いてけぼりにされている(あやうい記憶に基づく乱暴な要旨)」と。なぜ気づかない。……と言われて困惑する気持ちはわかる。否、正確に書こう。自分じしんがそうだから。だって、なにかにコミットするのって、面倒くさいもん。でも、ね。そうも言ってられないんだよね。どうしよう。
■2 モナーはFlashに乗って海を渡る
ZDNet。
Fraserくんは言う。「モナーは本当にCoolだ」。
詳しくはリンク先を参照だが、Fraserくんの「モナーの歴史」とか「Mona and Giko Cat」は力作だ。
「クラスに1人」の感性を世界中に見出そうとする切実ささえ感じられる。
こういう活動を切実と形容してしまうのは、あるいは感傷的な気もするのだが、その一方で、うまく説明できない清々しい気分になった。この一二ヶ月ほどは殺伐とした思いをすることが多いからか。
■3 『:Revolutions』は全世界同時公開にしたい by ジョエル・シルバー
となると、日本では11/5の週末であるところの11/8公開か? なるべく全米公開に合わせてもらえれば、渡ハワイ資金を『王の帰還』に集中して充てられるので助かるのだが。
■5 ドリームキャッチャー
アーイ・ダディッツ!!!(両腕を天高く突き上げながら)
北海道の色白眼鏡ッ娘から妻への贈り物。寝場所で、頭のほうにブラ下げておけば、悪い夢とか○○○(ネタバレ)とかを真ん中の「蜘蛛の巣」がキャッチしてくれるのだ。良い夢は「蜘蛛の巣」の中心点を通り抜けてくれる。羽根の意味は……一読しただけでは私の英語力では理解できず。今度調べよう。
■6 HikiFarm開始
遅ればせながら、どうにか私のところでもHikiFarmを導入。 お気楽Hikiインスタンス生活でのデータ編成と、旧データの移行を考えないとな。
インストールでちょっと不自由を感じている点。 私のサイトでは、amritaをサーバスペースユーザディレクトリ以下に独自にインストールしているからか、明示的にライブラリパスを指定しないとamritaが見えない。hikifarm.cgiをちょぃとイジらないと行けないのが哀しい。 index.cgiの書式をconfに外出しできるようにすればいいのかなあ。
今後misc/hikifarmのバージョンが上がっていきそうだったら追従をラクにするために何か方策を考えよう。
要訂正では?リロ=>レボ
「王の帰還」を中つ島遠征で迎撃するツアーか...。うちも一家でいきてえ...。
あ、ほんとだ。直そう