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Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2003-06-03(Tue) [Edit]

■1 インタビュー: Eric Raymond基本に戻る

IBM dw。ESR御大、近頃はコードを書いているのか。『The Arts of Programming』は8月に発売とのこと。『UNIXプログラミング環境』のような内容だそうな。問題は、技術ではない。むしろ問題は文化だ、と。私も早く、技術は問題じゃないと言えるようになりたい……。ところで今回も山形センセイは邦訳してくれるのか、どうか。

Pythonで書いたカーネル・コンフィギュレータが2.5のソースコードツリーに取り込まれなくて納得いってないようだが、どーゆう経緯だったのだろう。問題は、政治だったってこと?

Memorable Quote:

われわれが目指しているのは、ソフトウェアが製造業まがいの産業ではなくサービス産業である世界であり、製造業から連想されるような莫大な投資収益や高い利益とは無縁である世界だからです。

スーツ野郎たち{{fn 'って、私もいちおうスーツ着て仕事してるんだけど。心にはいつもジージャン着用だ。'}}には早く気づいてもらいたいもんですな。

Tags: 電網

■2 Something different; I can feel them...

だんだんニッポンのSI業界の末席に連なるボンクサラリーマン的独白が増えているのは自覚している。私には酔呆庵 the Coreのようなストイックな志は貫徹できそうにない。かつて、そうであることを目論見もした、「公*1」は私であって私でないという「アンダーソン/ネオ」的な位置取り。It seems that you've been living two lives.

というのも、ここ1、2年ほどは生活時間全体に対して「現実世界」での出来事と対処の占める割合が大きくなっている。Welcome to the Desert of the Real.

プロセスは私の意識の在り方を変容させたにも拘わらず、私は取り返しのつかぬほど人間のままなのだ。此処こそが現実だと思い込んでていた電網空間が、仮想であると思い込んでいた現実空間に侵蝕される。「The One」的な位置取りとでも呼ぶべきか。Something different; I can feel them... あるいは、白のガンダルフ。東へは、行かん!!

って、要は、単に職業的な関わりやら嗜好やら状況やらでも書かないことには日々の更新は続けられない、といいうだけの話なんだけど。

私は軽やかにthe Netを飛び回って最新ネタを集められるわけでもなければ、自らの(消費|投資)活動の衝動、過程および結果を報告できるわけでもない。かといって多くの(日記者|blogger)のようにコミュニケーション指向で思考と嗜好と試行を積み重ねられるわけでもなし。

なのに、何ゆえ続けようとするのか。それはこれが「日記」ツールだから。この顛倒だけはサイトを構えてから不動の自分じしんの属性である。

Tags: 日記

*1 氏にとっては文字通り、「公」なわけだが

■3 「オープンソース政策についての討論会のお知らせ」

  • 日時:6月25日(水) 18:30-21:00
  • 場所:経済産業研究所(経済産業省別館11F)1121会議室

おおっ。会社をサボらなくても済む。メンツだが:

  • 経済産業省:福田秀敬商務情報政策局参事官(IT産業室長)、久米孝情報処理振興課長補佐、村上敬亮情報経済課長補佐
  • オープンソースコミュニティ:Ruby開発者まつもとゆきひろさん、オモイカネ社大熊さん、GNUプロジェクト/Debian GNU/Linuxプロジェクト八田真行さん、OSDN Japan佐渡修治さん、miraclelinux社吉岡弘隆さん、FSIJ/m17n.org g新部裕さん、三菱総合研究所比屋根一雄さん、テックスタイル社岡田良太郎さん、風穴江さん他

なんじゃこの豪華メンツは!!! 申込みは6/4から、メールで。Don't miss it.

追記

あ、なんだ。/.jpにもタレコミされてるじゃん。

Tags: 電網

■4 『:Reloaded』某重要キャラとの対話(註釈付き)

リンク先、ネタバレにつき取扱注意されたし

某重要キャラの発言の原典にあたり、それを元にWhat is the (Matrix|Zion|Neo)?を考えるストロング・スタイル。参照するは『The Matrix』のみ。「intuitive program」についての考察は、ホントにそうなのかなー。……あ、モニカ・ベルッチへのインタビューも参照してるのか。

Tags: Matrix

■5 C64抽選漏れ

抽選漏れ……。コンセプトから練り直しでC65で再挑戦? たらこせる画伯のマンガはどうにかしてマテリアルとして残すべきだと思うのだ。私じしんはコミケで頑張るにはやはりヌルすぎて、だめぽ……。

Tags: コミケ
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たらこせる [今、ン・マンタばりの泣き笑いの表情を浮かべる俺。ダイナマ釈...。]


2004-06-03(Thu) 生存報告 [Edit]

■1 Unix / JVM

  • C言語 / Javaクラス
  • make / Ant,Maven
  • シェルスクリプト / Groovy

■2 「工程」

要求 -> テスト -> 設計 -> 実行 ->以後繰り返し

製造?実装?それはキカイの仕事だろ

■3 Lightweight Language Weekend 2004

万難を排して行く!! Pコード:983-377


2005-06-03(Fri) [Edit]

アジャイルプロジェクトマネジメント 最高のチームづくりと革新的な製品の法則(ジム・ハイスミス/小野 剛/平鍋 健児/高嶋 優子) 『アジャイルプロジェクトマネジメント』

■1 まだ書誌情報も少なく、書影もないけれど、amazonで予約できるようになった模様。ジム・ハイスミスの最新刊の邦訳。2005/06/09発売予定?

2005/06/04 追記: 買ってきた

たぶんいわゆる"フラゲ"ってやつだ。書籍の最後の最後にAdvanced Power ManagementじゃないほうのAPMの価値・原則・プロセスフレームワーク・プラクティスのをまとめた表がついている。『コンスタンティン』と同じように、最後までお見逃しなく。

訳者あとがきにクレジットがある。恐縮だ。

適応型ソフトウエア開発-変化とスピードに挑むプロジェクトマネージメント (Object Oriented Selection)(ジム・ハイスミス/ウルシステムズ株式会社/山岸 耕二/原 幹/中山 幹之/越智 典子) ちょっと読んでみた

『適応型ソフトウエア開発』のときもそうだったのだが、私にとってはハイスミスの本は殺し文句満載で、線を引きながら読むとほぼ全ページ線だらけになってしまう。なので、初読では線が引けない。

ちなみに、KKDさんの『ASD』は、黄色い付箋紙が山のように挟んであって御堂筋の銀杏並木のような状態になっていた。その気持ち、よくわかる。


でもアジャイルソフトウェア開発エコシステム (アジャイルソフトウェア開発シリーズ)(ジム ハイスミス/Jim Highsmith/長瀬 嘉秀/今野 睦/テクノロジックアート) 『アジャイルソフトウェア開発エコシステム』は、KentBとファウラーのインタビューを読んだ以外は、通読できていない。


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 [APMなかなか発送されない〜]


2007-06-03(Sun) [Edit]

■1 息子と散髪に行く

3回目。初回と2回目は息子だけだったけど、今回は私も。おとなしく座って理髪師の指示に従っていた模様。あとで息子に聞いたら「さんぱつやさんでかみのけチョキチョキたのしいの」とのこと。

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