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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2005-10-13(Thu) [Edit]

■2 RSpecのTUTORIALを翻訳したよ

Mr.FlypanがBDDについて言及して(しまって)いる。タイミングが良いことに:-)、手元にRSpecのチュートリアルを翻訳したものがある。Steven.R.Bakerに許諾の問い合わせのメールを出したが返事はまだもらえてない(そんなんばっかだな)状態ではあるけれど、フライングで公開しちゃおう。フィードバック歓迎。

翻訳は0.2.0のをベースにしている。RSpecはモックのAPIが0.2.0でガラっと変わっており、jMock臭さが無くなった。このチュートリアルとRSpecのポイントとか、RSpecのモックとか、BDDについてとか、機会があったらもうちょっと何か書きたいと思ってるんだけども、なかなかそのための時間を捻出できない。「誰か」書いてくれないかなぁ :-p

■3 モンティ・パイソン正伝(グレアム・チャップマン/ジョン・クリーズ/テリー・ギリアム/エリック・アイドル/テリー・ジョーンズ/マイケル・ペイリン/ボブ・マッケイブ/須田 泰成/奥山 晶子/宮沢 章夫) 『モンティ・パイソン正伝』

Rails本に続いて、こちらも翻訳が待たれていた、遂に!な一冊。著者にボブマッケイブ、翻訳クレジットに須田 泰成センセイ。説明無用、すぐさま予約。

テリー・ギリアム映像大全(ボブ マッケイブ/Bob McCabe/川口 敦子) みんな既に持ってると思うけど、

ボブ・マッケイブは、『テリー・ギリアム映像大全』の著者。

■4 『ウォレスとグルミット:野菜畑で大ピンチ!』

ドリームワークス製作の新作がついに。大ピンチ? なに言ってんの? 『人兎の呪い』(The curse of the were-rabbit)だろうが。粘土人形だからって勝手に背景白くして「女子供向け」の枠にはめないように。

「あー、いつになったら映画祭に行けるようになるのかなぁ」とこの時期になると思うようになって幾星霜。しかし私は「選択した」のだよ、スミス。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TrackBack [http://dev.rakusui.jp/diary/?date=20051013#p01 樂水開発日記 [Rai..]

sky [ぐっさりオレの胸に突き刺さりました。>「選択した」のだよ、スミス オレも選択しよう、選択だ。]


2007-10-13(Sat) [Edit]

■1 クイック・ジャパン74 (Vol.74)(Perfume さまぁ~ず 銀杏BOYZ) DTM MAGAZINE 2007年 11月号 [雑誌] 『Quick Japan Vol.74』『DTM MAGAZINE』2007年11月号

買ってきた。妻とリニューアルしたゲウチャイでランチしたついでに。ネットよりも錦糸町のほうが入手容易という。この2冊だけ持ってレジに行くのはちょっとした罰ゲーム気分。QJ買ったのって10年ぶりとかだったりしないか。あとで書く(までもない)。


2008-10-13(Mon) [Edit]

■1 Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント(Johanna Rothman/でびあんぐる) 『Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント』

『Ship It!』に続いてオーム社から(オーム社から!)出ます。達人プログラマーの本棚シリーズ。Do It!シリーズで残ってるのは『Release It!』か。

すでにkdmsnrbeakmarkといったレビュワーな方々による紹介や、Agile2008のExprience Reportでプロデュースしてもらって著者本人とも面識のあるfkinoのwktk感が既に更新されているので、そちらを参考に。

私は今はちょっとまだ読めないので(すみません)、原書をざーっと見たときのおぼろげな記憶とともに本書と関係あるような、ないようなことを言っておこう。

いまたぶんアジャイル開発の業界シーンを把握するならInfoQのアジャイルカテゴリが非常によくて、彼らは本気でやろうとしているんだなあ、という空気を読みとれる。(その一部を翻訳したり、日本語の独自記事があったりしているのが、InfoQの日本語版のアジャイルカテゴリ)。で、本書もそういう文脈に位置づけられる一冊だと思う。

本書のポジションは:

かなあ。特に最後のポジションは重要じゃないかしら。プロジェクトマネージャ向けだね――って、だから『Manage It!』なのか。うまいこと名前つけたな。

ところでいま、Pragmatic Bookshelfで5周年祭が開催されていて、過去5年間に購入した冊数に応じて最大60%ディスカウント実施中らしい。私は35%ディスカウントでした。何冊買えば60%ディスカウントなんだろう。私の購入履歴は19冊だった。


Ship It! ソフトウェアプロジェクト 成功のための達人式ガイドブック(Jared Richardson/William Gwaltney Jr./でびあんぐる)

Release It!: Design and Deploy Production-ready Software(Michael T. Nygard)

リーン開発の本質 ソフトウエア開発に活かす7つの原則(メアリー・ポッペンディーク/トム・ポッペンディーク/高嶋 優子/天野 勝/平鍋 健児)

アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣(Venkat Subramaniam/Andy Hunt/木下 史彦/角谷 信太郎)

XPエクストリーム・プログラミング入門―変化を受け入れる(ケント ベック/Kent Beck/長瀬 嘉秀/テクノロジックアート)

Tags: ohmusha

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