Webサイトとは「つい、うっかりの存在論」である。

角谷HTML化計画

「むずかしく考えることはない」と、偉そうに葉巻を振りまわしながら、トレヴィラヌスはいった。「ガリラヤの太守がじつにみごとなサファイアを持っていることは、みんなが知っている。何者かがそれを盗むつもりで、間違ってここへ入ったんだ。ヤルモリンスキーが起きていたので、泥棒は殺さざるをえなかった。どうだね、これで?」
 「そのとおりかもしれません。しかし、おもしろくはないですね」と、レンロットは答えた。
J.L.ボルヘス『死とコンパス』(『伝奇集』収録)

2004-02-10(Tue) [長年日記]

■1 『The Art of Computer Programming Volume1 Fundamental Algorithms Third Edition 日本語版』

私は確実に「TAOCPなんかを入手するよりも前にアルゴリズムの初歩を勉強した方がいいんじゃない」な者だよなあ……。

読まなくてもいいから本棚に置いとく価値のある本」だそうで(真に受けてどうする)、出版後の評判を日和見的に待ってからでも遅くないかも。

書泉ブックタワーには例によってフライングの実物が置いてあったのだけれど、版型がデカイ……。デカくて紙質も良いので書き込みするには向くかもしれないけれど、持ち歩いて電車で読むのは辛そう。

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■2 『ドニー・ダーコ』

セカイ系。存在するものは絶望だけでない。そこには希望も存在する。

自分がストライクな世代からわずかに逸れて少し下で、現状ではどうにかいわゆる思春期を抜けていたことに安堵する。まあ、私の場合は「不幸なことに不幸がなかった」ので、なんにしても軽傷なのだが。

2004年2月10日時点での日本マスメディアにおける「牛丼の消える日」報道(報道と呼べるのか?)は「2ちゃんねる・ダーコ」と呼んでもよさそうな気も。

「なぜお前は人間の着ぐるみを着ている?」

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