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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2003-06-09(Mon) [Edit]

■1 Gauche

textfile.orgで紹介されていたので、記事を入手。Debianで遊ぼうと思ったらパッケージが収録されているのはsidなのか。Cygwinでコンパイルするか。

すっかりapt-get猿な近頃。make;make installに抵抗を感じるようになっている。いかんなあ。

Tags: Debian

■2 The yukiwiki

The yukiwikiにも補足されてしまった。これからは小人として頑張ろう。

■3 『The Java Developer's Guide to ECLIPSE』

職場では『パーフェクトマニュアルVol.1』『導入ガイド』を手にした面々から「モノ足りない」という声があがっていた本日到着。全854頁。大部だ……。

しかしながら、この書籍、ただ大部なだけじゃあない。三部構成+索引になっているのだが、その構成比を以下に挙げる比率はざっくりしたもの):

  • Part I:Eclipseを実行する(21.5%)*1
  • Part II:Eclipseを拡張する(51.5%)
  • Part III:練習問題(22.8%)
  • 索引(4.1%)

Eclipseは単なるIDEではなく、生き方なのだ(Eclipse is not an IDE, but a way of life.)。なので、それを扱う書籍のキモが「Extending」となるは必定。第2部の頁数はざっくりしたカウントで440頁ある。ちょっとした書籍一冊分ですなあ。

内容は章見出しを眺めただけでも、Eclipseアーキテクチャの概要から始まって、PDE、SWT、ダイアログとウィザード、ビュー、エディタ、パースペクティブからヘルプの提供にOLEとActiviX、Swingとの相互運用性など一通りEclipseプラットフォームの内容は網羅しているような印象。

結局はオンラインのドキュメントを読まざるを得ないのだろうけれど、とっかかりとしては助かる。日本語でもこういう硬派な書籍が出るといいなあ。問題は、2.0とAPI互換性が無いらしいEclipse 3.0のM1がリリースされちゃっているのと、これをいつじっくり読めるのか、だ。『剣鬼喇嘛仏』も妻に奪われてしまっているんだよなあ。

Tags: 書籍

*1 面倒なので目次やForeward等などもまとめて勘定した。


2004-06-09(Wed) [Edit]

■2 ノーキャッシュ

自分の財布の中身ではなくて。

青木さんやきたさんところで話題になっていた頃は「自分には関係ねーなー」と思っていたので、すっかり忘れていた。

tdiary.conf直書だと設定画面の設定をイジると消えちゃうので、もうちょっと調べて導入しようと思います。久しくtDiary本体/プラグインは追いかけてないから勘所がつかめない……。

Tags: tDiary

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